広告

3601名に聞きました!三国志の愛妻家は?触れてはいけない案件(ニ喬の年齢)

2021年12月11日


はじめての三国志コメント機能バナー115-11_bnr1枠なし

三国志の愛妻家は?アンケート

 

募集期間:2021年3月(1週間)

 

杜氏と結婚する秦宜禄

 

結婚と言うのは、ロマンに甚だしく欠ける言い方をすれば「契約」です。そしてその契約は古来は個人同士のものではなく、家と家、もっと言うと一族と一族の契約でもありました。

 

結婚を喜ぶ孫策

 

なので政略結婚は珍しくないのですが、だからと言って愛が全く無かったということはないのではないでしょうか。

 

特集バナー 一億二千万人のさんごくし

 

そこでアンケート「三国志の愛妻家は?(イメージ)」今回はコメントもとても面白かったです!

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



周瑜

周瑜

 

 

「三国志演義の影響で周瑜。何せ曹操に降伏を考えていたのに、孔明に曹操が奥さん寝取りたがってると吹き込まれて一転して「曹操め!叩き潰してくれる!」ですから」

引用元:はじめての三国志TV

 

沈んだ顔で帰り小喬に心配される周瑜

 

三国志演義、スリーキングダムなどの影響から、周瑜は愛妻家、というイメージが付いている人も多いことでしょう。美丈夫である周瑜と、美しいことで有名な小喬。見目麗しい二人が仲良く並び立っている様を想像すると、うっとりするような光景ですね。

 

因みに

 

 

「【触れてはいけない案件(ニ喬の年齢)】」

引用元:はじめての三国志TV

 

という考察をして下さっている方がいらっしゃいましたが、やはりその辺りを突き詰めるのは危険かと思いましたのでこの部分のみの紹介とさせて頂きました……ご理解のほどを。

 

関連記事:小喬は本当に美人だったの?江東の二喬を考察

関連記事:大喬小喬とは?史実も正史も出番ほぼ無しの美人姉妹

関連記事:周瑜がかっこいい理由は?周瑜の青春はいつだって親友孫策、大喬小喬のためな件

 

呉の武将

 

 

 

諸葛亮

黄月英と仲がいい孔明

 

 

「奥さんの話があまり出て来ないと言う事はそれだけ立派な方だったのではないかなと思いますよね」

引用元:はじめての三国志TV

 

黄月英

 

諸葛亮の妻、黄月英は肌の色が黒く、髪が赤毛で容姿が醜かったが、諸葛亮は彼女の賢さを称えて仲良く過ごしたと言います。

 

黄月英

 

言い伝えを見ると肌の色、髪色にしか言及していないので、顔立ちは整っていた、もしくは異国の地が入っていて珍しい顔立ちなので醜いと称されただけ……色々な説がありますが、仲が良かったのは確かでしょう。

 

黄月英と孔明

 

あととても筆者の私的な意見ですが、このコメントの刑事コロンボ風諸葛亮がとても面白かったです!

ぜひこれからも色々と楽しいコメントをよろしくお願いします。

 

関連記事:諸葛亮は新解釈・三國志のような恐妻家だったの?黄月英は本当に怖い?

関連記事:諸葛亮の妻・黄月英は伝説だらけのスーパーレディな件

関連記事:黄月英(こうげつえい)はどんな人?実は名前さえ分からない謎の女性

 

蜀のマイナー武将列伝

 

 

夏侯尚

夏侯尚

 

 

「夏侯尚のエピソードは普通にトラウマ物です…」

引用元:はじめての三国志TV

 

皇帝に就任した曹丕

 

夏侯尚は若い頃から優秀、夏侯淵の甥っ子ということもあって曹丕とも仲が良かったのですが、一つの歯車の嚙み合わせから悲劇が起こります。

 

曹丕にビビって意見を言えない家臣達

 

夏侯尚の正室は曹真の妹、つまり曹氏の女性でしたが、夏侯尚はそんな正室を省みずに妾ばかり寵愛していると聞き、怒った曹丕は使いをやって妾を殺させてしまいます。

病気で床につく夏侯尚

 

心を病んでしまった夏侯尚は墓を掘り起こして妾の顔を見るというほどで、心を病んだ夏侯尚を見て後に曹丕は自分の行いを後悔しました。……何ともやりきれないエピソードです。

 

関連記事:横山三国志で陳式と夏侯尚が人質交換された時、黄忠が夏侯尚を射ったのは史実?

