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三国志の時代に象兵はいたの?

三国志 象兵

三国志 象兵

 

三国志演義』の中には

南蛮の王が象(ぞう)兵を用いて戦うシーンが出てきます。

 

これは、物語を盛り上げるための演出なのか

それとも実際の戦いにも象が使われていたのか

検証してみたいと思います。

 

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象の飼育は殷時代から

殷の大様002

 

殷代の青銅器には、リアルな象をかたどったものが

数多くあります。

また、象牙の簪(かんざし)や桶(おけ)なども多数見つかっています。

 

中国河南省安陽県にある殷代の都跡、「殷墟(いんきょ)」では

複数の王墓と一緒に「獣葬墓」が見つかっています。

 

獣葬墓とはその名の通り、動物を埋葬した墓で、

ウマ、スイギュウ、シカ、ブタ、イヌなどのほかに、

トラ、ヒョウ、クジラなどの珍しい動物の骨もありました。

象の墓にいたっては、2個も発見されました。

 

このことから、殷王室には動物園があり、

珍獣を集めていたのではないかと言われています。

 

また、南方から貢物としてやってくる象とは別に、

「獲象」していたという記述も見つかっています。

殷代には中原にも野生の象がいたのです。

 

漢の時代までには、中原の野生の象はいなくなっていました。

しかし、漢時代の歴史書である『漢書』にも

漢王宮には動物園があり、象が飼育されていたとあります。

象は人々にとって比較的、身近な動物であったと考えられます。

 

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象兵の記録は春秋時代から

始皇帝 はじめての三国志

 

春秋時代の書物、『春秋左氏伝(しゅんじゅうさしでん)』に

象を戦で使用した記録があります。

 

紀元前506年、(そ)の昭王(しょうおう)は

呉(ご)軍との戦争の際に、

象のしっぽに火を縛りつけて、敵陣に放ちました。

 

時代が下り、漢時代。

司馬遷は『史記』大宛列伝の中で、

「インドでは人々は象に乗って戦う」と書いています。

 

中国において、かなり古代から象兵による戦いは行われていて、

漢の時代にも、象兵の概念は生きていました。

 

つまり、三国時代に象兵はいたと考えてもいいのではないでしょうか。

 

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この記事を書いた人:東方明珠(とうほうめいしゅ)

東方明珠 三国志

 

■自己紹介:

はじめての三国志

通称「はじさん」のはじっこライター東方明珠です。

普段は恋愛系のノベルやシナリオを書いています。

中国の歴史が大好きで、

ハンドルネームにも上海のテレビ塔の名称を拝借しています。

行き当たりばったりで中国の遺跡を巡る旅をしていましたが、

次は無錫市にある三国志のテーマパーク「三国城」に行きたいです。

 

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