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三国志と日本史の『名城対決』真田丸と陳倉城が激アツすぎる!

この記事の所要時間: 517




真田丸

(画像引用元:NHK大河ドラマ『真田丸』)

 

2016年のNHK大河ドラマは日本一の兵(つわもの)と謳われた、

真田幸村(信繁)の生涯を取り上げた真田丸です。

そこで、はじさんでは、真田丸と三国志の共通点について取り上げて、

三国志と真田丸を強力に応援していきます。

 

真田丸に関する記事一覧:真田丸全記事



そもそも、真田丸って、何の事?

大坂城 p

 

大河ドラマを見る人には「そもそも真田丸って何?船の事?」と

思ってしまう歴史ビギナーの人もいるかも知れません。

真田丸とは、船ではなく、大阪城の南端に造られた、臨時の砦の事なのです。

真田幸村は、この真田丸という小さな砦に籠り、敵方の徳川勢に大打撃を

与えて、その名前を天下に轟かせたのです。



豊臣と徳川の関係悪化、幸村、真田丸を築城

大坂城 wiki

 

西暦1600年、天下分け目の関ヶ原の合戦で西軍の

石田三成(いしだ・みつなり)を破り勝利した徳川家康は三年後に

江戸に幕府を開き天下を掌握しました。

しかし、破れたとはいえ、豊臣方はなお、難攻不落の大阪城を持ち、

秀吉が溜めこんだ金銀がうなるほどにありました。

 

年老いた家康は、自分が生きている間に豊臣を滅ぼそうと決意し

1614年、豊臣方が寄進した方広寺の鐘の銘文の「国家安康」が

家康の名前を引き裂いて呪うものだと言いがかりをつけます。

 

大阪方は、徳川が豊臣を滅ぼすつもりだと判断して、ふんだんに

お金を撒いて、浪人達や徳川に滅ぼされた大名の残党を集めて、

戦う姿勢を見せます。

 

真田幸村は、この呼びかけに応じて、大阪城に入り、

城の唯一の弱点と考えられた南側に扇型の砦、真田丸を築くのです。

 

真田丸に襲いかかる、徳川軍、二万六千名

大阪冬の陣 wiki

 

大阪冬の陣が始まると、豊臣方の勢力は大阪城に入り籠城し、

幸村も真田丸に入って徹底抗戦の構えを見せます。

攻める側の徳川方は、前田利常(まえだ・としつね)、井伊直孝(いい・なおたか)、

松平忠直(まつだいら・ただなお)、南部利直(なんぶ・としかど)、

松倉重政(まつくら・しげまさ)、榊原康勝(さかきばら・やすかつ)という面子で

合計26000名以上。

 

守る側の豊臣方は、真田幸村、後藤基次(ごとう・もとつぐ)、
木村重成(きむら・しげなり)長宗我部盛親(ちょうそかべ・もりちか)等

17000名以上でした。

この中で、真田幸村は5000名の兵力を有していました。

 

家康は真田丸を攻めるなと厳命するが・・

大阪冬の陣 wiki加工

 

家康は、真田丸を攻める事を戒め威圧だけを加えるように

大将の前田利常に命じます。

そこで、利常は、塹壕と土塁を築きますが、真田勢は篠山(しのやま)という丘に

兵を配置して鉄砲を放って徳川勢の仕事を妨害します。

 

怒った前田は、篠山を奪取しようと奇襲を掛けますが、

それを察知した幸村は、篠山の兵力を撤退させたので徳川方が

踏み込んだ時にはもぬけの殻でした。

 

呆気にとられる徳川方を、真田勢は真田丸から思いっきり

馬鹿にして挑発します。

 

「やーい!バ―カ、バ―カ、オタンチン!!

もぬけの殻の丘に必死こいて攻めてやんの、ばっかでー!

ハーゲ!デーブ、チービ!悔しかったら、攻めてきてみろ!」

 

前田利常、罵倒に耐えきれず真田丸を攻撃する

 

「おのれ!武士に向かって、なんたる罵詈雑言、

許せぬ、打ち殺してくれる!!」

 

誇り高い前田勢は、あまりに汚い挑発に我慢できず、

一部の兵が命令を破って真田丸に突進します。

 

幸村「しめた、挑発に乗ったぞ、鉄砲隊前へ!

相手が柵にしがみつくまで、一発も撃つなよ!!」

 

前田利常は、軍が暴発したのに驚き兵を引こうとしますが、

全ては手遅れでした。

 

真田丸の柵に殺到した前田勢は、真田の鉄砲隊に

弾丸の雨を降らされ、続々と倒れていきます。

 

大阪城で火薬庫が爆発、それを見た徳川勢が殺到!

 

この時、大阪城内で、火薬庫が爆発します。

これは誤爆だったのですが、徳川勢は、豊臣方に潜入したスパイが

城内で反乱を起したと勘違いします。

 

「しめた!豊臣方に潜入した味方が城内で反乱を起したに違いない。

ここで、攻めこめば、大阪城は落城、俺も大大名かも、、ウヒョ♪」

 

こうして事態を静観していた井伊、松平勢も遅れてはならじと、

真田丸の横である大阪城の八丁目口、谷町口に殺到してきました。

豊臣側でも、これに対して必死に鉄砲を撃ちまくり応酬します。

 

いつまで経っても、大阪城に変化がない事から、

徳川勢は、火薬の爆発は誤爆だと悟りますが、

もう引くに引けない程に、軍勢は前のめりになっていました。

 

しかも、鉄砲を防御する竹束も鉄盾も置いてきていたので、

退却する間も、鉄砲弾を防ぐ術がなく、死傷者は激増していきます。

結果、徳川方は死傷者1万人という大損害を受けて撤退します。

この鮮やかな勝利で真田幸村の名前は天下に轟いたのです。

 

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