人形劇 三国志の最終回 第68話「孔明五丈原に死す」はどんな話か?


 

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三国志展-人形三国志-孫権

 

「人形劇三国志」は1982年から1984年までNHKで放送されていた人形劇です。「三国志演義」を基にした物語で今でも熱狂的なファンがいる作品として知られていますね。

 

全68話の物語ですが、その最終回はどのような話だったか覚えていますでしょうか?

 

自分の人形を操る張飛

 

今回の記事では「人形劇三国志」最終回のネタバレがありますので、未見の方は注意してください!

先ずは「人形劇三国志」の解説からしていきましょう。

 

 

「三国志演義」を基にした人形劇

 

「人形劇三国志」の物語は小説「三国志演義」を基にしています。しかし、独自のアレンジも加えられており、オリジナルキャラなども登場します。

 

代表的なオリジナルキャラは呂布(りょふ)の弟「呂王(りょおう)」で、海賊として登場します。「三国志演義」は蜀を中心とした物語ですが、「人形劇三国志」では更に蜀びいきが強調され、魏や呉は悪役のようなアレンジがされています。

 

三国志(歴史)を誇張しまくる羅貫中 ver2

 

正義の蜀が悪の魏や呉を倒す、ような勧善懲悪が協調されています。

 

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人間味のある人形と演技

自分の人形を操る曹操

 

人形は人形劇の巨匠「川本喜八郎(かわもときはちろう)」先生が担当しています。とても表情や動きが細やかで、それぞれのキャラの気持ちが伝わってくるようでした。背景も本物の炎や水を用い迫力を出すことにも成功しています。

 

おとぼけ(田畑)ナレーション

 

声は谷隼人さん、石橋蓮司さん、森本レオさんなど実力派の俳優が担当してます。1人の俳優が複数の配役を担当しており、主役の玄徳を演じる谷さんは典韋(てんい)程昱(ていいく)など魏の武将の声も担当しています。

 

この作品では、まずは俳優の声を先に収録し、後に人形を操演するという「プレスコ」という技法が採用され、人形の繊細な動きを表現することに成功しています。

 

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語り部として紳助・竜介が出演

人形劇三国志の語り手風 kawausoさん、おとぼけさん

 

物語の解説役として当時大人気だった漫才コンビ「紳助・竜介」の島田紳助さん、松本竜介さんが出演しています。この二人は劇中にも「紳々(しんしん)竜々(ろんろん)」として登場し、様々な勢力に兵士として渡り歩きます。策略の一端を担うなど、重要な役割を与えられることもあります。

 

また、実際の紳助・竜介さんと会話するなどメタフィクション(作り話であることを敢えて言う)的な演出もありました。この二人は登場人物で唯一、最後まで出演しています。

 

新解釈・三國志

 

 

そして最終回へ

自分の人形を操る孔明

 

ここからは「人形劇三国志」のネタバレを含みますので、未見の方はくれぐれもご注意を!最終回のタイトルは「孔明、五丈原に死す」

 

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蜀に暗雲

敵に囲まれる馬謖

 

前回の話では魏と雌雄を決すべく、期待の武将「馬謖(ばしょく)」を抜擢し北伐に向かいます。しかし馬謖は大きな失敗をし、蜀軍は撤退を余儀なくされ、孔明(こうめい)は泣く泣く馬謖を処刑することになったのでした(泣いて馬謖を斬る)。

 

自分の人形を操る趙雲

 

悲壮感が漂う蜀にまた一つ悲報が。関羽(かんう)張飛(ちょうひ)などが亡きあと、建国の功臣として蜀を引っ張った「趙雲(ちょううん)」が亡くなったのです。

 

寿命を全うした70歳の趙雲

 

彼は蜀の将来を心配しながら息を引き取ります。

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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