曹操孟徳特集
黄巾賊




はじめての三国志

menu

はじめての変

孫策と周瑜の怪しい関係は事実だったの?子不語にある逸話を紹介!

この記事の所要時間: 358

周瑜と孫策

 

断金(だんきん)の交わりと称される程の強い絆を持ち、

また美少年とされた孫策(そんさく)周瑜(しゅうゆ)

そのルックス故に、BLストライクな二人ですが、そんな二人の関係は、

本当の所、怪しかったのでしょうか?

 

 

中国の人々は二人の関係をどう思ったのか?

㈱三国志 劉備 孔明

 

中国では「水魚の交わり」が夫婦という意味があり転じて、夫婦のような仲

男色の隠語をして使われる場合があります。

 

それは諸葛孔明(しょかつこうめい)劉備(りゅうび)の親密な

間柄を勘ぐっての事でしょうが、

この隠喩は断金の交わりにも当てはまるとか当てはまらないとか・・

それを匂わせるような昔の怪奇話を見てみましょう。

 

関連記事:えぇぇ~!?あの孔明が劉備に対して怒りの仮病!?

関連記事:諸葛孔明の影に隠れる劉備

関連記事:劉備はどうやって三国志界の天才軍師・諸葛孔明を手に入れたの?

 

清の時代に造られた 子不語(しふご)にある逸話 「双花廟」

 

子不語の「子」とは、孔子(こうし)の事で不語は語らないという意味です。

これは「怪力乱神(かいりき・らんしん)を語らず」として

超常現象を語らなかった孔子の逆を行き、怪奇話を語ろうという本なのです。

 

桂林に蔡(さい)という美少年が住んでいました。

ある日、観劇をしていた彼の尻を頻りに触ってくる人がいました。

蔡は怒り、罵倒してやろうと、その手を掴んで怒鳴ろうとすると、

蔡より年下で蔡よりも美しい美少年でした。

 

「なんと美しい少年か」

一目見て、お互いを気に入った二人は、すぐに義兄弟の契りを結び

どこに行くにも一緒、食事も一緒と言うほどに仲陸まじくなります。

 

ところが、あるならずものが、二人の美しさに欲情して乱暴しようとします。

二人は抵抗した為に、怒ったならずものに殺されてしまいました。

 

関連記事:孔子・孟子・筍子?儒教(儒家)ってどんな思想?

関連記事:儒教(儒家)ってどんな思想?|知るともっとキングダムも理解できる?

関連記事:儒教が引き金?外戚と宦官の対立はなぜ起こったのか

 

双花廟(そうかびょう)が立てられる

photo credit: _T209542_b2 via photopin (license)

photo credit: _T209542_b2 via photopin (license)

 

桂林の人々は、そんな二人を哀れに思い、双花廟(そうかびょう)という廟を立てて、

二人を祀るようになります。

 

そこへ、願を掛けると、どんな願いでも叶うというので、

評判になり、廟は参拝者が絶えない人気スポットになります。

 

関連記事:横浜中華街の関帝廟はどうやって誕生したの?

関連記事:関帝廟ガイド~知っておきたい、正しい「基本」の参拝方法

 

大髭の劉という邑令が登場し、廟を取り壊す

 

数年後、桂林に大髭(おおひげ)の劉(りゅう)という邑令(ゆうれい)がやってきます。

劉は、双花廟に人気があるのを不思議に思って、その由来を聞きました。

 

「汚らわしい!これは淫祠(いんし)というものだ。

そんな不良少年を祀る事は許さん」

 

劉は由来を聞いて怒り、双花廟を破懐させてしまいます。

 

ところが、廟を破懐した直後、眠っていた劉の枕元に、死んだ二人の美少年が

出現して、劉を激しく罵ります。

 

「お前は、一体、私達を管轄する役人でもなければ下僕でもない、

私達の事など何も知らないはずなのにどうして、不良などと決めつけるのか?

私達が不良なら、三国時代の美少年である

孫策(そんさく)と周瑜(しゅうゆ)はどうなるのだ?

彼等は天下の英傑で、仲が良く寝所を共にした、それも不良少年か?」

 

そういいつつ、二人は、劉の悪行を並べ立てながら、その髭に3尺の棒を

巻きつけた所で、劉は目を覚ましました。

 

数年後、劉は二人が並べ立てた悪行がばれて、処刑されました。

 

関連記事:周瑜はどうやって時代を超越した軍師・魯粛を手に入れたの?

