74話:孔明に嫉妬する周瑜

孫権 弔い出陣

孔明(こうめい)の大論陣と、水軍提督である周瑜(しゅうゆ)の

主戦論の表明で、孫権(そんけん)は、曹操(そうそう)に対して

宣戦を布告する事を決意しました。

 

孫権:「以後、余の前で曹操への降伏を説くものは、こうなると思え!」

 

孫権は一喝すると、目前の文机の角を剣で斬り飛ばします。

 

これには、降伏派も沈黙して軍義は終了します。

 

前回記事:73話:孔明、大論陣を張り呉の降伏派を叩き潰す

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劉備軍の天才軍師・孔明が更に提案

孔明 軍師

 

安堵する魯粛(ろしゅく)と周瑜ですが、そこで孔明が一つの提案をします。

 

孔明:「開戦を決断したものの、恐らく孫権殿は、まだ一抹の不安を

持っていると思われます。

降伏派に再び、説得されない間に今の内に再度、我が軍の優勢を

力説して迷いを絶つべきかと、、」

 

周瑜は内心、(群臣を前に断言されたのだ、、それは杞憂だろう)

とは、思いましたが、大事な事ではあるので念を入れて

再び、孫権に会い、再度呉軍の優位を説きます。

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孫権は一抹の不安を抱えていた

遅れて来た孫権 英雄

 

すると孫権は曇っていた表情を解いて言います。

 

「周都督が、再び我が軍の優位を説いてくれた事を嬉しく思う

実は、開戦を断言したものの不安であったのだ、、」

 

周瑜は、孔明の読みが当たっていた事に衝撃を受けます。

 

孫権とは、何十年の付き合いである自分より、

新参の孔明が孫権の心理を読んでいた事に脅威と嫉妬心を

感じてしまったのです。

 

周瑜から孔明に対して嫉妬心が生まれてしまった

周瑜くやしい 呉

 

周瑜:「このまま、孔明を劉備の下に返しては、将来、呉にとって

強大な敵になるかも知れぬ、手を打たねば」

 

周瑜は、孔明の兄である諸葛瑾(しょかつ・きん)に対して、

孔明に対して呉に降るように説得を依頼しますが、

孔明は断り上手く行きませんでした。

 

周瑜:「止むをえぬ、、ならば、この曹操との戦いの最中に

孔明には死んでもらう以外にはあるまい、、」

 

周瑜は、己を超える才能を持つ、孔明を恐れ、呉の将来の為に

これに理由をつけて殺そうと決意します。

 

孔明の立場

劉備と孫権同盟

 

孔明もその事を予期し、謀略を回避しつつも、

一方では周瑜を利用して、赤壁(せきへき)の戦いに

勝利しないといけないという

複雑な仕事をしないといけなくなります。

 

実際の周瑜はどうだったの?

孫呉(孫権黄蓋陸孫周瑜周泰) 

 

しかし、三国志演義では、孔明に嫉妬して、戦争そっちのけで

これを殺そうとしては逃げられるという役どころの周瑜は、

全くの創作であって、現実の周瑜は赤壁の戦いを主導して、

曹操軍を壊滅させた呉の立役者でした。

 

 

耳で聞いて覚える三国志

 

 

次回記事:75話:周瑜の計略で曹操の水軍が弱体化

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どうも、kawausoでーす、好きな食べ物はサーモンです。
歴史ライターとして、仕事をし紙の本を出して大当たりし印税で食べるのが夢です。

もちろん、食べるのはサーモンです。

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