朝まで三国志悪
まだ漢王朝で消耗してるの?




はじめての三国志

menu

はじめての変

三国志の英雄たちの詩を調べたら司馬懿ヒドすぎワロタwww

この記事の所要時間: 329

曹丕 曹植

三国志は、弱肉強食の世界ですから、まず第一に見られるのは、

武勇か知略であろうと思います。

 

しかし、人間、武勇や知略ばかりではない、教養でも勝負してみようではないか?

という事で、今回は三国志の英雄達のポエマーな才能で順位をつけてみましょう。

 

 

三世紀の小田和正? 劉備玄徳(りゅうび・げんとく)

劉備 呂布 肉取り合い

劉備が詩を読んだというと、意外に思うかも知れませんが、

それが、有名な脾肉の嘆の故事になった、この詩です。

 

吾常身不離鞍 髀肉皆消 今不復騎、髀裏肉生

日月若馳 老將至矣、而功業 不建、是以悲耳。

 

もちろん、このままだと、訳がわからないので、

現代文に直すと大体は、こんな意味になります。

 

劉備の詩を現代文に翻訳してみました

劉備 髀肉の嘆 ゆるキャラ

 

♪私は、常に馬の鞍を体から離す事は無く、太股に贅肉なんか無かった。

今は、太股にお肉がついちゃって、もう馬にも乗れない(泣)

若かった、青春の日は過ぎ去り、年老いた私がいる。

なのに、いまだ、これといった手柄も立てられない、悲しくて堪らない。

 

いいんじゃないですか?女々しくて雄大さはないけど、、

オフコースの歌みたいに聞こえます。

 

いよっ、小田和正、劉備!!

 

関連記事:髀肉の嘆(ひにくのたん)って何?劉備が嘆いた言葉とは?

 

 

三世紀のさだまさし? 諸葛亮孔明(しょかつりょう・こうめい)

三顧の礼 ゆるキャラ 孔明

劉備の軍師、孔明は若い頃は荊州の田舎に引きこもっていたので、

詩を読むヒマがあったようです。

 

一番知られているのが、梁吟歩(りょうぎんほ)という、この詩

 

歩出斉城門 遥望蕩陰里 里中有三墳 塁塁正相似

問是誰家墓 田疆古冶子 力能排南山 文能絶地紀

一朝被讒言 二桃殺三士 誰能為此謀 国相斉晏子

 

こちらを現代文に直すとこんな風になります。

 

孔明の詩を現代文に翻訳してみました

諸葛孔明

♪斉の城門を歩いて出いて、遠くに蕩陰(とういん)の村を眺めると

そこにお墓が三基あります、並んで立っていてよく似ています。

 

「これはどちらのお墓ですか」と私は聞きました

 

「これが有名な公孫接(こうそんせつ)、田開彊(でんかいきょう)、

古冶子(こちし)のお墓なんですよ}

 

この三人は南山を動かすほど怪力で大地の四隅を繋ぐ紐を

切ってしまえる程に学問もできる人たちでした。

でも、一度、でまかせを言われ、二つの桃が三人を殺しました

 

「誰がこんなはかりごとをしたのでしょうか?」

はい!それは斉の名宰相の晏嬰(あんえい)です。

 

牧歌的な歌だな~と思っていたら、最期に三人死にました。

殺したのは、晏嬰(あんえい)ですと来ています(笑)

 

孔明は、この歌を時折、口ずさんでいたといいます。

はい、何か怖いですけど、、これは晏嬰の知略を称えた詩だそうです。

 

関連記事:三国志初心者の為の諸葛孔明ってどんな人

関連記事: 肉まんから紙芝居まで? 諸葛孔明の発明伝説

 

三世紀のフレディ・マーキュリー? 曹操孟徳(そうそう・もうとく)

現実主義曹操

 

曹操は、自他共に認める詩人で、沢山の詩を読んだ天才ですが、

今回は、人生の悲哀を歌った、この詩をチョイス

 

對酒當歌 人生幾何 譬如朝露 去日苦多

概當以慷 幽思難忘 何以解憂 唯有杜康

 

曹操の詩を現代文に翻訳してみました

お酒 三国志 曹操

♪、さあ、酒を飲んで歌おう 人生なんか一瞬だ!

例えるなら朝露みたいなもんさ、、

毎日は、ただ苦々しく過ぎ去っていくばかりだ。

 

さあ、感情の高ぶるままに、高らかに歌え!!

それでも、心の奥底の悲しみは消えない。

 

なあ?だれが、この憂さを晴らしてくれる?

ただ、酒の力があるだけさ・・そう酒があるだけさ・・

 

この流れるような情感とリズムと疾走感はまさにフレディです。

 

楽しんでいるようで虚無的であり、デカダンを感じる。

詩においても自身を高らかに歌い上げた曹操ならではの作品です。

 

関連記事:三国時代のお酒は発泡酒レベルだった?