関連記事:夏侯尚とはどんな人?曹丕の親友でもあり数々の功績を残した夏侯尚

 

魏のマイナー武将列伝

 

 

張飛

張飛の男気人生

 

 

「張飛アニキに一票」

「張飛のトンデモナイ出会いからの子供四人は相当仲が良かったんじゃないかと思ってしまう。」

「北方謙三さんの三国志の張飛は理想的な夫婦で愛妻家ってイメージが出来ました」

引用元:はじめての三国志TV

 

張飛の妻・夏侯夫人

 

張飛の妻は夏侯氏の、しかもかなり若い女性だったことは一部では有名ですね。この夏侯氏の奥さんは実は魏の武将、夏侯淵の息子の夏侯覇とは従兄妹で、張飛との間に産まれた娘は二人とも劉禅の妻、つまり皇后になっています。

 

結婚までの経緯が「拾って妻にした」ということもあって割と驚きの経緯ですが、そこから魏に帰るでなく子供を四人も設けたとなると、ある種三国時代のロミオとジュリエット(結ばれた)と言えなくもない……?

 

何にせよロマンスの経緯がもっと気になる夫婦でもありますね。

 

関連記事:張飛の妻は13歳!名門夏侯氏の娘、夏侯夫人

関連記事:夏候夫人|張飛の妻は、夏候淵の姪だった?

 

帝政ローマvs三国志

 

 

その他の愛妻家さんいらっしゃい

はじ三倶楽部 スマホでオンライン雑談会に参加する読者

 

その他にも、皆さんのこの人!というコメントがたくさん溢れていました。

 

 

「郭淮さんに一票」

「《陳羣》妻は荀氏(荀彧の娘)」

「羊コなんかはどうかな?」

「横山光輝三国志のアニメの劉備だったらかなり仲良かったぞ」

「無双のイメージで孟獲夫妻!」

「荀彧の末子・荀粲(じゅん・さん。209?-237)も、愛妻家として名を残しています」

引用元:はじめての三国志TV

 

ここには紹介しきれませんでしたが、素敵なエピソードを紹介して下さった方々もいて、どれもこれも見ているだけでとても楽しいものでした。

 

三国志を楽しく語るライターセン様

 

他には筆者が気になった所で、関羽のエピソードを紹介して下さった方、とても興味深く思います。これからもぜひ、アンケートにご協力のほどよろしくお願いします!

 

関連記事:【郭淮と陳泰】姜維の北伐を見事に防いだ最強タッグを考察

関連記事:荀粲(じゅんさん)とはどんな人?秀才ぞろいの荀彧の七男で、一人の女性を全身全霊で愛した愛妻家

 

関羽

 

 

三国志ライター センのつぶやき

三国志ライター セン

 

さて筆者的には愛妻家、というと何気に司馬師と夏侯徽が思い浮かびます。

 

不仲説、毒殺疑惑がある二人ですが、夏侯徽の亡くなった時代とその間に5人もの子がいたこと、司馬師が夏侯徽によく相談をしていたこと、後の司馬師糾弾エピソードで夏侯徽の名前が出てなかったことを考えると、実は毒殺はなかったのでは……というのが筆者の考察です。

 

こちらについてはまた、はじ三の記事でよろしければ見て下さいね。

 

センさんが三国志沼にドボン a

 

今回もありがとうございました!どぼーん!

 

三国志の愛妻家は?アンケート

 

引用元:はじめての三国志TV

 

関連記事:苛烈な悪妻・賈南風はどうやって権力を握ったの?晋の皇后誕生秘話

関連記事:歩練師とはどんな人?二宮の変の始まりを招いた?孫権の妻・歩夫人

関連記事:劉禅の妻である星彩は2人だった?劉禅の妻について解説

 

はじめての三国志Youtubeチャンネル3

 

 

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
セン

セン

両親の持っていた横山光輝の「三国志」から三国志に興味を持ち、 そこから正史を読み漁ってその前後の年代も読むようになっていく。 中国歴史だけでなく日本史、世界史も好き。 神話も好きでインド神話とメソポタミア神話から古代シュメール人の生活にも興味が出てきた。 好きな歴史人物: 張遼、龐統、司馬徽、立花道雪、その他にもたくさん 何か一言: 歴史は食事、神話はおやつ、文字は飲み物

-一億二千万人の三国志