ハイ、それでは、三国志の世界をいろいろな角度から掘り下げていく
「ろひもと理穂の三国志いきなりトレード」のコーナーです。
プロ野球の世界において、選手の「トレード」は互いのチームの戦力アップに絶大な効果を発揮します。
お互いのチームにとってWIN-WINなのです。
もちろん異質なケースもあります。
江川事件と呼ばれた小林繁と江川卓のトレードはプロ野球界にとって黒い歴史ですね。
あとは小久保裕紀の無償トレードとか(それはもはやトレードとはいえない)。
落合博満を得るために中日は4人の選手を引き換えにしました。
三国志では君主間のトレードは基本的にありません。
武将や文官が勝手に国を飛び出すケースはありますが、これは離反ですね。
今回は互いの国が得をするトレードについて考えてみましょう。
完全に私の独断と偏見になります。あしからず。
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蜀と呉(成立前)
ここは思い切って五虎将軍の「馬超」を出しましょう。
蜀に降ってからあまり仕事をしていないからです。
(羌などの異民族の押さえには効いていたのでしょうが)
実績や年俸を考えるとかなりの大物をゲットできますね。
誰がいいでしょうか。
この時期の呉の大物といえば「呂蒙」「甘寧」「韓当」「周泰」かな。
若いところで「陸遜」でしょうか。
一番欲しいのは呂蒙ですかね。文武両道で、実績も豊富です。
知名度でいけば馬超の方が圧倒的に上ですし、曹操を追い詰めたという素晴らしい実績があります。
ただ馬超の場合は騎馬戦は無敵でも、水上戦は未経験なんですよね。
孫権が欲しがるかどうかなー。難しいか・・・・・・。
とりあえず、
「馬超⇔呂蒙」トレード。
魏と蜀(成立前)
魏の曹操はやっぱり「関羽」が欲しい!!どうしても欲しい!!
曹操は誰でも出す覚悟です。
これは1対1のトレードは不可能ですね。
1対複数トレードになります。
よし、ここは武将と文官と両方ゲットしよう。
文官の長たる「荀彧」。
勤王派ですし、蜀漢を支えてくれそう。諸葛亮孔明ともうまくやってくれそうです。
武将はそうですね「張遼」は欲しい。武勇においては関羽に引けを取りません。
孫権との戦いでも抜群の活躍をしてくれそうです。
あとは無理を言って「徐晃」も付けたい。
戦場では負け知らず。武勇に優れているだけでなく駆け引きもうまい。
劉備としても義弟・関羽を失うのは痛すぎるのですが、
その分、荊州に荀彧・張遼・徐晃がいれば隙はありません。
とうことで、
「荀彧・張遼・徐晃⇔関羽」トレード。
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魏と呉(共に成立前)
魏としては水軍に精通している人間が欲しい。
やはり狙いは「周瑜」でしょうか。
呉としては周瑜は大黒柱です。
野球でいうとエースで四番バッターみたいなもの。
絶対に手放せないのですが、条件によっては可能です。
まずは戦場で抜群の指揮がとれる「夏候惇」「夏侯淵」。
そして知略においてときに曹操をも凌ぐ「賈詡」。
さらに五万の兵力を加えてくれればトレードに応じます。
これはかなり破格な条件です。でも曹操は即決「OKだよ」。
といわけで、
「夏候惇・夏侯淵・賈詡・兵力五万⇔周瑜」トレード。
三国志ライター ろひもと理穂の独り言
やってみるととんでもないことになりました。
魏は夏候惇・夏侯淵・張遼・徐晃・荀彧・賈詡・兵力五万が抜けて、
得たのは関羽と周瑜。
蜀は関羽と馬超が抜けて、荀彧・張遼・徐晃・呂蒙を得ました。
呉は周瑜と呂蒙が抜けて、馬超・夏候惇・夏侯淵・賈詡・兵力五万を得ました。
これではたして本当にWIN-WINなのか・・・・・・。
意外に面白いので他にもやってみたいと思います。
ご希望のリクエストがあれば「はじめての三国志のアンケート」まで。
今回のトレード、皆さんはどうお考えですか。
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