キングダム
麒麟がくる特集




はじめての三国志

menu

三国志の雑学

夏侯淵・夏侯惇・夏侯覇の夏侯トリオの活躍がマジやべぇ!!

夏侯惇




三国志カード

 

曹操(そうそう)を挙兵当時から支えてきた夏侯淵(かこうえん)夏侯惇(かこうとん)

そして三国志後期に活躍した夏侯覇(かこうは)

彼ら三人は三国志の中でもかなり有名人で知っている方は多いと思います。

そこで今回はこの夏侯トリオの活躍を紹介したいと思います。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:魏の夏侯惇・許褚・龐徳の息子達は優秀だった?気になる将軍たちの息子事情

関連記事:蒼天航路では王?正史三国志よりも活躍していた夏侯淵をご紹介

 

 

夏侯淵率いる軍勢の速さは魏軍一!!

夏侯惇

 

曹操の挙兵時から支えてきた夏侯淵

彼は最古参の武将の割にはあまりぱっとした活躍を戦場でしていません。

それはなぜか。

 

曹操は彼を主戦場で活躍させるよりも拡大した領土の反乱分子や

賊徒を討伐させることを夏侯淵に任せていました。

そのため夏侯淵は張遼(ちょうりょう)曹仁(そうじん)らの将軍達が活躍したような戦に

あまり参加するとはありませんでした。

 

しかし夏侯淵は敵を急襲する戦を得意としています。

なぜ夏侯淵は敵を急襲する戦を得意としたのか。

それは夏侯淵の軍勢が速さを重んじていたからです。

 

夏侯淵率いる軍勢はとてつもない速さで移動することを得意としており、

三日で三百里程をかけ通していたそうです。

現在で言うと120キロ程の距離を三日で到着することができたそうです。

もっとイメージしやすくすると夏侯淵の軍勢は東京から銚子までを

三日で到着することができるそうです(約東京~銚子までがだいたい120キロ)。

マジでやばくないですか。

 

歩きの歩兵と騎兵だけで120キロの距離を三日で到着することなんて、

現代人には確実に無理だと言えます。

夏侯淵率いる軍勢がとんでも無い速さを持っていたのがお分かりになったと思います。

そしてこの速さを持った夏侯淵率いる軍だからこそ敵軍を急襲することができ、

魏軍一の速さを誇っていたと言えます。

 

 

戦は下手だけど司令官向きの夏侯惇

夏侯惇

 

夏侯惇は夏侯淵のような速さを持った軍勢を率いていたわけではありません。

また張郃(ちょうこう)徐晃(じょこう)のように戦がうまいわけでもありません。

更に張遼(ちょうりょう)のような武力を持っている人でもありません。

 

え!?夏侯惇イイ所ないじゃんと思われるかもしれません。

しかし夏侯惇には誰にも真似できない能力があります。

それは人を率いる力を持った将軍です。

 

夏侯惇は曹操が遠征に行っている間、

重要な拠点の司令官や軍勢を率いて戦っていることが多くあります。

例えば曹操が徐州へ遠征に行っている時に呂布(りょふ)が反乱を起こして

兗州のほぼ全域を手に入れた時がありました。

この時夏侯惇は軍勢を率いて兗州の少ない曹操の領土を守りきることに成功しています。

 

他にも夏侯惇は孫権(そんけん)の抑えとして軍を率いていたこともあります。

このように多くの将軍を率いる統率力に優れていた司令官向きの将軍と言えるのでしょう。

また彼は政治にも目配りできる将軍で旱魃で民衆の食料が無くなりかけたとき、

堤を作るため自ら土を運んで労働していたそうです。

このように将軍を率いる統率力や政治力を発揮した夏侯惇の活躍も

かなりやばいと思いませんか。

 

関羽の弔い合戦「夷陵の戦い」を分析
夷陵の戦い

 

軍事においても活躍し、人を見る目を持っていた夏侯覇

人を見る目を持っていた夏侯覇

 

夏侯覇は夏侯淵の息子で蜀に復讐しようと考えて、修練を積んでいたそうです。

しかし司馬懿(しばい)のクーデター後に自らの命の危険性を知って、

蜀へ降伏して蜀の将軍として活躍することになります。

魏軍の将軍時代にも夏侯一族の中で戦の才能はピカイチでしたが、

蜀へ移っても彼の戦の才能は錆びれることはありませんでした。

蜀の大将軍・姜維は北伐を行う際は夏侯覇を参加させて、一緒に闘っていたそうです。

そんな夏侯覇は戦の才能にも秀でていましたが、人を見る目も持っていました。

張嶷

 