関連記事: 三国時代の料理と酒って何を食べてたの?英雄たちの宴が気になる

関連記事:曹操自ら、行軍の苦しさを詠んだ 苦寒行(くかんこう)

 

これはヒドイ、0点のポエム 司馬懿仲達(しばい・ちゅうたつ)

司馬懿

司馬懿は、有能な人物であり、文人であった曹丕(そうひ)とも

仲が良かったのですが文芸らしき事に彼が関与した事はありませんでした。

 

しかし、そんな彼も、西暦239年に将軍として公孫淵(こうそんえん)を

討伐した時には嬉しくて詩を読んでいるのですが、

これが滅茶苦茶下手なのです。

 

天地開闢 日月重光 遭遇際会 畢力選方

将掃穢甫 還過故郷 肅清万里 総斉八荒

告成帰老 待罪武陽

 

これが、司馬懿の読んだ詩なのですが、これを現代文にすると、

このような内容になります。

 

司馬懿の詩を現代文に翻訳してみました

三国志 武器

 

♪天地は開けて、太陽と月は輝きを増しております。

私は、仕えるべき君主と遭遇し、そして賊討伐を任されました。

汚らわしい公孫の残党を掃討して、懐かしき故郷に帰ります。

 

粛清は、万里に及び、荒ぶる八方の賊を平らげます。

手柄を報告したら故郷で隠居し、罪を武陽で待ちましょう。

 

もうね、これは情感も志操の欠片もありません。

ただの戦況報告文をポエムっぽくしただけです。

 

やたらと、天地とか八方とか万里というワードを駆使しても、

内容が内容だけにありきたりで陳腐だし、罪を武陽で待つも

「手柄立てましたぜ感」が、ぷんぷんで嫌みです。

 

関連記事:何で劉備と司馬懿は無能な人間のふりをしたの?分かりやすく解説してみるよ

関連記事:諸葛亮孔明、司馬懿仲達、名前はどこで区切るの?

 

司馬懿は詩文に関心がなかったのでは?

司馬懿 はじめての三国志

これを見ると司馬懿は、おおよそ、詩文というものに関心がない

そういう人物だったのかも知れません。

 

三国志の後半では圧倒的な力を誇りながら、司馬懿にいまいち

人気がないのは、この乾いた、ドライな人間性のせいかも・・

 

関連記事:中国史上、最大の軍師は誰なの?孔明?司馬懿か?

関連記事:曹丕(そうひ)得意の詩で蜀の調理法を斬る

関連記事:そうだったのか!?曹丕はスイーツ男子。詩にスイーツの想いを込めちゃったよ!

 

三国志ライターkawauso審査員長による採点

kawauso 三国志

 

さて、第一回、英雄ポエム対決は、kawausoの独断で、

1位が曹操、2位が劉備、3位が孔明、ビリが司馬懿という事で、

いかがなものでしょうか?

今日も三国志の話題をご馳走様でした・・

 

関連記事:kawausoって、何者?

関連記事:三曹七子にも並ぶ女流詩人、蔡文姫の数奇な人生

 

 

こちらの記事もよく読まれています

曹操 詩

よく読まれてる記事:曹操の詩の世界を体験してみよう

 

曹操 健康

 

よく読まれてる記事:曹操は健康オタク?三国時代のロングブレス健康法

 

曹操 弱点 蟻

関連記事:曹操には弱点はないの?

 

 

この記事を書いた人:kawauso

kawauso

■自己紹介:

どうも、kawausoでーす、好きな食べ物はサーモンです。
歴史ライターとして、仕事をし紙の本を出して大当たりし印税で食べるのが夢です。
もちろん、食べるのはサーモンです。

関連記事

  1. 【キングダム】趙峩龍(ちょう・がりゅう)って本当に強いの?
  2. 蜀のブサメン軍師、龐統は魯粛のスパイだった?劉備と龐統、仮面主従…
  3. 諸葛亮の死因は過労死らしいけど、一体どんな仕事してたの?
  4. 鍾会の蜀討伐案と羊祜の呉討伐案の違いってなに?
  5. 趙直(ちょうちょく)とはどんな人?夢占いで人の運命を占った蜀の天…
  6. さよなら2015年!年忘れだよ♪三国武将の名言・珍言語録
  7. 99話:荊州を餌に孫権に合肥を攻めさせる劉備
  8. ゴールデンカムイネタバレ予想 128話 新月の夜

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. まったく安心できない三国志の全裸男、禰衡(でいこう)
  2. 【軍師連盟】司馬懿が起こしたクーデターは博打だったの?
  3. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース34記事【2/27〜3/5】
  4. 【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第20話 「罪と罰」の見どころ紹介
  5. 蒋済(しょうさい)とはどんな人?曹魏四代に仕えた宿老の生涯
  6. 孫策、旧勢力に恨まれ無念の死を遂げる

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

【大三国志 攻略7】大注目!序列第1位のあの同盟が登場!天下乱舞はどうなっているのか!? 三国時代にも「ザ・たっち」は存在した?後漢時代に存在した双子についての記録が凄い! これはみみっちい・・実は手紙をガン見していた曹操の逸話 【センゴク】羽柴秀吉の播州攻略と上月城救援戦 強力な曹操の脅威に呉・魯粛と蜀・孔明の思惑が一致 王平(おうへい)ってどんな人?馬稷の山登りを止めようとした蜀の武将 関羽と張遼の「交流」をピックアップ!三国志演義のサイドストーリーに迫る!前篇 こんなに豪華!三国志演義の銅雀台の宴を再現してみるよ【後半】

おすすめ記事

  1. 諸葛亮をこよなく愛した土井晩翠、星落秋風五丈原が後世でも形を変えて愛されていた!
  2. 57話:劉備はどうやって三国志界の天才軍師・諸葛孔明を手に入れたの?
  3. 孔明とは違うのだよ!天才姜維の斜め上北伐とは?両者の徹底比較
  4. 魏延を倒した楊儀は孔明が亡くなった後どうなったの?
  5. 11話:パンドラの箱を開けた漢王朝
  6. 程普(ていふ)ってどんな人?孫家三代に仕え、数々の戦を戦った孫呉の重鎮
  7. 思わず「やりすぎだろ」と声が出る!脳筋・呂布が袁術にたかる方法が現代でも使える【ビジネス三国志】
  8. そんなカバな!!赤兎馬はカバだった?関羽は野生のカバに乗って千里を走った?(HMR)

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
PAGE TOP