三国志平話
はじめての漢王朝




はじめての三国志

menu

三国志の雑学

三国志演義の趙雲の見どころを一挙ご紹介!

五虎大将軍の趙雲




趙雲

 

(しょく)の武将といえば、誰を思い浮かべるでしょうか?

おそらく多くの人が桃園三兄弟の関羽(かんう)張飛(ちょうひ)の名を挙げるのでしょう。

しかし、それでも忘れてはいけない存在がいます。

趙雲(ちょううん)です。

 

正史『三国志』ではほとんど見せ場のない趙雲ですが、

三国志演義』では目覚ましい活躍を見せ、

人々の心を魅了し続けています。

 

というわけで、

今回はそんな趙雲の『三国志演義』での見どころを

張り切ってご紹介したいと思います。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:五虎大将軍なのに趙雲の扱いが色々雑すぎる気がする件について

関連記事:三国志演義と蒼天航路で趙雲の噛ませ犬!可哀想な麴義

 

 

公孫瓚を颯爽と救い出す

公孫瓚を颯爽と救い出す趙雲

 

董卓(とうたく)が漢朝の政治を牛耳りだすと、

董卓連合が結成されました。

 

そこには劉備(りゅうび)の兄的存在の公孫瓚(こうそんさん)も名を連ねており、

関羽張飛を引き連れた劉備と共に董卓討伐に奔走していました。

 

しかし、董卓が洛陽から長安に逃げた後、

今度は袁紹(えんしょう)がその野望を露わにし、

公孫瓚の従兄弟・公孫越(こうそんえつ)を死に追いやったために

公孫瓚は怒髪天。

公孫瓚は袁紹に天誅を加えんと戦いを挑みます。

 

しかし、流石に袁紹軍の力は強大で、

公孫瓚はかえって袁紹の猛将・文醜(ぶんしゅう)に追い詰められ、

馬から落ちてしまいます。

 

文醜がいよいよ公孫瓚にとどめを刺そうとしたその時、

馬に乗った1人の若武者が草むらから躍り出て

文醜に跳びかかったのでした。

 

この若武者こそ、趙雲です

 

文醜と互角以上の力でわたり合い、

文醜を追い返した趙雲は

公孫瓚の配下になりました。

 

 

運命の人、劉備と出会う

劉備と趙雲

 

その後公孫瓚は軍を立て直して

再び袁紹に戦いを挑むことにします。

 

その際、趙雲はまだ入りたてほやほやということで、

予備部隊として一隊を任せられました。

そして再び袁紹軍との戦いの火ぶたが落とされたのですが、

やっぱり公孫瓚は袁紹軍にケチョンケチョンにやられてしまいます。

 

再び敗走することになってしまった公孫瓚でしたが、

最後尾で控えていた趙雲が

敵兵をバッタバッタとなぎ倒して敵を押し戻し、

ついに公孫瓚軍は攻勢に転じました。

 

この趙雲の勢いを見た袁紹は、

決死の覚悟で精鋭部隊を率いて趙雲に襲いかかります。

これには流石の趙雲も引き返さざるを得ず、

公孫瓚をかばいながら必死に逃げました。

 

するとそこに、3人の大将と軍勢の影が現れます。

そう、劉備・関羽張飛の3人です。

3人の姿を認めた袁紹は驚いて必死に逃げて行き、

これによって公孫瓚は再び命拾いしたのでした。

 

その後公孫瓚は3人に感謝を述べ、

劉備に趙雲を引き合わせました。

劉備と趙雲は少し言葉を交わしただけで互いのことが気に入り、

お互いに離れがたい気持ちを抱くようになります。

 

しかし、ついに別れの日が訪れます。

私は仕える主君を間違えました。

と涙を流す趙雲をなぐさめた劉備でしたが、

劉備の目からも涙が溢れていたのでした。

 

激動の時代を生きた先人たちから学ぶ『ビジネス三国志

ビジネス三国志  

劉備との再会

劉備との再会する趙雲

 

その後、徐州が呂布(りょふ)に乗っ取られた劉備は

関羽と離れ離れになってしまいましたが、

袁紹VS曹操(そうそう)の天下分け目の官渡の戦いの後、

無事感動の再会を果たします。

 

しかし、再会の喜びに浸かる間もなく、

関羽が新たに臣下に迎えた元山賊の周倉(しゅうそう)たちが手傷を負って現れました。

周倉は恐ろしい一人の武者が突然襲い掛かって来たことを劉備や関羽に話し、

それを聞いた劉備たちはその武者が潜んでいるという山に

さっそく出かけてみることにしたのでした。

 

そして一行が例の場所にたどり着き、

周倉が麓から山に向かって

「やーい、コノヤロー!」と叫ぶと、

馬に乗った武者が颯爽と山から降りてきます。

 

その姿を見た劉備は目を丸くします。

なんとその武者は、

かつて涙ながらに別れた趙雲だったのです

 

趙雲も劉備に気づくと馬から降り、

公孫瓚が袁紹に敗れて命を落としてから、

劉備の噂を聞いてここまでやって来たということを話しました。

 

劉備はこれを聞いて大変喜び、

趙雲を配下に迎えたのでした。

 

