大人気春秋戦国時代漫画キングダム、ヤングジャンプ合併号なので新年1月6日までキングダムはお預けという事になります。そこで今回は705話のネタバレ予想として、李牧の発言した王翦と桓騎の軍勢を半分にする発言の真意を推測します。
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この記事の目次
キングダム705話ネタバレ予想「李牧のレトリック」
今回、自称キングダム予想王ことkawauso編集長が引っ掛かったのが、敵を半分にするという李牧のセリフです。
どうして半分なのか?どうやれば半分になるのかというのが最初に引っ掛かります。王翦と桓騎の軍勢を半減させるのではなく、半分にするというのは何か?
これをハローバイバイの関口風に言えば、
敵を半分にする…これは引っ掛かるよね!半減ではなく半分にする。
この李牧のメッセージには見えない意図が隠されていると思わないかな?
そう!これを王翦の軍勢を閼与に足止めし桓騎の軍勢だけを通過させるという意味に解釈すれば、もう見えてきたね?
そう!李牧の意図は桓騎だけを囲い込んでフルボッコにして戦死させるって事!これは大宇宙的陰謀、桓騎囲い込み討死作戦なんだね!!(エコー)
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キングダム705話ネタバレ予想「史実は桓騎の単独行軍」
では、李牧が桓騎のみを囲いこんで討死させるイルミナティの陰謀を巡らしているとして、史実の桓騎の行動を追ってみると
紀元前233年再び趙を攻めて平陽と武城を平定した。←(今ここ)さらに赤麗と宜安を攻め、宜安ではその将軍を討ったものの李牧に肥下の戦いで敗れた。
このように史実には、王翦の「お」の字もなくメインになっているのは桓騎です。
だとすると、閼与では王翦軍と桓騎軍を分断させる計略が採用され、少なくとも桓騎軍はそれにまんまとハマってしまうと考えられます。
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キングダム705話ネタバレ予想「どんな計略を使うのか?」
李牧が王翦と桓騎軍を分断して桓騎軍だけ閼与から通過させたと仮定すると、どんな戦術が考えられるでしょうか?
紀元269年、閼与には秦の公孫胡傷が攻め込んで趙奢が応戦して撃破しています。
その報告によれば閼与への道のりは遠く険しく狭いと書かれていて、大軍を擁していても、全軍を展開できない隘路であると推定できます。
また、閼与には北山という地域で一番高い山があり、趙軍はここを最初に占拠した事で秦軍を見下ろし動向を完全に掴んで優位に立ち大勝利しました。これらを総合すると、閼与は左右を切り立った山に覆われた土地であり、大軍が一度に展開するのは不可能、さらに周囲が山なので北山に上れない限り、全体の地域は把握できないと考えられます。
これらの地形を巧みに利用すれば、王翦軍と桓騎軍を分断できるのではないでしょうか?
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キングダム705話ネタバレ予想「一本道を土砂で埋めて分断」
具体的にはどんな作戦が考えられるかを予想してみましょう。紀元前269年の戦いで趙奢は勝敗のポイントについて趙王に質問された時
「二匹のネズミが穴の中で戦うようなものです。将軍が勇敢な方が勝つでしょう」と述べています。
だとすれば図のように一本道を桓騎軍が先頭になって数珠繋ぎで進んでいる時に、李牧が中腹辺りで山を切り崩して隘路を塞ぐ戦術はどうでしょう?これならば、自然の力を使い容易に桓騎軍と王翦軍を分断できます。
また補給は通常、後方に置くので桓騎軍は兵糧の残量に悩まされ、土砂を取り除くよりも先を急いで太行山脈を突き進んでいる秦の別動隊と合流する方が簡単だと考え、王翦軍を置いたままで進軍するかも知れません。
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