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陸遜はイケメンだった?三國無双でも人気武将にランクインされてる理由

2018年1月28日


 

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陸遜(りくそん)といえば「火計」を用いて、劉備(りゅうび)が率いる蜀の主力を撃退した「夷陵の戦い」が有名です。そのイメージが強いからなのか、三國無双シリーズでの陸遜のコスチュームは基本的に真っ赤です。

 

表情は爽やかで、知性を感じさせるイケメンぶりですね。やはり「陸遜=イケメン」というのが三国志の共通認識でしょうか。これを崩すとまさに陸遜ファンの怒りを「烈火」の如く爆発させ、「炎上」させる危険性があります。

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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陸遜は本当にイケメンだったの?

 

陸遜は、本当はブサイクでした。なんてことをいうと怒りの矛先が「はじ三」に向けられるので、絶対に口にできませんね。陸遜は間違いなく「イケメン」です!

 

 

 

 

前回もお伝えしましたが、そのように「三国志演義」に記されています。美しい玉のようだったそうです。長身で美肌、容姿端麗。さすが孫策の娘を妻に迎えただけのことはあります。「呉の貴公子」それが呉の名将・陸遜なのです。

 

 

三國無双の陸遜が人気な理由

陸遜

 

大人気アクションゲームの「三國無双」での陸遜の設定を、少しだけ確認してみましょう。

 

「呉を代表する軍師」的な存在の陸遜ですが、三國無双では武器を持って戦場で大活躍しています。身長は171cmの細身で、髪はショートカット。涼し気で大きな瞳、色白の肌。表情はかなり幼いですね。それもそのはず、なんと17歳という設定です。三国志演義では180cmを超える長身と記されていますが、三國無双ではまだ成長途中なので171cmなのでしょう。

 

三國無双が三国志を知る入り口になっている方たちは、「陸遜=誠実で、清潔で、童顔で、可愛くて強い青年」というイメージが強いのかもしれません。ここから陸遜人気に火がついたようです。火をつけるのは陸遜の十八番ですね。

 

関連記事:図解でよくわかる夷陵の戦いと趙雲の重要性

 

 

三国志でイケメンだった人は誰?

 

そんな陸遜に対抗できる容姿の英雄はいるのでしょうか?

 

三国志の登場人物で考えると、「美周郎」とまで呼ばれた「周瑜(しゅうゆ)」は最強のライバルになりそうです。三國無双ではサラサラの長髪と透き通るような肌が特徴です。これぞ正統派ビジュアル系といった感じですね。

 

他の三国志関連の作品を含め、周瑜のこのイメージはなかなか覆らないのではないでしょうか。周瑜と断金の交わりを結んだ「孫策」もまた美男子だったようで、「三国志正史」呉書には「策為人、美姿顔、好笑語・・・」とあります。三國無双ではかなり武骨な感じで登場しています。

 

 

 

三國無双では、天水の麒麟児「姜維(きょうい)」も人気がありますね。180cmの青年で、槍の使い手として活躍しています。どうやら陸遜並みの人気を誇っているようです。三國無双シリーズでは、一時期だけ登場しなかったようですが、ファンの熱い要望に応えて復活を果たしています。

 

 

姜維とは対称的に、三國無双の「呂蒙(りょもう)」は無精ひげでワイルドな雰囲気をかもしだしていますが、人気キャラです。チョイ悪オヤジっぽいですが、20代の設定のようですね。陸遜の師匠という設定も呂蒙人気に一役買っているような気がします。もちろん呂蒙は実際の三国志の中でも高い評価を受けている名将です。勉強家で、努力家であった点も認められている要因かもしれません。

 

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呂蒙

 

 

三国志ライターろひもと理穂のまとめ

 

三国志正史において君主以外で単独の伝が編纂されているのは、諸葛孔明と陸遜くらいです。それだけの実力と実績が陸遜にはあります。

 

夷陵の戦いでは、血気に逸る諸先輩方を制止ながら好機到来を待ち、チャンスと見るや一気に攻めた指揮は圧巻です。知略もさることながら、強い意志がないとできないことです。私はそんな陸遜の「初志貫徹」「冷静沈着」「我慢強い点」をリスペクトしていますね。それこそが真の漢のイケメンぶりではないでしょうか。三国志に登場するその他のイケメンについて興味がある方は、こちらで検索してみてください。

 

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陸遜特集

 

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ろひもと理穂

ろひもと理穂

三国志は北方謙三先生の作品が一番好きです。 自分でも袁術主役で小説を執筆しています。ぜひこちらも気軽に読んでください! 好きな歴史人物: 曹操、蒲生氏郷

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