大人気春秋戦国時代漫画キングダム。いよいよ咸陽において六大将軍制が復活し、新しい六大将軍として蒙武、騰、王翦、楊端和、桓騎の5人が選抜され、残りの1人がこれから発表されるという形です。
そこで今回は、六大将軍の残りの1枠は誰か?そして今後、六大将軍はどのように変遷するのかを予想してみまshow!
この記事の目次
キングダム雑学「消える大将軍と加入する大将軍」
キングダムは史実ベースと言いながらも、呂不韋が替え玉で死んでいない事になるなど、事実改変も出てくるようになっています。とはいえ、呂不韋も一応死んだという体裁になっている事から、明らかに史実で死んだか行方不明になったキャラが死なないで元気に動き続けるという事はないと思います。
この前提に立つと、歴史上消える将軍と残る将軍が明らかになり、最終的な六大将軍の配置が明らかになるのです。
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キングダム雑学「歴史上消える将軍」
では、第一に歴史的な制約から消える大将軍を考えてみます。
没年 | 出来事 | |
桓騎 | 紀元前233年 | 李牧に敗れ戦死(戦国策)敗走(史記) |
楊端和 | 紀元前229年 | 河内の兵を率いて邯鄲を包囲(以後記録なし) |
昌平君 | 紀元前225年 | 郢陳で謀反、紀元前223年楚王に擁立され戦死 |
桓騎は史記ベースで考えると死ぬとは限りませんが記録には登場しません。樊於期と名前を変えて燕に行く可能性もありますが、樊於期は別人としてキングダムに登場しているので、これも見込み薄。李牧と司馬尚にサクッと殺される役回りと推測します。
楊端和は紀元前229年以後の記録がなく、史実は病死したか引退したかでしょう。この辺り、漫画では山界の死王に戻るか邯鄲攻略の途中で戦死と推測します。
昌平君は、現時点では六大将軍に任命されてはいませんが、紀元前223年には秦を裏切り楚王として項燕に擁立され、蒙武・王翦に攻められ敗死が確定しています。こうしてみると、現在任命された六大将軍の5人から、そのまま残留するのは王翦、騰、蒙武という事になり、3つの六大将軍枠が空きます。
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キングダム雑学「加入する大将軍」
欠員が発生した3つの大将軍枠に最終的に収まるのは、史実から見て李信、蒙恬、王賁の次世代の秦王朝を背負う3人組だと見て間違いないでしょう。
キングダムのストーリーを推測すると、六大将軍制復活の時から懸念されていた諸刃の剣の負の側面が最初に発動、先に任命されていた六大将軍が次々と消えていく事態になり、
本来なら六大将軍制を停止すべきですが、六大将軍の停止により六国攻略のスケジュールが大幅に崩れ、秦の自滅が先にやってくる事態が予測されたため、秦王嬴政は実力不足を承知のうえで、李信、蒙恬、王賁を六大将軍に任命すると予測します。
この背伸びしながら数十万の大軍を指揮する李信・蒙恬・王賁というシュチュエーションは、王道少年漫画の流れを汲むキングダムらしいと思います。
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キングダム雑学「六大将軍制の時系列」
では、具体的に六大将軍がどのように交代していくのかを推測してみましょう。
年号 | 出来事 |
紀元前234年 | 蒙武、騰、王翦、楊端和、桓騎が六大将軍に任命 |
紀元前233年 | 桓騎が趙を攻略中に李牧に敗れ戦死(または敗走) |
紀元前230年 | 騰が弱体化した韓を征服。 |
紀元前229年 | 邯鄲を包囲した後に楊端和が趙の逆襲を受け戦死。 |
紀元前228年 | 王翦と羌瘣が邯鄲を包囲し陥落させる。 |
紀元前225年 | 秦王嬴政、六大将軍の欠員を考慮し、
李信、蒙恬、王賁を同時に六大将軍に昇格。 楚を攻めた李信と蒙恬は昌平君の裏切りにより 壊滅的なダメージを受ける。 |
紀元前223年 | 昌平君は項燕に楚王に擁立させるが
王翦と蒙武に攻められ戦死。 |
紀元前222年 | 李信が王賁と共に遼東の燕を滅ぼす |
紀元前221年 | 李信、蒙恬、王賁、揃い踏みで斉を滅亡させ中華統一 |
こんな風に時系列で整理すると、紀元前225年あたりで、六大将軍の欠員が深刻になり、秦王嬴政がリスキーな決断として、李信、蒙恬、王賁を六大将軍に昇格させるのが思い切った判断になり、インパクトも大きいでしょう。
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