キングダムの朱海平原の戦いとは?何巻何話なの?アニメは何期?15日間の流れと死亡キャラ解説

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真っ二つにされる魏続(ぎぞく)兵士

 

鄴をめぐる秦と趙の戦いのなかで、いちばん長く続き、名のある武将が次々に倒れたのが朱海平原の戦いです。ただ、なにしろ15日間あります。単行本を追っていると、いま何日目なのか、あの将軍はどの日に倒れたのか、途中で分からなくなった方もいるのではないでしょうか。

 

張昭(ポイント)

 

本記事では、朱海平原の戦いが原作の何巻何話にあたるか、アニメでは何期まで描かれたかを押さえたうえで、15日間の流れと、倒れたキャラを日ごとに表にしました。

 

※この記事は2026年10月時点の内容です。原作58巻までの展開と、主要キャラの死亡に触れています。

 

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朱海平原の15日間を、戦いの山場と兵糧をめぐる読み合いから振り返ります。家事や移動の合間にどうぞ。

  • 原作58巻まで・主要人物の死亡を含みます
  • 作品の描写と筆者の考察を紹介
  • 2026年10月の記事をもとに制作

音声について:AIによる音声要約です。原文の朗読ではありません。

結論:朱海平原の戦いは48巻から58巻、15日間の戦いで秦が勝つ

項目 内容
原作 48巻 第520話「火蓋を切る」で開戦。58巻 第627話「道の行方」で信と龐煖の一騎討ちが決着
期間 15日間
秦軍 総大将・王翦。左翼は麻鉱(初日に戦死したあとは蒙恬)、右翼は亜光の軍と玉鳳隊(3日目から飛信隊も加わる)
趙軍 総大将・李牧。秦右翼とぶつかったのは趙峩龍・堯雲(尭雲)・馬南慈・岳嬰、秦左翼とぶつかったのは紀彗の軍など。そして龐煖
結果 秦の勝ち。信が龐煖を討ち、李牧は朱海平原から退く
アニメ 6期で描かれたのは朱海平原の序盤まで

 

鄴攻めの全体の中では、主戦場にあたります。王翦が率いる秦軍の本隊と、李牧が率いる趙軍が、鄴の手前の平原で正面からぶつかりました。勝ったのは秦ですが、勝ち方は圧勝とは程遠いもの。秦の側では麻鉱が初日に倒れ、そこから最終日まで犠牲が続きます。

 

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朱海平原の戦いは何巻何話?アニメは何期何話?

 

朱海平原の戦いは、48巻の第520話から58巻にかけて、単行本11冊にわたって描かれます。

 

巻 収録話 朱海平原の主な場面
48巻 第515〜525話 第520話「火蓋を切る」で開戦。初日
49巻 第526〜536話 初日の続き。第531話「潮目」で麻鉱が倒れる
50巻 第537〜547話 2日目以降。第537話「大将軍の景色」はアニメ6期の最終話と同じ題
51巻 第548〜558話 長期戦から9日目へ。第558話「人外の武」で虞寧が倒れる
52巻 第559〜569話 第560話「信の間合い」で信が岳嬰を討つ
53巻 第570〜580話 指示の届かない秦右翼。第579話「十二日目の朝」で12日目に入る
54巻 第581〜591話 第583話「十三日目」。第587話で宮康が倒れる
55巻 第592〜602話 14日目。第598話「紡ぐ者」で趙峩龍が討たれ、第600話が「十四日目の夜」
56巻 第603〜613話 第603話「十五日目の異変」で最終日。第610話で堯雲が倒れる
57巻 第614〜624話 最終日の続き。李牧本陣をめぐる戦い
58巻 第625〜635話 第627話「道の行方」で一騎討ちが決着。第628話「命の火」に龐煖の最期が続く

 

収録話は、集英社の単行本の目次で確認。どの話が何日目かは、題に日付が入っている話と、キャラが倒れる話を目印にした目安です。

 

 

49巻から53巻にかけては、楊端和たちが戦う橑陽の場面と、朱海平原の場面が交互に進みます。表の「主な場面」は、朱海平原の側だけです。

 

 

 

アニメ6期で描かれたのは、朱海平原の序盤まで。6期の最終話「大将軍の景色」は、原作50巻の最初の話と同じ題です。朱海平原の戦いは、ほとんどがアニメ化を待っている状態です。続きの放送時期は、2026年10月時点で発表されていません。