 

自分達と孫策周瑜を並べる所に怪しさが・・

周瑜 美男子

 

双花廟の二人の美少年が、自分達と孫策周瑜を並べた所が意味深な逸話です。

そもそもの始まりが、尻を触る所から始まっているので、

二人に肉体関係がないというのはどうにも信じられないのですが、

それは兎も角、二人が、自分達と孫策・周瑜を並べた所に、

私達もBL、孫策・周瑜もBLみたいな、主張を感じてしまうのです。

 

死んでしまった美少年二人がそう思っていたという事は、

清の時代の人々が孫策と周瑜の関係を怪しい♡と考えていた

そういう事になるのではないでしょうか?

 

呉の孫策・周瑜ファンの皆さん、誤解のないように言っておきます(汗)

孫策の人生に一辺の悔い無し

 

書いている間に孫策、周瑜ファンに攻撃されそうな気がしてきましたので

誤解のないように言っておきますが、私は孫策と周瑜が、

BLしていると主張したいのではなく、

飽くまでも、清の時代の人々は、孫策と周瑜の怪しい関係を疑っていた。

という事が言いたいだけです。

 

実際の孫策・周瑜がBL関係だったと分かるような文献はありませんし、

それを匂わせるような噂もありません。

 

本当の所は孫策と周瑜しか分からないでしょう。

 

三国志ライターkawausoの独り言

kawauso 三国志

 

べ、別に、ひよってなんかいないんだからね!

呉の孫策と周瑜ファンに、攻撃されるとか、

そんなのを怖がったわけじゃないんだからね!!

 

 

こちらの記事もよく読まれています

周瑜 死

よく読まれてる記事:周瑜公瑾の輝かしい功績

 

周瑜逝く

 

よく読まれてる記事:呉の提督、周瑜は荊州争奪戦に散る

孫策

よく読まれてる記事:たった26年の生涯を駆け抜けた小覇王・孫策

 

 

この記事を書いた人:kawauso

kawauso

■自己紹介:

どうも、kawausoでーす、好きな食べ物はサーモンです。
歴史ライターとして、仕事をし紙の本を出して大当たりし印税で食べるのが夢です。
もちろん、食べるのはサーモンです。

関連記事

  1. 【丞相ランキング】三国志で一番すごい丞相はいったい誰なの?
  2. 呉のお家芸・偽降伏の見破り方を知っていた知将・王基
  3. 今更聞けない!水魚の交わりとは何?三国志に由来する故事成語
  4. 馬超が曹操に仕えていたらどうなったの?馬超vs関羽の軍事衝突の可…
  5. 姜維は北伐の失敗で衛将軍に降格したのに何で大将軍に復帰出来たの?…
  6. キングダム(春秋戦国時代)には核兵器は存在した?葵丘の盟とオバマ…
  7. 袁術は反董卓連合軍の解散後どこで何をしていたの?
  8. 三国志とキングダムのそっくり武将は誰?|信と呂蒙

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. キングダム 523話 ネタバレ予想:左翼戦の鍵を握る楽華隊!
  2. 【ネタバレ注意】キングダム543話 「主戦場」 レビュー&今後予想
  3. 島津斉彬の性格のダークサイドを紹介!贋金作りで軍資金を造る裏斉彬
  4. 夏侯惇の死後、一族はどうなったの?忙しかった夏侯惇はイクメンではなかった?
  5. 管輅(かんろ)とはどんな人?全ての占いを極めた天才占い師
  6. 合肥(がっぴ)むかつく!孫権が合肥攻略にこだわる理由とは?

三國志雑学

“はじめての三国志150万PV" “広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

漢の飛将軍・李広の逸話「信念をもって行えばやれないことはない」 伍子胥(ごししょ)とはどんな人?復讐の鬼となり、楚を滅亡寸前まで追い詰めた呉の名将【悲劇編】 平安京・平城京の原点は三国志の魏の都とされた鄴都だった!? 王翦はどういう性格だったの?キングダムに学ぶつかみづらい男の処世術 十日神話とは何?古の殷の時代の伝説では太陽が10個もあった!? 楽しみながら戦国時代のエピソードを学べる歴史マンガ3選 何でこんなに孫権は地味なの? 本職より美味いカボチャを作った農夫・孫権

おすすめ記事

  1. 【ドラゴンブレイド番外】古代ローマ版曹操?カエサルの生涯が凄すぎる
  2. 張繍と賈詡は曹操に降伏したのは本心からではなかった!?
  3. 極悪人の董卓の参謀・李儒は董卓以上の悪人だったの?
  4. 【刀匠干将・莫耶】二人が作った剣、実は三国志にも関わり合いがあった!
  5. 董允(とういん)ってどんな人?蜀の黄門様、劉禅の甘えを許さず!
  6. 晩年の馬超が精神的にも燃え尽きていた事実が判明
  7. え?そうだったの!?西遊記の目的はお経を取る事では無かった?
  8. 島津久光(しまづ ひさみつ)とはどんな人?西郷隆盛の生涯のライバル?

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“水滸伝"
PAGE TOP