阿斗を二度も救い出した趙雲

阿斗を二度も救い出した趙雲

 

趙雲が長坂の戦い阿斗(あと)を救い出したことは有名ですし、

正史『三国志』にもその活躍ぶりは記されています。

 

しかし、『三国志演義』では、

趙雲が阿斗を救い出したのは長坂の戦いでだけではありません。

劉備に嫁いだ孫夫人(そんふじん)が阿斗を連れて呉に帰ろうとしたときにも

趙雲は大活躍したのです。

 

孫夫人は「母が危篤で孫の顔を見たがっている」

という孫権(そんけん)の偽手紙を受け取り、

急いで阿斗を連れて呉に帰ろうとします。

しかし、趙雲はいち早くそれに気づいて必死で追いかけ、

孫夫人に阿斗を返すように呼びかけました。

 

孫夫人は孫権に騙されていることに気づいていなかったために

趙雲に対して無礼だと罵りましたが、

趙雲も負けず劣らず言い返し、

援軍に駆け付けた張飛と共に阿斗を救い出すことに成功したのでした

 

三国志ライターchopsticksの独り言

三国志ライターchopsticksの独り言

 

その他、趙雲の『三国志演義』での活躍は枚挙に暇がありません。

ちょっぴり抜け作なところがある桃園三兄弟に比べ、

趙雲の完全無欠ぶりには男でも惚れ惚れしてしまうほど。

彼がいなければ蜀の歴史はもっと短くなっていたかもしれません。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:【あわれ趙雲】桃園義兄弟に入れないやむを得ない事情とは?

関連記事:【投げたらあかん!】阿斗を趙雲がキャッチする三国志ドラマがある

 

袁術のトホホな逸話
袁術祭り

 

chopsticks

chopsticks

投稿者の記事一覧

清朝考証学を勉強中。
銭大昕の史学考証が専門。
片田舎で隠者さながらの晴耕雨読の日々を満喫中。

好きな歴史人物:
諸葛亮、陶淵明、銭大昕

何か一言:
皆さんのお役に立てるような情報を発信できればと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

関連記事

  1. やり過ぎー!!!元祖、曹操オタクは陸遜の孫だった!?陸雲(りくう…
  2. 大声を出す張飛 「パチ感」の意味と曹豹が一騎討ちで張飛に勝つ方法
  3. 【こんなに共通点】戦国一の智謀の持ち主・真田昌幸と魏の謀臣・司馬…
  4. 曹彰 曹彰(そうしょう)とはどんな人?勉強嫌いだが、武を磨いて将来を期…
  5. 幕末 魏呉蜀 書物 あの謝安もたじたじ!?謝安の嫁が強すぎる…
  6. 曹叡 【三国志歴史ミステリー】魏の二代目皇帝・曹叡(そうえい)は誰の息…
  7. 孔明による出師の表 科挙の参考書に載った諸葛亮のヘタうま名文
  8. 天才軍師・郭嘉の息子も天才軍師だったの!?

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 魯粛
  2. 五虎大将軍の馬超
  3. 郭嘉の本

おすすめ記事

  1. 明治維新とはどんな改革?近代国家を目指した政治改革を分かりやすく解説 幕末軍服姿の西郷どん 西郷隆盛
  2. キングダム 527話 ネタバレ予想:話槍と鉄槌
  3. 【センゴク】西の覇者毛利水軍vs織田水軍の戦い「木津川口の戦い」
  4. 【5分で分かる】意外と知らない孫呉滅亡のきっかけ 呉の孫権
  5. 劉備が宴会していた襄陽(じょうよう)ってこんな街!よかミカンが行ってみた
  6. 大河ドラマの田畑政治とはどんな人?いだてんの主人公を紹介 オリンピックを誘致する田畑政治 いだてん

三國志雑学

  1. 株式会社三国志で働く劉備と孔明
“はじめての三国志150万PV" はじめての三国志コミュニティ総合トピック
“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 坂本龍馬(幕末時代)
  2. 酒井忠次
  3. 陸抗
  4. 対立する西郷隆盛と大久保利通
  5. 読者の声バナー(はじめての三国志)

おすすめ記事

杜夫人 関銀屏(かんぎんぺい)とはどんな人?まさに三国志界のジェダイの騎士 【第7回 幻想少女】強敵続出!ろひもと理穂は曹操に会えたのか!? 郭嘉 vs 法正 郭嘉と法正って似ている所あったの? 西洋が好きな霊帝 刑顒(けいぎょう)とはどんな人?三国志時代の曹植家に仕えていた執事 【キングダム】龐煖(ほうけん)が戦死する理由を史実をもとにネタバレ予想! 赤鎧を身に着けた曹操 【真田丸】幸村だけじゃない!曹操、孔明も使った赤備え!ザクとは違うのだよザクとは… 桓騎軍のDQN集団がヤバ過ぎる・・・何であんなのが配下に集まるの?その驚くべき理由とは? 島津斉興の家系図はどこに繋がる?鎌倉から幕末までを網羅

はじさん企画

“if三国志" “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“邪馬台国"

“三国志人物事典"

PAGE TOP