朝まで三国志悪
まだ漢王朝で消耗してるの?




はじめての三国志

menu

はじめての変

諸葛恪(しょかつ かく)ってどんな人?|頭が良すぎて諸葛一族を滅ぼす

この記事の所要時間: 28

諸葛一族

 

諸葛亮(しょかつりょう)がとても有名な諸葛一族、実は三国時代には魏・呉・蜀の各国で活躍しています。
呉では諸葛瑾(しょかつきん)が孫権を支える幕僚となり、その息子も同じく呉に仕えました。

 

 

この息子が諸葛恪です。

諸葛瑾の長子で、諸葛亮の養子となった喬の兄にあたります。

 

 

 

陸遜も呆れるぐらい諸葛恪の性格は悪すぎ

 

人柄を讃えられた父・叔父・弟とは正反対にちょっと問題ある性格だったようで、

諸葛瑾には「(この性格なのに)頭が良すぎて当家を潰す」と言われ、諸葛亮と陸遜が交わした手紙には「大雑把でいい加減」と記されています。

 

挙句陸遜にも「性格を何とかしろ」とたしなめられていたとか…。

 

 

諸葛恪は頭が良すぎるが問題が…


その代わりに頭の回転が恐ろしく早く、才気と機知に長けていたといいます。

父の名を書かれた驢馬の顔に「之驢」と即座に書き足したエピソードは有名です。

 

そして山越討伐や兵の徴収、魏との戦いでも功績を挙げ、40歳くらいの頃には大将軍に任命されました。

仕事はできるけどメンドクサイ上司…

 

頭の良すぎる人はどこか他に問題が…という感じだったのでしょうね。

 

 

諸葛恪が若い頃は何をしていたの?

孫権と三国アヒル

若い頃は孫権の皇太子・孫登の側近として集められ、張休・顧譚・陳表らと共に君臣の礼を超えた親しい付き合いをして「太子四友」と呼ばれました。

 

孫登は徳がありすぐれた人物だったと正史で評されており、諸葛恪とどんな風に付き合っていたのかとても気になるところです。
しかし孫登は33歳の若さで亡くなり、弟の孫和が新たに皇太子となったものの、

孫権が溺愛するもう一人の弟・孫覇(もっとも孫権には息子が7人居ました)の間で継承権争いが起きます。

 

この時諸葛恪は孫和を、長男の諸葛綽は孫覇を支持しました。

家臣団を真っ二つに割ったこの二宮事件は孫和を廃太子し幽閉、孫覇を処刑、さらに年下の弟の孫亮が皇太子…

という結果に終わり、孫権の示唆もありこの時諸葛恪は息子を毒殺しています。

 

 

性格が仇になり人望を失っていく

 

 

二宮事件の後、諸葛恪はまだ8歳と幼かった孫亮の太師太傅(成年前の皇帝・皇太子に付く指導役)に任ぜられ、

翌年に孫権が死去した後の重臣間の権力争いに勝利し、呉の実権を掌握しました。

 

権勢を振るうだけでなく政治の実績も挙げていましたが、いかんせん件の性格は治らず、

独断専行も行うものですから人望を徐々に失っていきます。

 

 

諸葛一族が滅びるきっかけ

三国志 邪悪

 

253年に合肥で起きた魏との戦いで大敗した事が決定打となり、

その年の10月に以前から諸葛恪と対立していた孫峻(孫堅の弟・孫静の曾孫)が皇帝孫亮を抱き込んだクーデターを起こし諸葛恪を斬殺。

 

弟の諸葛融の一族も皆殺しにされました。

諸葛瑾が心配した通り、諸葛恪の普段の言動や行いが一族を潰してしまったのです。

 

諸葛恪については陳寿も

「とても才能や視野の広さを持っていたんだけど、いかんせん性格がね…」と纏めています。

 

正史でここまで性格に関するエピソードが残っているというのも何だか面白いです。

そしてその才能に関しては『捜神記』『異苑』などの書物に伝承が残るくらい有名でした。

 

 

 

こちらの記事もよく読まれています

諸葛均 孔明の弟 ゆるキャラ

 

よく読まれてる記事:諸葛孔明の弟、諸葛均ってどんな人だったの?

 

死せる孔明

よく読まれてる記事:三国志初心者の為の諸葛孔明ってどんな人

 

諸葛一族

 

よく読まれてる記事:魏や呉にもいた諸葛一族の話

 

 

 

この記事を書いた人:栂みつは

みつは様

HN:

栂みつは

自己紹介:

初めましてこんにちは。栂(つが)みつはと申します。
10代の頃から三国志にハマり、小説や演義では飽き足らず正史を購入。列伝を読みふけってはニヨニヨする残念な青春を送っておりました。

関連記事

  1. 関羽と張遼の「交流」をピックアップ!三国志演義のサイドストーリー…
  2. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース14記事【11/28〜12…
  3. 【ザ・犯罪】曹操軍に実在した墓泥棒組織 発丘中郎将・摸金校尉
  4. 【はじめての孫子】第1回 そもそも孫子って、何?
  5. 【シミルボン】意外!あの曹丕は大の甘党、スイーツ男子だった
  6. 三国志の時代にドリンクバーが存在した?三国志時代の飲み物について…
  7. 【秋射】命中率が低ければ降格処分も!厳しい三国志時代の勤務評定
  8. 孔明の北伐が成功したら三国志どうなったの?

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 【歴史好き向け】歴史ロマンに浸れる神ゲーム5選
  2. 【お知らせ】はじめての三国志の運営スタッフの裏側
  3. 魏続(ぎぞく)と宋憲(そうけん)はどんな人?呂布を裏切った八健将
  4. 強力な曹操の脅威に呉・魯粛と蜀・孔明の思惑が一致
  5. 関羽は本当に忠義の士だったの?三国志のタブーに挑む!
  6. 平原君(へいげんくん)ってどんな人?欠点多いけど結果オーライ!人間臭い趙の英傑

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

荊軻(けいか)とはどんな人?伝説の暗殺一家ゾルディック家もびっくり!秦王政を暗殺しようとした男 キングダム 526話 ネタバレ予想:馬南慈の気概 【軍師特集】三国志、中国史、日本史にみる君主を支えた敏腕軍師たち 【袁紹と袁術の関係を正す】其の1・字からの考察 【織田信長が明智光秀に殺害される】謎に包まれた本能寺の変:黒幕は誰だ? 78話:龐統初登場、連環の計発動! さよなら戦国BASARA!イケメン真田幸村の不細工伝説 姫様ってあだ名を付けられた戦国大名が存在した!?

おすすめ記事

  1. 【お知らせ】はじめての三国志メモリーズに3名の猛将を追加しました
  2. 王平(おうへい)ってどんな人?馬稷の山登りを止めようとした蜀の武将
  3. 魏冄(ぎぜん)とはどんな人?政治・軍事両方で大活躍した秦の名宰相
  4. 始皇帝が中国統一後、なんで中国全土を巡幸したの?全巡幸をストーキングしてみた
  5. 衝撃の事実!卑弥呼はアイドル活動をしていた?通説・卑弥呼伝
  6. 三国志の時代の鎧は防弾チョッキ感覚だった?周、殷、キングダムまで鎧を徹底紹介!
  7. これはビックリ!三国志の時代にも曲芸があった!当時の娯楽がじわじわくる
  8. 【血統を知ろう】劉備は前漢の初代皇帝・劉邦の末裔なの?

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
PAGE TOP