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20話:激突、菫卓対反菫卓連合軍

反董卓軍マニアック(劉備 雷銅 リョカ サマカ 周倉)




反董卓軍マニアック(雷銅 リョカ サマカ 周倉)

 

西暦190年、17名もの諸候から組織された反菫卓連合軍は、

20万人という大軍を擁して、洛陽の前庭汜水関に陣を敷きます。

 

その宿営地は、二百里、10キロメートルにも及んだと言われ、

菫卓軍将兵を大いに恐れさせていました。

 

前回記事:19話:超豪華!反董卓軍の英雄達




董卓軍の2枚看板

呂布 最強 曹操

菫卓(とうたく)は、猛将である華雄(かゆう)を汜水関の総大将に任命し、

その背後にある虎牢関を呂布(りょふ)に守備させました。

二枚看板を全面に押し出し、絶対に洛陽には踏み込ませない

という鉄壁の守りの構えです。

 

関連記事:これは可哀想。。嫌な上司と呂布の謀略の為に死んだ正史の華雄(かゆう)




日本の関所(せきしょ)のイメージ

関所の冠木門様式の門

 

関所(せきしょ)とは、交通の要所に設置された、徴税や検問のための施設である。

 

ところで関というのは、日本でいうと「関所」で、

木で造られた貧相な門を守るのどかな検問所のイメージですが

 

中国では勿論違います、それは、洛陽の都を守る城壁を持つ

大要塞の事を意味していました。

 

董卓連合軍の初陣・孫堅(そんけん)

孫堅017

 

最初に反菫卓連合軍で名乗りを上げたのは、孫堅でした。

部下の程普と共に、汜水関に挑みかかった孫堅は、

華雄の副将である胡軫(こしん)を斬り捨てて一番手柄を立てます。

 

その事で意気上がる連合軍ですが、華雄は、それで意気消沈するような

並の武将ではありませんでした。

 

関連記事:記録が乏しい孫堅の妻たち

 

 

董卓軍の2枚看板・華雄の反撃

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直ぐ様に反撃に移り、攻勢だった孫堅を押し戻してしまいます。

この時に、孫堅は武将の祖茂(そも)を打ち取られました。

 

連合軍は、勢いを殺すまいと、さらに次々と武将を送りだします、

しかし、華雄は沈着冷静で、袁術軍の兪歩、韓馥軍の藩鳳を次々に斬殺。

 

恐るべし華雄

顔良&文醜

 

この華雄の強さに連合軍は意気消沈し、盟主の袁紹は、

「こんな事であれば、顔良(がんりょう)と文醜(ぶんしゅう)を連れてくるべきであった、、

と嘆いていたと言われています。

連合軍は、虎の子の武将をあたら失うのを嫌がり、

華雄の挑発にも、誰も手を上げるものはいません。

 

曹操は、この状態を危ういと感じて

「誰か華雄を討ち果たせる勇者はいないのか?」と叫びますが、

辺りは水を打ったように沈黙してしまいます。

 

しかし、この時に、黒髯を胸まで蓄わえた武将が名乗りを上げます。

公孫瓚配下の劉備玄徳の義兄弟、関羽雲長でした。

 

関連記事:顔良と文醜の裏話、顔良って実はいい奴?

 

関羽の鮮烈なデビュー

関羽VS華雄完成

 

「おお、勇者なり、景気づけの酒を飲まれい!!」

 

曹操は嬉色満面で関羽に酒を勧めますが、関羽は無愛想に固辞し、

「酒は、華雄を斬ってから頂く、、」と呟くと馬に跨り汜水関に向かいます。

 

華雄も、「また殺されに来たか」と怒声を発しながら、関羽に挑みますが、

次の瞬間に首が胴から離れていたのは華雄でした。

 

関羽は華雄の首を引っ提げて陣営に帰還して、

曹操が与えた酒を飲み干します、その時、酒はまだ暖かかったと言われます。

関羽の電光石火の鮮烈なデビュー戦でした。

 

と何度読んでも、三国志ファンは痺れる関羽の男っぷりですが、

実際には、この話は演義のみのフィクションです。

 

実際に華雄を討ったのは孫堅であったと言われています。

 

実際の反菫卓連合軍は、大軍を擁しながら徒に菫卓を恐れ、

毎日、会議と宴会ばかりで血を流す諸候は少なかったのです。

 

その消極的な連合軍で、孫堅は一人奮戦し、それを嫌がった菫卓は、

これを買収して自軍に引き入れようとしています。

 

しかし、一本気で忠義に厚い孫堅は、

「逆賊の手下になど、死んでもなるか!!」と即座に拒絶しています。

 

反菫卓連合軍の強さは、その多くを勇猛果敢な孫堅軍の働きに、

頼っていた危うい部分を孕むものでした。

 

そして、その消極的な対応が後の連合軍崩壊の原因になっていきます。

 

 

 

耳で聞いて覚える三国志

 

次回記事:21話:汜水関の戦いの功労者




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この記事を書いた人:kawauso

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どうも、kawausoでーす、好きな食べ物はサーモンです。
歴史ライターとして、仕事をし紙の本を出して大当たりし印税で食べるのが夢です。

もちろん、食べるのはサーモンです。

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