ハイ、それでは、三国志の世界をいろいろな角度から掘り下げていく
「ろひもと理穂の三国志なんでもベスト10」のコーナーです。
今回は三国志に登場するコンビに注目して、私の独断偏見のもと
「三国志ベストコンビネーション賞」(SBC)を決めたいと思います。
これは武将・軍師・文官・君主問わず、「おお!!」と感心・感動したコンビに送られます。
【こちらの受賞につきましては個人の見解になりますので、ご了承ください】
さてそれでは、ベスト10を発表していきましょう。
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第10位から第6位
第10位!馬騰(ばとう)・韓遂(かんすい)の「本当に義兄弟?コンビ」です。
義兄弟の契りを交わしながら血みどろの内戦状態だったのがマイナスポイントでした。
なんといっても韓遂は馬騰の妻子を殺しているという事実がありますからね。
しかし、義兄弟だったし、韓遂も馬騰の息子の馬超を支えたのでランクインです。
第9位は……張繍(ちょうしゅう)・賈詡(かく)の「軍師に頼りっきりコンビ」です。
いまいち君主としては器量に疑問のある張繍ですが、
賈詡の助言を素直に聞いてあの曹操をあと一歩というところまで追い詰めたのは評価できます。
第8位は!甘寧(かんねい)・凌統(りょうとう)の「仇からの友情コンビ」です。
父親を甘寧に殺された凌統でしたが、過去の因縁を水に流して呉のために共闘した姿に感動。
どこまでが真実かはわかりませんが、甘寧が凌統の危機を救ったことで友情が芽生えたとか。
第7位は!姜維(きょうい)・夏侯覇(かこうは)の「はぐれ武将コンビ」です。
その名の通り、魏を追われたふたりのタッグです。夏侯覇を参謀にして姜維は魏の王経を破りました。
蜀の終盤を支えた数少ない武将たちの苦労は計り知れません。
第6位は……関羽(かんう)・張飛(ちょうひ)の「パーフェクトコンビ」です。
強さだけでいくと最強です。信頼関係も抜群。正直、このコンビを敵に回すと恐ろしいです。
じゃあなんで6位なのかというと、このコンビでそこまでの実績をあげていないからです。
第5位と第4位
関羽・張飛以上のコンビっていったい!?
それでは気になる第5位です。
ジャン!!劉備・諸葛亮孔明の「水魚の交わりコンビ」です。
あまりに定番すぎるので説明は省略します。
劉備が自らここまで賞賛したのですからこのコンビネーションは折り紙付きです。
では第4位!!曹操(そうそう)・荀彧(じゅんいく)の「親友コンビ」です。
曹操の陣営にあって、荀彧だけは曹操の配下ではなかったと私は思います。
曹操には曹操の志があり、荀彧には荀彧の志がありました。
互いにその能力をとても評価し、尊敬もしていたのではないでしょうか。
まさに大親友。最後に袂を分かつ点のみマイナスポイントですが、
このコンビなくして曹操の成功はあり得ないでしょう。
第3位と第2位
では栄えある第3位です!!黄忠(こうちゅう)・厳顔(げんがん)の「老将コンビ」です。
そのままですが、このコンビは高齢化社会に夢と希望を与えました。
この点が大きなポイントになっています。
老人ながら戦場に出て、なおかつ魏の張郃や韓浩、
さらに夏侯淵まで破っています(どこまでが真実かは不明ですが)。
これは70歳でエベレストを登りきるような功績です。
さらに続いて、第2位の発表です!!
イメージはかなり暗いです。ふたりとも曹操にいじめられていたような感じがあります。
しかしその執念は凄い。曹操の後継者争いに勝ったという点が一番の評価のポイントです。
好き嫌いは別として、このコンビであれば魏は大丈夫と曹操を納得させたのは見事の一言です。
SBC特別金賞
ということで「三国志ベストコンビネーション賞」SBCの特別金賞です!!
ジャジャジャジャーン!!!!
第1位は孫策(そんさく)・周瑜(しゅうゆ)の「断金の交わりコンビ」です。
やっぱり「若い」「イケメン」「強い」の三拍子が揃っているのが特別金賞の理由です。
文句なしです。ぶっちぎりですね。このふたりの友情は永遠でしょう。
このコンビが存続し続けていたら曹操を凌いでいたかもしれません。
攻守・知勇ともに抜群のコンビネーションです。
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三国志ライター ろひもと理穂の独り言
独断と偏見で決めさせていただきました。あしからず。
ぜひこんなベスト10を決めてほしいというリクエストがございましたら、
「はじめての三国志」のアンケートまでお願いします。
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—古代中国の暮らしぶりがよくわかる—