3881名に聞きました!劉備の被害者筆頭は?

2022年2月12日


 

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劉備の被害者

 

募集期間:2021年5月(1週間)

 

法正と劉備

 

三国志演義の劉備と言えば聖人君子、だけど正史の劉備はそうでもない?

 

漢中王になる劉備

 

だけどそんな劉備もそんな劉備でe―よね!では終わらない!

実は結構存在しています、劉備によって多大なる迷惑をかけられた方々!?

 

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という訳で今回のアンケートのお題は「劉備の被害者筆頭は?」

貴方が選ぶ劉備の被害者は?もしかしてここにいない人が人気かもしれないぞ!

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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「いつの間にか国を取られました」劉璋

法正、劉璋、劉備

 

 

「劉璋は別に悪政敷いてたわけでも、暴君でもなかったもんなぁ。野心持った家臣が勝手に劉備に心酔していったのは、お気の毒ですよ」

「敢えて選ぶなら国を奪われた劉璋がハナ差で一位ですかね?」

引用元:はじめての三国志TV

 

劉璋(りゅうしょう)

 

劉璋は父親である劉エンではないにしろ、頑張ってそこそこに国を治めていた人物です。事実、黄権を始めとした幾人もの人物たちは劉璋の味方でした。

 

劉璋にアドバイスをする張松

 

しかし、張松法正、孟達というそうそうたる面子が劉備に心酔したのが運の尽き。

 

劉備に降伏する劉璋

 

本人自身も素晴らしい名君という訳ではなかったにしろ、そこまで悪人でもないのにあの結末は少々可哀想にも思いますね。

 

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法正

 

 

 

「アドバイスを受けました」劉琦

蜀の劉琦

 

 

「横山三国志でおじうえーおじうえーって言いながら駆けつけた劉琦がかわいかった」

引用元:はじめての三国志TV

 

劉琦自体はそこまで劉備に迷惑をかけられた訳ではないので、コメントではあまり見受けられませんでした。劉琦は劉表の息子で、慈悲の心に富み、親孝行な人物でしたが、弟との後継者争いに巻き込まれ、国を離れる羽目になったばかりか、父親の劉表が危篤の際の面会すらさせてもらえぬまま、逝去されてしまいます。可哀想な人物ではありますが、劉備の被害者かと言われるとそうでもなかったようですね。

 

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魏延特集

 

 

「どっちかと言うと諸葛亮」周瑜

周瑜

 

 

「魯粛でしょうか」

引用元:はじめての三国志TV

 

 

三国志演義の周瑜はかなり意地悪な性格にされていますが、どちらかというと諸葛亮を立てるためのものであり、劉備の被害者としてはちょっと違うと思った方も多かったでしょう。

 

周瑜

 

しかし魯粛の方は孫権と劉備の同盟に心を砕き、中々苦労させられたと思います。周瑜ではないですがその友人として、後継者として。コメントは周瑜のものではないですが、敢えて取り上げさせて頂きました。

 

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赤壁の戦い

 

 

「あの日あの時あの馬で」龐統

策略が得意な龐統

 

 

龐統「あそこであの馬に乗らなければ。わが愛馬はそれを予期していたのか。」

引用元:はじめての三国志TV

 

龐統と的盧

 

三国志演義では、進軍中にホウ統の馬が足を折ってしまいます。この時に劉備が良かれと思って、自らの馬(白馬)を譲りました。そして進軍していく中、通りかかったのが「落鳳破」。

 

流れ矢にあたる龐統

 

ホウ統は乗っている馬のために劉備と間違われ、降り注ぐ矢によって命を落としました。この馬は劉備の愛馬であり、乗っている者が命を落とすと言われる的蘆であったためにホウ統は命を落としたのでは、と言われています。三国志演義の一件とは言え、劉備のお人好しが悪い結末を招いた結果と言えるかもしれませんね。

 

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伝説の企画 朝まで三国志 最強の軍師は誰だ

朝まで三国志2

 

 

「悪役じゃないもん!」曹操

悪の正義バットマン風 曹操

 

 

「演義の劉備像に騙された後世の人々に悪役扱いされた曹操ですね」

「これは演義被害者の面もあるけど長い間悪役のイメージがついていた曹操…いや魏全般かなと…」

引用元:はじめての三国志TV

 

曹操から逃げ回る劉備

 

三国志演義では民間受けを意識して、劉備を主人公=その劉備と敵対する曹操は悪役、という構図ができています。このため、正史を読んでからこの武将がこんなに良い奴だと知った……と言うことも多いですね。

 

悪役の曹操、正義の味方の劉備

 

その中でも「悪役」というレッテルを張られた曹操は劉備の被害者と言えるのかも?

 

曹操と劉備

 

ただし曹操は正史でもしっかり劉備を「天下を治める者」というライバルと認識しているのは忘れないで下さい。

 

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曹操孟徳

 

 

三国志ライター センのつぶやき

三国志ライター セン

 

さて他には

 

 

「面会を断ってむち打ちにされた役人」

「夷陵で死んだ兵」

引用元:はじめての三国志TV

 

夷陵の戦いで負ける劉備

 

等など、色々な人物の名が挙げられていました。確かに夷陵の戦いは多くの被害者を出したと言えます。その中でも目に付いたのは

 

 

「ここにはないけど、劉封

引用元:はじめての三国志TV

 

劉封

 

劉封は望まれて劉備の養子になったというのに、関羽の戦死の苛立ちを押し付けられるかのように処刑されてしまいます。その最期は正史、演義共に胸を打つようなもの。

 

手紙を読んでブチ切れる劉封

 

もしも蜀という国の後継者問題が絡んでいるとしたら、劉封はもしかしたら、蜀という国の在り方の犠牲者、と言えるかもしれませんね……ちゃぽーん。

 

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劉備の被害者

 

引用元:はじめての三国志TV

 

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セン

両親の持っていた横山光輝の「三国志」から三国志に興味を持ち、 そこから正史を読み漁ってその前後の年代も読むようになっていく。 中国歴史だけでなく日本史、世界史も好き。 神話も好きでインド神話とメソポタミア神話から古代シュメール人の生活にも興味が出てきた。 好きな歴史人物: 張遼、龐統、司馬徽、立花道雪、その他にもたくさん 何か一言: 歴史は食事、神話はおやつ、文字は飲み物

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