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【魏の五虎将】俺たちだって五虎将だ!張遼編

この記事の所要時間: 348




張遼・楽進・李典

 

皆さん、蜀だけでなく、魏にも五虎将と呼ばれる存在がいたのはご存知ですか?

名前を挙げていくと、張遼(ちょうりょう)楽進(がくしん)

于禁(うきん)徐晃(じょこう)張郃(ちょうこう)の五人です。

今回は、この五人について、正史を基準に掘り下げて考えてみたいと思います。

 

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張遼の経歴

張遼 カカロットーーーー!

 

さて、魏の五虎将のなかでも一番有名なのが、皆さんご存知この張遼(ちょうりょう)。

張遼は、字を文遠といいます。

漢の末、呂布の義父であった丁原は張遼の武力が人並み外れていたことから、

召し出して従事とし、兵を連れて都に赴かせました。

ここから彼の武将としての人生が始まります。

 

董卓&呂布

 

はじめは何進(かしん)によって河北に派遣されましたが、何進が宦官により打ち破られたため、

兵を連れて董卓(とうたく)の部下になります。董卓が敗北すると、

兵を連れて呂布の部下になりました。

 

呂布 あっけない 最後

 

そして、曹操(そうそう)が呂布を打ち破ると、間一髪のところで軍勢を連れて曹操に降伏し、

それからは曹操麾下の将軍となります。




合肥の戦い

泣く子も張遼

 

その後、張遼は数々の戦果を挙げますが、有名なのは楽進・李典とともに戦った合肥の戦いでしょう。

曹操は張遼たちに合肥に駐屯させて、自身は張魯の征伐に向かいます。

このとき、曹操は命令書を与え、箱のふちに「賊が来れば開け」と記しておきました。

はたして、曹操の読み通り、急に孫権が十万の軍勢を率いて合肥を包囲してきました。

そこで命令書を開くと、そこには「もし孫権が来れば、張遼・李典の将軍は城を出て戦え。

楽進将軍は護軍を守り、彼らと戦うことはならぬぞ」と書いてありました。

将軍たちはみな躊躇いましたが、張遼は言いました。

 

「公は遠征で外におられる。救援がつくころには、やつらはわが軍を破っていることまちがいない。

だからこそやつらの包囲網が完成しないうちに迎え撃ち、その盛んな勢力をくじいて人々の心を落ち着かせ、

そのあとで守備すべきだと指示されたのだ。

成功失敗のきっかけはこの一戦にかかっている。諸君は何をためらうのだ」

 

すると、李典もまた、張遼に賛成しました。

夜が明けると、張遼は鎧をつけ戟を持ち、先登になって敵陣をおとしいれ、数十人を殺し、二人の将校を斬り、

大声で我が名を呼ばわりつつ砦を突き破って侵入し、孫権の将旗のもとまで来ました。

孫権は仰天し、人々はどうしたらいいのか分かりませんでした。

そこで孫権は逃げて小高い丘に登り、長い戟を使って身を守りました。

張遼は孫権におりて戦えと怒鳴りましたが、孫権はあえて動こうとせず、張遼の率いる部隊が少ないのに気付きました。

そこで、兵を集結させて、張遼を幾重にも取り囲みました。

張遼は押し寄せる軍勢を追いはらい、まっしぐらに進んで激しく攻撃すると、囲みが解けました。

そうして、張遼は部下数人を連れて脱出できたのです。すると、残りの兵たちは、

「将軍、私たちを見棄てるのですか」

と叫びました。そこで張遼は再び引き返して囲みを突き破り、残りの兵士を救い出しました。

孫権の兵馬はみな道をあけ、思い切ってぶつかるものもいませんでした。

そうして、明け方から戦って真昼になると、呉の人々は戦意を失ったので、張遼は引き返して守備を固めたのです。

張遼の勇猛果敢さがよく分かるエピソードですね。

以上が有名な合肥の戦いにおける張遼の戦いっぷりでした。

いやあ、改めて見ると惚れ惚れしますね!

特に残りの兵を救いに再び突入したところなんて、痺れてしまいます。

また、張遼はほかにも、演義では、関羽との友情でも有名です。

 

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三国志ライター秋斗のつぶやき

秋斗

 

さて、今回は張遼についてお伝えしましたが、

あまり情報量が多いと私が混乱するので、今回は張遼だけで終了させていただきます。

 

いやあ、張遼、格好良いですね。

惚れ惚れしてしまいます。呉派の私でもそうなのだから、張遼好きの皆さんはそれにもましてでしょう。

私の知り合いの女性にも張遼ファンはいましたが、

男女関係なくファンが多いところに、張遼の魅力を感じますね。

特にその女性は、「三国志で結婚するなら絶対に張遼」と断言しておりました(笑)

さて、ここからは余談になりますが、わたくし、ソーシャルゲームの三國無双をちょっとだけプレイしたことがあるのですが、

あれで最初に使ったキャラが張遼でした。

あの「邪魔だ!」が確かに「山田!」に聞こえると爆笑しながら使った覚えがあります。

あれでやっと、巷で言われる「山田」が誰なのかを知りました(笑)

では、次は同じく合肥組と称される楽進についてお伝えしたいと思います。

のんびり更新ですが、気長にお待ちください。

 

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この記事を書いた人:秋斗

秋斗

■自己紹介:

三度の飯より歴史と本が好きな三国志女です。

イチオシは周瑜さま。周家の家人になって周瑜さまのおはようからおやすみまでを見つめたい日々です。

 

■好きな歴史人物:

周瑜、項羽、土方歳三、今井四郎兼平

 

■何か一言:

数少ないかもしれない女ライターですが、女ならではの視点でやっていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします!

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