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これは凄い!巨大な関羽像が荊州に現れる!実は二千年前から巨大像が好きだった中国人

この記事の所要時間: 339




関帝廟 関羽

 

桃園三兄弟の一人として、三国志演義の主役的な立場であり、

死後は軍神、商業の神として讃えられ、世界各地に関帝廟が立つ

豪傑、関羽雲長(かんう・うんちょう)。

 

関羽像2

 

そんな彼の偉業が21世紀の現在、巨大な銅像としてあの荊州に出現しました。

三国志の登場人物像でも唯一、ゴジラに勝てそうな関羽の雄姿をご覧あれ!




建立場所は、あのいわくの荊州市

関羽像6

 

関羽の銅像は、湖北省、荊州市にある公園に建立されました。

そう三国志のエポックメイキング、赤壁の戦いの舞台の荊州です。

 

関羽像3

 

銅像は、重さは1320トン、高さは58メートル、デザインは、

北京オリンピックのマスコットキャラをデザインした、ハン・メイリン氏

 

関羽像

 

中国の銅像というと、伝統的に日本人の感覚では「アレ?」な感じの

モノが多いですが、この関羽像は大丈夫、、重厚なデザインに加えて、

三国無双に登場しそうな躍動感を備えていて、

まさしく、ゴジラにも勝てそうな迫力と威厳を持っています。

(写真引用元:Bored Panda




遥か、二千年前から、デカイ銅像が好きだった中国人

始皇帝

 

さて、中国人のデカイ銅像好きは、今に始まった事ではありません。

紀元前221年、中国史上、初めて統一国家秦を建国した始皇帝(しこうてい)は、

臨洮(りんちょう)に出現した長人を参考に、咸陽の阿房(あぼう)宮の前に

全部で十二人の金人像を造らせました。

 

不老不死 始皇帝

 

この金人は、始皇帝が攻め滅ぼした六国の武器を溶かして得た青銅で造られ

高さ五丈、足のサイズは六尺、すべて外国人の姿と服装をしていました。

また武器を溶かすというパフォーマンスからは、これからは武器の要らない、

平和な時代がやってくるという始皇帝の考えが伺えます。

 

五丈は今なら15メートル、六尺は180センチという事になります。

また、重さは小さなモノでも千石あったそうで、こちらも、

今の重さで考えると、150トンという事になります。

さすがは、始皇帝、やる事成す事、スケールがデカイですね。

 

関連記事:秦の始皇帝の時代ってどんな時代?分りやすく解説するよ

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関連記事:マジですか?始皇帝が半両銭に込めたメッセージに震える・・

 

数奇な運命をたどる十二金人・・

十二金人 引用

 

しかし、始皇帝の願いもむなしく、

秦の時代は15年で終わり、戦乱の楚漢の戦いが巻き起こります。

楚の項羽(こうう)は、咸陽に入城すると阿房宮に火を放ち焼き払いますが、

流石に「デカイ」「重い」「移動が大変」の三拍子揃った十二金人は

持てあまし、放置して去っていきます。

 

項羽を倒して天下を取った劉邦(りゅうほう)の政権、漢王朝は

十二金人にも敬意を払い、長楽宮の大夏殿の庭に移動させます。

(写真引用元:互动百科

 

十二金人にトドメを刺した、暴君、董卓(とうたく)

朝まで三国志 董卓

以来、400年近く、同じ場所に立っていた十二金人ですが、

洛陽を焼き払い、長安に遷都した董卓(とうたく)に発見されてしまいます。

 

董卓「おがっ!!こんな所に銅像があるっぺ!!

ちょうどいい、こいつを鋳潰して、董卓印の銅銭を発行するズラ!

漢のモノはオラのもん、オラのもんもオラのもん!!」

 

こうして、十二金人は、哀れ二体を残して鋳潰されて無くなります。

そんなまでして鋳造された董卓の銅銭は、水に浮く程に薄く、

何の役にも立ちませんでしたが・・

 

関連記事:後漢末の貨幣経済を破綻させた、董卓の五銖銭(ごしゅせん)

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金人、とうとう、歴史から消滅・・

呂布 バックブリーカー

 

董卓は、十体を鋳潰した所で気が済んだのか、

呂布(りょふ)に討たれたのか、分りませんが金人は二体が残されていました。

こうして金人は、今度は、長楽宮から清門の裏に移されて、

ガラクタのような扱いになり、しばらく放置されます。

 

曹叡

 

その後、魏の二代皇帝の曹叡(そうえい)が金人を長安から

洛陽に運ばせようと考えますが、重さ150トンは最低ある金人を

300キロも動かすのは一苦労で、とうとう、霸城(はじょう)まで移動した所で

ニッチもサッチも動かなくなり移動を断念します。

 

五胡十六国時代には、後趙の石虎(せきこ)が、これを洛陽より遠い

鄴(ぎょう)まで移動させます。

しかし、今度は前秦の覇者である苻堅(ふけん)が、鄴まで移動した金人を

再び長安まで引っ越しさせ、そこで鋳潰してしまいました。

 

こうして、時の権力者の都合で、鋳潰されたり、移動させられたりした

元祖巨大銅像の十二金人は、歴史から姿を消しました。

 

始皇帝が鳴り物入りで鋳造させた平和と統一のシンボルは、

最後は倒産したテーマパークの建造物のような最後を辿ったのです。

なんだか切ないですね。

 

関連記事:蜀ファンに衝撃!実は関羽は劉備の部下ではなく群雄(同盟主)だった!?

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巨大関羽像の動画はこちら




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どうも、kawausoでーす、好きな食べ物はサーモンです。
歴史ライターとして、仕事をし紙の本を出して大当たりし印税で食べるのが夢です。

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