 

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朱海平原の戦い15日間の流れ

日 主な出来事 倒れた武将
1日目 秦左翼の麻鉱の軍が攻め込むが、李牧が自ら別働隊を率いて現れ、麻鉱を討つ。崩れかけた左翼を蒙恬が立て直し、夜には臨時の将軍として左翼を任される 麻鉱(秦)
2日目 秦右翼。玉鳳隊が趙峩龍と岳嬰に挟まれるが、王賁が馬南慈の軍に突っ込み、亜光の軍とともに挟み返す なし
3日目 右翼に回った飛信隊が、藺相如に仕えた藺家十傑の一人・堯雲とぶつかる なし
4〜8日目(推定) 李牧が長期戦を選び、戦いは長引く なし
9日目 秦右翼が岳嬰の軍を挟み撃ちにする。そこへ堯雲と馬南慈が攻めかかり、亜光が意識不明の重体に。信が岳嬰を一刀で討つ 虞寧(秦)、岳嬰(趙)
10〜11日目 亜光を欠いた秦右翼は、本陣からの指示もなく、食糧も尽きかける なし
12日目 信と王賁がそれぞれの隊を鼓舞し、飛信隊と玉鳳隊が趙の左翼を大きく押し返す なし
13日目 堯雲が玉鳳隊を急襲。王賁は堯雲の右腕を砕くが、自らも深手を負う。夜、秦右翼は信を大将に立てると決める 宮康(秦)
14日目 飛信隊が趙峩龍の本陣へ決死の突撃をかけ、信が趙峩龍を討つ 松左(秦)、趙峩龍(趙)
14日目の夜 龐煖が秦左翼の楽華隊の陣に現れ、兵をなぎ倒す 胡漸(秦)
15日目 李牧が攻めに出る。王賁が堯雲を討って李牧の本陣を挟み、飛信隊も李牧に迫る。立ちはだかった龐煖と信の一騎討ちの末、信が龐煖を討ち、李牧は朱海平原から退く 堯雲・共伯・金毛・龐煖(趙)、去亥(秦)

 

「倒れた武将」の「なし」は、この記事で取り上げた人物の戦死がない日です。4日目から8日目までは日付のはっきりした場面が少なく、表では一行にまとめました。五日分の出来事が一行というのは、夏休みの絵日記を後半まとめて書いたときの、あのページを思い出させます。

 

戦いの山は、麻鉱が倒れる1日目、亜光が倒れる9日目、そして13日目からの3日間。13日目から15日目までは、毎日、誰かが倒れていきます。

 

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朱海平原の戦いで死亡した主なキャラ一覧

キャラ 陣営 何日目 討った相手 巻・話
麻鉱 秦(王翦軍の第二将) 1日目 李牧 49巻 第531話
虞寧 秦(亜光軍) 9日目 堯雲の軍に挑んで戦死 51巻 第558話
岳嬰 趙 9日目 信 52巻 第560話
宮康 秦(玉鳳隊) 13日目 堯雲の配下の十槍 54巻 第587話
松左 秦(飛信隊) 14日目 新兵を助けに向かって深手を負い、第595話で息を引き取る 55巻 第595話
趙峩龍 趙 14日目 信 55巻 第598話
胡漸 秦(楽華隊) 14日目の夜 龐煖 55巻 第600話
堯雲 趙 15日目 王賁 56巻 第610話
共伯 趙 15日目 糸凌 57巻 第617話
金毛 趙 15日目 蒼淡の矢 57巻 第618話
去亥 秦(飛信隊) 15日目 龐煖 57巻 第619話
龐煖 趙 15日目 信 58巻 第627話で決着、第628話に最期

 

倒れた話の番号は、各話のレビュー記事と照らし合わせたものです。巻は集英社の目次で確認。表は主な人物に絞ったもので、ほかにも趙の徐林・徐肖の兄弟などが命を落としています。亜光は9日目に意識不明の重体となりますが、この表からは外しました。

 

秦の側で倒れたのは、将軍の麻鉱から、飛信隊の古参の松左や去亥まで。趙の側でも、藺家十傑の堯雲と趙峩龍、そして王騎と麃公を討った龐煖が、この戦いで姿を消します。松左と胡漸の回は、何度読んでもつらいところです。どちらも、自分の命より、守りたい誰かのほうを先に考えた人でした。松左は見捨てるはずの新兵たちを、胡漸は蒙恬を。勝ち負けの表には出てこない、朱海平原のもう一つの顔だと思います。

