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92話:劉備を徹底的に追い詰める張任

この記事の所要時間: 215

劉備 危機一髪

 

龐統(ほうとう)を殺され、蜀の張任(ちょうじん)に

押しまくられる劉備(りゅうび)ですが、伊達に長年、

負け犬をやっているわけではありません。

 

 

根拠地の涪水城に戻ると、張任の攻撃に耐えながら、

反撃の準備を着々と整えます。

 

前回記事:91話:張飛の大手柄 蜀将の厳顔を味方にする

 

張任の罠にはまる劉備軍

魏延

張任の軍が長らくの包囲に疲れて士気が低下したのを見計らい、

劉備は反撃を開始、魏延(ぎえん)を右、黄忠(こうちゅう)を左

そして、劉備が中央に展開する布陣を展開して、

蜀軍を圧倒して、張任を敗走させました。

 

 

しかし、これは張任の罠でした。

張任は雒城に入ると、籠城し劉備軍を散々に攻めさせます。

 

ところが、雒城は堅城で、どんなに攻撃してもビクともしません。

 

疲れが見えた劉備軍に張任は再び、罠を仕掛けます。

 

 

城から、夜密かに兵を出して、劉備の中央軍の背後に伏兵させ、

さらに、魏延と黄忠の軍の左右にも伏兵を配置します。

 

 

そして、翌日、張任は、城を開いて打って出ました。

劉備は、喜び勇んで、張任に立ち向かいますが、

この時に、中央軍の背後と、黄忠、魏延の左右に伏せていた

伏兵が一斉に立ちあがり、劉備軍を分断したのです。

 

劉備軍、またまた大ピンチ

雷怖くない 能ある劉備

 

劉備軍は、いきなり軍の左右が敵兵になったので大混乱、

軍は、総崩れになり、劉備は兵士とも魏延、黄忠ともはぐれて、

たった一騎で逃げる羽目になります。

 

 

「見つけたぞ!あれが劉備だあ!追えーッ、殺せーっ!!」

 

 

張任は、故郷を蹂躙された恨みを晴らすのは今とばかりに、

たった一人で逃げる劉備を執拗に追いかけます。

 

 

劉備:「いよいよ、ここでワシもお仕舞いか、、」

 

 

疲れて勢いが落ちてきた馬を見つめながら、

劉備が諦めかけた、その時です。

 

援軍の張飛がタイミングよく合流

長坂の戦い 張飛

 

張飛:「劉兄ぃ、無事かああああああ!!!!」

 

山の間道から、張飛(ちょうひ)の軍勢1万が飛び出してきました。

 

 

張飛:「てめえらぁ!!戦がしたいなら、この張飛様が相手だあ

かかってきやがれィ!!」

 

 

張飛は蛇矛を振り回し、劉備に追いすがろうとする蜀軍を威圧します。

 

 

張任:「何!!あの長坂橋の勇者の張飛だと、、

やっと、ここまで劉備を追い詰めたと言うに、、

ちっ分が悪い、者共っ退けっ!」

 

 

張任は、部下に号令を出して、雒城に向かって引き返しました。

 

 

劉備:「張飛、よく来てくれた、今度ばかりは、流石にワシも駄目かと

観念しておったぞ、、」

 

 

劉備は、九死に一生を得て、座り込んでしまいました。

 

 

孔明と趙雲も劉備軍に合流

あじさい s

 

その内に、散らばっていた、魏延や黄忠の軍勢が結集し、

そこに、遅れて、孔明(こうめい)と趙雲(ちょううん)の

軍勢が入ってきます。

 

 

涪水城に戻ってきた劉備軍は、4万人に膨れ上がり、

ようやく、張任を攻略するのに、充分な軍勢が整いました。

 

 

劉備:「蜀の武将は、戦争に慣れておらぬので、

ここまでは楽勝であったが、あの雒城の張任だけは、違うようだ、、

わしは、これまでにも何度も煮え湯を飲まされてきた。

知勇兼備の武将だけに、追い詰めても城に逃げ込まれれば、

手が出せない、、孔明、何かよい知恵はないか?」

 

 

劉備に相談されると、孔明は、暫く考えてから言います。

 

孔明:「では、敵将の張任を雒城からおびき出し、二度と戻れないように

致しましょう、私にお任せ下さい」

 

 

孔明は、こうして、劉備に張任をおびき出す策を授けました。

 

耳で聞いて覚える三国志

 

 

次回記事:93話:名将 張任、遂に堕ちる

 

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どうも、kawausoでーす、好きな食べ物はサーモンです。
歴史ライターとして、仕事をし紙の本を出して大当たりし印税で食べるのが夢です。

もちろん、食べるのはサーモンです。

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