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呂布はどうして義父の董卓を裏切ったの?

この記事の所要時間: 340




呂布

 

三国志最強と言われる呂布奉先(りょふほうせん)

三国志演義ではほとんど一騎打ちで負け知らずで、

劉備(りゅうび)関羽(かんう)張飛(ちょうひ)の三人を相手に互角の一騎打ちを繰り広げる程の武将でした。

 

また正史三国志でも呂布は騎馬隊を率いてかなりの強さを発揮しています。

さらにレンは呂布で思い出すことが三国無双です。

初期の三国無双の呂布はとてつもなく強く、

呂布の武器・奉天画戟から繰り出される一撃は強力で倒すのに苦労した記憶があります。

 

そんな呂布ですが、義父を殺害している人物なのです。

でもどうして呂布は義理のパパを殺害したのでしょうか。

今回はこの点にスポットライトを当ててご紹介したいと思います。

 

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関連記事:董卓軍の軍事組織はどうなっていたの?暴君の軍隊をミエルカしたよ

関連記事:董卓が漢王朝を支配しなかったら三国志はどうなっていたの?

 

 

呂布の義理のパパをご紹介

呂布と董卓

 

呂布には義理のパパがいましたが、いったい誰なのでしょう。

正史三国志呂布伝を見てみると呂布は董卓の養子となったと記しております。

本当のパパは呂布の生年月日が不明なため分かりません。

 

では呂布は董卓の養子になる前には何をしていたのでしょう。

呂布は董卓の養子となる前に丁原(ていげんに仕えていました。

丁原は呂布をめっちゃ気に入って会計係に取り立てます。

勇猛果敢で敵と戦えばまず負ける事がない呂布。

その呂布が数字に強くないと出来ない会計係が務まるのか疑問ですが、

一応会計係で仕事をしていたそうです。

呂布と黒山賊

 

丁原何進(かしん)から宦官殺害する作戦要請を受けて参加する為、

呂布と一緒に後漢王朝の都・洛陽(らくよう)に入ります。

しかし丁原が洛陽に到着した頃には作戦は終了。

 

丁原を呼び寄せた何進は殺害され、

洛陽では董卓が政権をとって、トップに座っていました。

丁原は董卓を政権の座から引きずり下ろすため彼を殺害する計画に参加。

呂布は董卓から誘いを受けて丁原を殺害し董卓の養子に。

ここまで呂布が董卓の養子となる一連の流れになります。

 

 

呂布が義理のパパを裏切った理由その1

董卓

 

董卓は呂布を養子に迎えて、護衛させていました。

しかし董卓は呂布に裏切られて殺害されてしまいます。

どうして呂布は義理のパパ・董卓を殺害したのでしょうか。

正史三国志によると呂布が董卓を裏切った理由が二つあります。

一つ目は董卓の横暴な態度に怒っていた事です。

 

呂布は董卓の護衛をしていたため、

いつも董卓の側にいなければなりません。

董卓は短気な性格ですぐに腹を立てていたそうで、

ちょっとした事で呂布に当たり散らしていたそうです。

呂布

 

そんなある日董卓はいつも通りちょっとした事で怒りだし、

側にいた呂布へ小さな戟で殴りつけたそうです。

呂布は董卓が殴りつけてきた戟を簡単に避けて、董卓に謝った事でその場は収まります。

呂布は董卓からこのような仕打ちを受け恨みを抱くことになります。

 

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呂布が義理のパパを裏切った理由その2

呂布と貂蝉

 

呂布は董卓を殺害する動機として、董卓が短気ですぐに激怒する性格で、

八つ当たりされていた事が原因でした。

では呂布が董卓を裏切った二つ目の理由とはなんなのでしょう。

それは董卓のお妾と不倫関係にあった事です。

呂布は董卓の奥さんやお妾が住んでいる部屋も守らなくてはなりませんでした。

そんな中呂布は董卓のお妾さんに一目ぼれし、董卓が居ない時に、

彼女と一夜を過ごしてしまいます。

 

呂布は董卓のお妾さんと一緒に過ごしてしまった事がバレたらやばいと思っており、

内心ビクビクしながら毎日を過ごしてたそうです。

三国志演義ではこの董卓のお妾さんは王允(おういん)の娘で、

貂蝉(ちょうせん)という事になっています。

 

呂布は上記二つの理由から董卓を殺害したと考えられます。

 

結局呂布は義理のパパを殺害したから悪い人だったのか。

呂布

 

呂布は上記の理由から義理のパパ・董卓を殺害しますが、悪い人だったのでしょうか。

レンは第一の理由だけであったなら呂布が董卓を殺害しても、

正当防衛だからしょうがないじゃんと思います。

しかし二つ目の理由も入ってくると微妙です。

 

現在でも人の奥さんを奪ってしまえば、

倫理的にもあまり良くないことで批判の対象になりますので、

三国時代でもあまり評判の良い行いではないでしょう。

そのため呂布がお妾さん義理のパパ殺害をしたから

悪い人だったと言えるのではないのでしょうか。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

黒田レン

 

董卓を殺害した原因においては呂布の印象はあまりよくないですが

呂布に対する評価は高いです。

呂布の軍師的な立場にいた陳宮(ちんきゅう))は、「戦えば敵は居ない」と言っています。

また中国の新聞の一つ河南商報では「戦神」とほめたたえています。

しかし一方で呂布を批判する評価もあります。

 

正史三国志の作者陳寿(ちんじゅ)

「虎のごとき勇猛さをもっていながら、利益だけしか考えていたなかった」と評価。

時代によっては呂布の評価内容は激変しますが、

皆様の中での呂布の評価はいかがでしょうか。

 

参考文献 ちくま学芸文庫 正史三国志魏書 井波律子・今鷹真訳など

 

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関連記事:呂布の配下、八健将(はちけんしょう)とはどんな人たち?

関連記事:呂布が董卓を裏切らなかったら後漢王朝はどうなった!?

 

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黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

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横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

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