 

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なぜ15日もかかった?李牧と王翦の兵糧の読み合い

馬で高速移動する王翦

 

15日も続いた理由は、両軍とも兵糧の残りを見ながら戦っていたからだと考えられます。王翦の狙いは、鄴の兵糧攻めでした。鄴の周りの城を落として難民を鄴に流し込み、城の中の食べ物を早く尽きさせる。朱海平原で李牧を足止めしているあいだに、鄴が先に飢えれば秦の勝ちです。

 

兵糧を運ぶ兵士

 

ところが李牧は、鄴の兵糧が秦軍の兵糧より多いと読んで、長期戦を選びます。秦軍は列尾を捨てて攻め込んでいるので、補給が続きません。待てば先に飢えるのは秦のほうです。冷蔵庫の残りで、うちとお隣のどちらが先に買い物に行くはめになるか。規模を小さくすると、そんな根比べに見えてきます。ただ、こちらは負けたほうが買い物どころではないのですが。

 

兵糧を焼かれて慌てる兵士

 

流れが変わったのは13日目の夜。鄴で、王翦の手の者によって兵糧の大半が焼かれます。こうなると、待つほど苦しくなるのは李牧の側。最終日に李牧が攻めに出たのは、この知らせが届いたあとでした。王翦がどこまで先を読んでいたのかは、作中でも全部は語られないままです。剣を交える戦いの裏で、15日のあいだ、ずっと食べ物の数え合いが続いていた、と読むと、最終日の動きがよく分かると思います。

 

巻数で探せる!キングダム考察

 

朱海平原の戦いは史実にある?

 

『史記』には、紀元前236年に王翦・桓齮・楊端和が鄴を攻めた記録があります。ただ、秦始皇本紀と趙世家のその年の記事に、朱海平原という地名や、李牧が王翦と平原で向き合った話は出てきません。15日間の流れや、ここに書いた武将たちの最期は、原泰久先生が描いた物語の部分と考えるのがよさそうです。史書に残る鄴攻めの記録は、別の記事で詳しく読んでいます。

 

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史実版の春秋戦国時代の年表

 

 

キングダムの朱海平原の戦いのよくある質問

朱海平原の戦いは何日間ですか?

 

15日間です。後半には、第579話「十二日目の朝」から第603話「十五日目の異変」まで、題に日付が入る話が4つあります。

 

朱海平原の戦いはアニメの何期ですか?

 

6期は序盤までです。続きは6期の続編(7期)以降で描かれる見込みですが、2026年10月時点で放送時期は発表されていません。

 

朱海平原の戦いで信は誰を討ちましたか?

 

9日目に岳嬰、14日目に趙峩龍、15日目に龐煖を討っています。戦いのあと、信は王賁・蒙恬とともに将軍に昇進します。

 

関連記事:【キングダム】アニメの死亡キャラは何期何話?王騎・麃公・成蟜の最期の回、龐煖はまだアニメ化前

 

キングダムライターおとぼけの独り言

はじめての三国志主宰 おとぼけ(田畑雄貴)

 

作中では15日間の戦いですが、連載ではずいぶん長い時間がかかっています。はじめての三国志に残っている記事の日付で数えると、第520話の予想記事が2017年6月、一騎討ちが決着した第627話のレビュー記事が2019年12月。半月の戦いを、読者はおよそ2年半かけて見届けたことになります。そのあいだに、年賀状を2回書いた計算。

 

2019年5月には「朱海平原の戦い決着予想」という予想記事まで出しています。本当の決着は、その7か月後でした。待たされた時間ごと、この戦いを覚えている読者も多いのかもしれません。

 

それでは兄弟たちよ、また次の記事でお会いしまっせ!

 

キングダム人物名図鑑

 

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おとぼけ(田畑雄貴)

数々のブレストと思いつきで場を散らかした後、権限委譲と言い放ち、kawauso編集長に丸投げし去っていく。インターネットの不特定多数無限大の可能性にロマンと情熱を捧げる「はじめての三国志」の創設者。創造的で自由な発想が称賛や批判を創発し、心をつかむコンテンツになると信じている。各メンバーのパーソナリティを尊重し、全員の得意分野を活かし、補完し合うチーム作りを目指している。

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