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三国志の英雄たちの詩を調べたら司馬懿ヒドすぎワロタwww

曹丕 曹植

三国志は、弱肉強食の世界ですから、まず第一に見られるのは、

武勇か知略であろうと思います。

 

しかし、人間、武勇や知略ばかりではない、教養でも勝負してみようではないか?

という事で、今回は三国志の英雄達のポエマーな才能で順位をつけてみましょう。

 

 

三世紀の小田和正? 劉備玄徳(りゅうび・げんとく)

劉備 呂布 肉取り合い

劉備が詩を読んだというと、意外に思うかも知れませんが、

それが、有名な脾肉の嘆の故事になった、この詩です。

 

吾常身不離鞍 髀肉皆消 今不復騎、髀裏肉生

日月若馳 老將至矣、而功業 不建、是以悲耳。

 

もちろん、このままだと、訳がわからないので、

現代文に直すと大体は、こんな意味になります。

 

劉備の詩を現代文に翻訳してみました

劉備 髀肉の嘆 ゆるキャラ

 

♪私は、常に馬の鞍を体から離す事は無く、太股に贅肉なんか無かった。

今は、太股にお肉がついちゃって、もう馬にも乗れない(泣)

若かった、青春の日は過ぎ去り、年老いた私がいる。

なのに、いまだ、これといった手柄も立てられない、悲しくて堪らない。

 

いいんじゃないですか?女々しくて雄大さはないけど、、

オフコースの歌みたいに聞こえます。

 

いよっ、小田和正、劉備!!

 

関連記事:髀肉の嘆(ひにくのたん)って何?劉備が嘆いた言葉とは?

 

 

三世紀のさだまさし? 諸葛亮孔明(しょかつりょう・こうめい)

三顧の礼 ゆるキャラ 孔明

劉備の軍師、孔明は若い頃は荊州の田舎に引きこもっていたので、

詩を読むヒマがあったようです。

 

一番知られているのが、梁吟歩(りょうぎんほ)という、この詩

 

歩出斉城門 遥望蕩陰里 里中有三墳 塁塁正相似

問是誰家墓 田疆古冶子 力能排南山 文能絶地紀

一朝被讒言 二桃殺三士 誰能為此謀 国相斉晏子

 

こちらを現代文に直すとこんな風になります。

 

孔明の詩を現代文に翻訳してみました

諸葛孔明

♪斉の城門を歩いて出いて、遠くに蕩陰(とういん)の村を眺めると

そこにお墓が三基あります、並んで立っていてよく似ています。

 

「これはどちらのお墓ですか」と私は聞きました

 

「これが有名な公孫接(こうそんせつ)、田開彊(でんかいきょう)、

古冶子(こちし)のお墓なんですよ}

 

この三人は南山を動かすほど怪力で大地の四隅を繋ぐ紐を

切ってしまえる程に学問もできる人たちでした。

でも、一度、でまかせを言われ、二つの桃が三人を殺しました

 

「誰がこんなはかりごとをしたのでしょうか?」

はい!それは斉の名宰相の晏嬰(あんえい)です。

 

牧歌的な歌だな~と思っていたら、最期に三人死にました。

殺したのは、晏嬰(あんえい)ですと来ています(笑)

 

孔明は、この歌を時折、口ずさんでいたといいます。

はい、何か怖いですけど、、これは晏嬰の知略を称えた詩だそうです。

 

関連記事:三国志初心者の為の諸葛孔明ってどんな人

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三世紀のフレディ・マーキュリー? 曹操孟徳(そうそう・もうとく)

現実主義曹操

 

曹操は、自他共に認める詩人で、沢山の詩を読んだ天才ですが、

今回は、人生の悲哀を歌った、この詩をチョイス

 

對酒當歌 人生幾何 譬如朝露 去日苦多

概當以慷 幽思難忘 何以解憂 唯有杜康

 

曹操の詩を現代文に翻訳してみました

お酒 三国志 曹操

♪、さあ、酒を飲んで歌おう 人生なんか一瞬だ!

例えるなら朝露みたいなもんさ、、

毎日は、ただ苦々しく過ぎ去っていくばかりだ。

 

さあ、感情の高ぶるままに、高らかに歌え!!

それでも、心の奥底の悲しみは消えない。

 

なあ?だれが、この憂さを晴らしてくれる?

ただ、酒の力があるだけさ・・そう酒があるだけさ・・

 

この流れるような情感とリズムと疾走感はまさにフレディです。

 

楽しんでいるようで虚無的であり、デカダンを感じる。

詩においても自身を高らかに歌い上げた曹操ならではの作品です。

 

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これはヒドイ、0点のポエム 司馬懿仲達(しばい・ちゅうたつ)

司馬懿

司馬懿は、有能な人物であり、文人であった曹丕(そうひ)とも

仲が良かったのですが文芸らしき事に彼が関与した事はありませんでした。

 

しかし、そんな彼も、西暦239年に将軍として公孫淵(こうそんえん)を

討伐した時には嬉しくて詩を読んでいるのですが、

これが滅茶苦茶下手なのです。

 

天地開闢 日月重光 遭遇際会 畢力選方

将掃穢甫 還過故郷 肅清万里 総斉八荒

告成帰老 待罪武陽

 

これが、司馬懿の読んだ詩なのですが、これを現代文にすると、

このような内容になります。

 

司馬懿の詩を現代文に翻訳してみました

三国志 武器

 

♪天地は開けて、太陽と月は輝きを増しております。

私は、仕えるべき君主と遭遇し、そして賊討伐を任されました。

汚らわしい公孫の残党を掃討して、懐かしき故郷に帰ります。

 

粛清は、万里に及び、荒ぶる八方の賊を平らげます。

手柄を報告したら故郷で隠居し、罪を武陽で待ちましょう。

 

もうね、これは情感も志操の欠片もありません。

ただの戦況報告文をポエムっぽくしただけです。

 

やたらと、天地とか八方とか万里というワードを駆使しても、

内容が内容だけにありきたりで陳腐だし、罪を武陽で待つも

「手柄立てましたぜ感」が、ぷんぷんで嫌みです。

 

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司馬懿は詩文に関心がなかったのでは?

司馬懿 はじめての三国志

これを見ると司馬懿は、おおよそ、詩文というものに関心がない

そういう人物だったのかも知れません。

 

三国志の後半では圧倒的な力を誇りながら、司馬懿にいまいち

人気がないのは、この乾いた、ドライな人間性のせいかも・・

 

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三国志ライターkawauso審査員長による採点

kawauso 三国志

 

さて、第一回、英雄ポエム対決は、kawausoの独断で、

1位が曹操、2位が劉備、3位が孔明、ビリが司馬懿という事で、

いかがなものでしょうか?

今日も三国志の話題をご馳走様でした・・

 

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