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張飛に怒鳴られて落馬して死んだ武将、曹丕の粋な計らい等、三国志を彩る変わった武将たち

2014年12月24日


 

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すぐに戦争したがる姜維

 

三国志は、メジャーな武将、知将達ばかりで構成されているのではありません。そこには、?と思う、変な武将達、知将、人物が含まれています。知らなくても、全然三国志演義を読むのに支障がない、そんな愛すべき、武将達をここで紹介致します。

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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恐らく最弱、張飛(ちょうひ)に怒鳴られて落馬して死んだ武将

最弱武将

 

夏候桀(かこうけつ)は、三国志演義にのみ登場する武将で夏候淵(かこうえん)や夏候惇(かこうとん)とは親戚、しかし、その武勇は全くゼロに等しく、長坂の戦いで張飛に一喝されて、肝を潰して落馬、打ちどころが悪く、そのまま死亡しました。

 

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葬式で曹丕以下、魏将全員がロバの鳴き真似で送った文官

王粲

 

王粲(おうさん)は、元々は、荊州の劉表(りゅうひょう)に仕えていたのですが、容貌が醜い為に嫌われ、後に荊州の支配者になった曹操(そうそう)に仕えて法律のスペシャリストとして活躍します。この王粲は、何よりもロバの鳴き声を愛していて、自分も、ロバの鳴き声を好んで真似していました。

 

皇帝・曹丕の粋な計らい

曹丕 残忍

 

王粲の死後、皇帝だった曹丕(そうひ)は、その事を思い出して、

「王粲を偲んで、参列者全員でロバの鳴き声をモノマネして、冥福を祈ろうではないか?」

 

と提案、、皇帝の命令に逆らえる筈もなく、厳めしい武官も文官もそれぞれ、一度づつロバの鳴き真似をして送りました。

 

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怒らせて血を吐かせて病を直した名医 華佗

華陀 麻沸散

 

関羽の肘を外科手術で直し、曹操の原因不明の頭痛を頭部を切開して直すと言った為に、曹操に疑われて殺された伝説の名外科医華陀(かだ)は、ある所で、郡長官の病気を診ていました。

 

華陀の見立てでは、郡長官は怒らせれば治ると出ました。

※どういう病気なんだよ、、、

すると華陀は、報酬を貰ってもろくに治療もせず、診療をすっぽかしたばかりか、郡長官の悪口を書いた文書をわざわざ送りつけました。それを見た郡長官は、あまりの無礼に激怒して、大量の血を吐きます(またか、、)

 

ですが、それっきり、郡長官の病は治癒したそうです。いかがでしょうか?いずれも知らなくても困らない人々の逸話ですが、何だか面白いと思いませんか、、

 

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kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

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