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三国志に登場する兄弟最強は誰だ!?三国志最強兄弟賞(SSK)

2017年4月23日


 

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ハイ、それでは、三国志の世界をいろいろな角度から掘り下げていく

「ろひもと理穂の三国志・兄弟愛バンザイ!」のコーナーです。

 

 

三国志には個性的なキャラがたくさん登場します。それが三国志の魅力の一つです。

その中には兄弟で活躍する者たちも珍しくはありません。三兄弟や四兄弟も登場します。

日本でも兄弟で活躍した英雄たちは大勢いますね。

戦国時代では、武田信玄と武田信繁

(信繁の名に憧れて真田信繁が誕生します→真田幸村のことですね)。

古くは源頼朝と源義経。

最近では、おすぎとピーコとか。叶姉妹だっています。

今回は三国志最強兄弟賞(SSK)を決定していきましょう。

 

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監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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第10位から第6位

 

それでは第10位です。ジャン!馬良・馬謖の「馬氏五常兄弟」。

荊州の襄陽で有名だった馬氏の五兄弟の二人です。劉備に仕えています。

ちなみに五人の中で一番優れていたのは「白眉」の馬良です。

 

 

馬謖も才能が認められて諸葛亮公明に可愛がられますが、

魏との戦いで布陣にしくじり大敗し、処刑されました。

第9位は、張飛の子、張苞、張紹の「文武両道兄弟」です。

張苞は父の張飛が愛用した蛇矛を振るう猛将で、

弟の張紹は蜀滅亡まで君主・劉禅に従った文官です。バランスの良い兄弟といえるでしょう。

第8位は、反董卓連合の中心人物である張邈、張超の「太守兄弟」です。

名士である張邈は反董卓連合の実質的なリーダーを務めています。

弟の張超は曹操が嫌いだったことから、

曹操の徐州攻めの際に兄を旗頭に反旗を翻します。

兄弟ともに太守を務めていました。

第7位は、皇族の流れを汲む劉岱・劉繇の「名声高い兄弟」です。

兄の劉岱は反董卓連合に参加しています。

弟の劉繇も異民族の多く住む揚州統治を期待された優秀な人材です。

袁紹や曹操派で、袁術とは仲が良くなかったようです。

第6位は、曹操配下の中でも実績豊富な曹仁・曹純の「魏の大黒柱兄弟」です。

 

 

曹仁は荊州・江陵を守り、周瑜と戦いました。魏の大将軍まで務めました。

曹純は騎兵を率いるのが巧みで曹操軍の精鋭「虎豹騎」の指揮官に選ばれています。

 

第5位と第4位

 

それでは第5位です。

諸葛亮公明と諸葛謹の「蜀呉重臣兄弟」です。

この兄弟は有名ですから説明はいらないでしょう。

諸葛亮孔明は蜀の丞相、諸葛謹は呉の大将軍ですからそれぞれの国の大黒柱ですね。

公私混同しないところがこの兄弟の凄いところでもあります。

普通に考えるとこの兄弟がトップ独走状態なのですが、

兄弟のドロドロ感がなさすぎるので5位になりました。

清廉潔白すぎるのも問題です。

 

 

第4位は、曹丕・曹植の「後継者争い兄弟」です。

曹操の跡継ぎの座を巡って争った二人ですが、

芸術面の才能にも優れており、歴史に残る作品を創り出しました。

さすがは曹操の息子たちです。曹丕は魏の初代皇帝になりましたし、

曹植はその後の詩人たちから「詩聖」と呼ばれて、敬われています。

 

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第3位と第2位

 

では気になる第3位は。ジャジャン!孫策・孫権の「呉建国兄弟」です。

実際に呉の初代皇帝は孫権ですが、その基礎を創り上げたのは兄の孫策です。

孫策は小覇王と呼ばれるほどの戦上手で、対照的に孫権は政治手腕に優れていました。

天下を治めるだけの器量を兼ね備えた兄弟といえるでしょう。

その上をいく第2位は・・・。

 

 

司馬師・司馬昭の「国家簒奪兄弟」です。

曹家が皇帝となり建国した魏の中にあって、

巧みな政治・軍事能力で他の政敵を寄せ付けず魏の頂点に登りつめます。

その子の代で魏を滅ぼし、晋を建国することになるのです。敵に回すと本当に恐ろしい兄弟ですね。

 

三国志最強兄弟(SSK)金賞

 

それでは第1位の発表です!!ジャジャジャジャジャジャーン!!!!

袁術・袁紹の「泥沼・家督争い兄弟」です。

実際に兄弟だったのかは怪しいところですが、まあ、兄弟だったことにしましょう。

手を取り合っていれば、曹操劉備・孫権などあっという間に

滅ぼし天下を統一していた実力の持ち主です。

そうなると三国志の時代は到来しなかったかもしれませんね。

 

三国志ライター ろひもと理穂の独り言

 

と、いうわけで「袁術・袁紹」兄弟を最強に認定しました。

ん?袁紹が兄なのか?「袁紹・袁術」の順でしょうか。

とにかくこの二人が反目し合ったことで群雄割拠の隙が生まれたといっていいのかもしれませんね。

 

皆さんはどうお考えですか。

 

 

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ろひもと理穂

三国志は北方謙三先生の作品が一番好きです。 自分でも袁術主役で小説を執筆しています。ぜひこちらも気軽に読んでください! 好きな歴史人物: 曹操、蒲生氏郷

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