116話:劉備、失意の中白帝城に没す!

陸遜

 

蜀キラー陸遜(りくそん)の用意周到な火攻めによって、

75万の大軍を率いた、劉備(りゅうび)の軍勢は一瞬で崩壊しました。

各地では、混乱した蜀軍に呉軍が容赦なく襲いかかり、

名だたる名将が戦死したという知らせが飛び交います。

 

失意の中、白帝城に逃げ込んだ劉備は、反対を押し切り軍を起した後悔の念と

関羽(かんう)張飛(ちょうひ)の仇討ちが出来なかった悔しさから

病を発して63年の生涯を閉じようとしていました。

 

前回記事:115話:蜀キラー陸遜、火攻めで劉備を打ち破る!夷陵の戦い完結編

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絶対絶命のピンチに趙雲見参

趙雲 子龍

 

陸遜の軍勢に追いまくられ、死を覚悟した劉備でしたが、そこに

劉備の呉攻めに反対して左遷されていた趙雲(ちょううん)が駆けつけます。

 

こうして、劉備は間一髪の所で窮地を脱して白帝城に

逃げ戻る事が出来たのです。

 

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自分の行いを後悔する劉備

劉備悩む

 

しかし、白帝城に逃げ戻った劉備にもたらされたのは、

想像以上の蜀軍の大敗の情報でした。

名だたる武将や文官が戦死したり、捕虜になったり所在不明でした。

そして、万を超える将兵が戦死したと聴くに至り、

劉備は、この出兵が間違いだったと悟るに至ります。

 

「なんという事だ、、あれほど孔明や群臣が止めたものを押し切り

朕は、あたら多くの民の生命を死に追いやった・・

もう、恥ずかしくて、成都に帰る事は出来ぬ」

 

劉備は、こうして白帝城に留まりますが、

日に日に塞ぎこむようになり、ついに病を発しました。

 

劉備、死を悟り重臣を白帝城に呼ぶ

劉備読書

 

劉備の病は、重く、もうベッドから起きる事も出来なくなります。

死を悟った劉備は、今後の蜀の事を相談する為に、成都に使いを送り

孔明(こうめい)以下、主だった重臣を集めます。

 

「孔明、、朕はそなたを得て、ここまでになる事が出来た、、

それなのに、最期はお主の忠告を無視し、国を傾けた、、

本来なら、顔向けで来たものではないが、朕はもう長くない

どうか、朕亡き後の蜀の政治を頼む・・」

 

「何を弱気な事を言われます、漢の再興は道半ば、

まだまだ、帝には頑張って頂かなくてはなりません」

 

孔明はやせ細った劉備を激励しましたが劉備は力無く、

微笑みを返しただけでした。

 

【次のページに続きます】

 

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