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115話:蜀キラー陸遜、火攻めで劉備を打ち破る!夷陵の戦い完結編

劉備 関羽途方 ぶち切れ

 

関羽の(かんう)仇討ちの為に、呉を滅ぼすと誓った劉備(りゅうび)は、

ついに自ら長江を渡ります。

これには、馬良(ばりょう)や黄権(こうけん)も、何かあれば退却が

難しくなると反対しますが、劉備は、それを押し切っての進軍でした。

 

しかし、呉の領内に入っても、陸遜(りくそん)は逃げ回り、

一大決戦が起こりません、広大な呉の領地です75万という大軍でも、

まるで大海に浮かぶ、木の葉のようなものです。

 

前回記事:114話:蜀キラー陸遜、劉備を打ち破るための不気味な沈黙

 

陸遜の作戦に気づく劉備

劉備玄徳が眩しい理由 三国志

 

ここで、劉備はようやく陸遜の作戦が分かりました。

 

陸遜め、わざと戦闘を避けて、我々を疲弊させて退却させる狙いだ」

 

すでに、劉備が蜀を出てから1年が経過していました。

兵は拙速を貴ぶという兵法の原則から考えても長過ぎです。

 

最近では、蜀軍も長い野営生活で疲労が溜まり、士気も低下して

動きも鈍くなりつつありました。

 

75万の大軍も、拠点を抑える為に裂いていて、

細い、一列の隊列になっています。

 

補給線も伸びきっていて、後方との連絡や連携も難しくなっていました。

 

陸遜を挑発する劉備

劉備主役

 

劉備は、早く決着をつけるべく、陸遜を散々に挑発します。

付近には、伏兵を忍ばせて、呉軍が攻撃してきたら、一気に叩くつもりでした。

 

ところが、陸遜は、伏兵を察知して、決して挑発には乗りません。

劉備は、既に手詰まりになっていました、勝利しているつもりが、

遥かに呉の領内に誘いこまれていたのです。

 

季節が変わり、陸遜が遂に動く

陸遜

 

季節が秋を迎えた、ある日の夜半、いよいよ、陸遜が動きました。

 

陸遜:「諸君、いよいよ、侵略者を滅ぼす時が来た、見よ、劉備の陣営を、

兵は一列にだらだらと陣地を敷き、相互の連絡は取れない、、

劉備玄徳は兵法を知らぬ、愚か者だ、これより全軍をあげて、

蜀の陣地に火をかけ一斉に焼き払うぞ!!」

 

呉軍は、夜陰に乗じて、寝静まっている蜀軍の陣地の枯草に

次々と火矢を射掛けました。

 

蜀軍の陣地は飛び火

陸遜

 

それぞれの陣地は、それほど距離が離れていません、

枯れ草は、あっという間に燃え広がり蜀軍の陣地に飛び火します。

 

これまで呉軍を「腰抜け」と侮っていた蜀の兵士は、

とっさの事に大混乱になり、同士討ちを開始しました。

 

陸遜は、これに乗じて、蜀の陣営に次々と火を放ち、

50あった、蜀の陣地の内、40を焼き払いました。

 

逃げるのに必死な劉備

雷怖くない 能ある劉備

 

劉備は、戦うどころではなく、馬に飛び乗って、敗走しますが、

どこを見ても炎に包まれる、蜀の陣地と斬り殺された蜀兵の

死体の山です。

 

「なんという事だ・・私は、私は、何と言う愚かな事を・・

おおお、、蜀の人民に孔明に合わせる顔がない、、」

 

劉備は、失意のあまり、何度も落馬しそうになりながらも、

何とか、配下に励まされ、呉の追っ手をかわしながら、

後方へ、後方へと落ちのびます。

 

夷陵の敗戦

劉備悩む

 

劉備は、この夷陵の敗戦で、数万人という死者を出します。

また数万人の捕虜を出し、馬良黄権、馮習(ふうしゅう)、

王甫(おうほ)、張南(ちょうなん)、傅彤(ふとう)、程畿(ていき)、

というような優秀な武官と文官を失い、或いは捕虜にされました。

 

関羽の仇討ちで開始された夷陵の戦いは、蜀の国力をすり減らす

惨憺たる大失敗に終わったのです。

 

次回記事:116話:劉備、失意の中白帝城に没す!

 

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■自己紹介:

どうも、kawausoでーす、好きな食べ物はサーモンです。
歴史ライターとして、仕事をし紙の本を出して大当たりし印税で食べるのが夢です。

もちろん、食べるのはサーモンです。

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