夏侯覇はある時、蜀の将軍・張嶷(ちょうぎょく)と仲良くなろうと色々と話しかけたそうです。

しかし張嶷は「あまり君のことを知らないから、少しづつ仲良くなっていこう」と言って

急に仲良くなることを拒否してしまいます。

 

夏侯覇は張嶷の言葉にちょっとショックを受けてしまいますが、

この話のどこが彼の人を見る目があるのでしょうか。

それは夏侯覇は蜀に降伏してから日が浅く、

一人一人の将軍がどれくらいの力量を持っているか知らない状態でした。

 

夏侯覇は蜀へ降って日が浅いながらも、

人をしっかりと見ていた事が上記の張嶷との絡みで分かると思います。

陳寿(ちんじゅ)も正史三国志の評価で「古の武将に匹敵するほどの将軍」と張嶷を評価しており、

夏侯覇も人を見る目をしっかりと持った将軍であることの証左と言えるのではないのでしょうか。

 

三国志ライター黒田レンの独り言

三国志ライター黒田レンの独り言

 

今回は夏侯トリオの夏侯淵・夏侯惇・夏侯覇の三人を紹介しましたが、

この三人の他にも夏侯一族には優秀な人材がたくさんいます。

例えば夏侯玄(かこうげん)は夏侯一族の中でも優秀な文官として活躍し、

夏侯尚も一軍を率いて戦で活躍した人でした。

多くの優秀な人材を輩出することになった夏侯一族で、

魏の政権の中でも重きをなした一族でした。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:夏侯覇は郭淮とチョー仲が悪かったから蜀へ逃げたってホント!?

関連記事:【シミルボン】真面目そうな夏侯惇がやってしまったロックな行動の理由とは

 

史上最大の軍事衝突 帝政ローマvs三国志
帝政ローマvs三国志

 

 

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 問題を解決する楊脩 楊脩(ようしゅう)は何故、曹操に殺されたの?曹植と禰衡にも愛され…
  2. 【難問】三国志好きは解きたくなる!なぞなぞ・クイズ集
  3. 三国志では教えてくれない洛陽と長安の秘密
  4. 中国四大美人も完璧ではないのです、欠点もあるんです(汗)
  5. 五禽戯(ごきんぎ)とは何?華陀が生み出した元祖ラジオ体操が凄すぎ…
  6. 張遼・楽進・李典 楽進を見出した曹操の人物観察力がスゴイ!!
  7. 【君主vs名士】孫権よりも名士の権力が強かったってマジ!?
  8. 太史慈 太史慈と劉備はあの有名人を助けたら人生が変わった!?

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 陸遜
  2. 皇帝になった徳川慶喜
  3. キングダム53巻
  4. 三国志大学を目指す曹操
  5. 月刊はじめての三国志 2019年1月号 司馬家
  6. 今川義元

おすすめ記事

  1. 孔明の北伐が成功したら三国志どうなったの?
  2. 48話:強気の曹操が弱気に荀彧が一喝 荀彧 怒る
  3. これは凄い!巨大な関羽像が荊州に現れる!実は二千年前から巨大像が好きだった中国人
  4. 曹仁が最強の将軍たる所以とは?チート級の武勇を紹介 曹仁
  5. 梁習(りょうしゅう)とはどんな人?曹操も惚れた不安定な幷州を安定させた名官僚
  6. 高杉晋作の奇兵隊はどんな組織だった?

三國志雑学

  1. 法正が亡くなり悲しむ劉備
  2. 孔子と儒教
  3. 丁奉(ていほう)
“はじめての三国志150万PV" はじめての三国志コミュニティ総合トピック
“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 許攸 兵糧のありか教えますひひひ
  2. 李典
  3. 車に乗る諸葛亮
  4. 大久保利通 幕末
  5. 義理の親子の契りを結ぶ曹豹と呂布

おすすめ記事

荀彧 荀彧はどの派閥にも属さずぼっちだったの? 17話:結構頭脳派?少数の手勢を何倍にも見せた菫卓 【大三国志 攻略5】分城のシステムを紹介します。青州最強の●●さんも登場!! 真田丸 武田信玄 武田信玄の経済政策は領民にも支持されていた! 人材大好きの曹操が欲しがるほどに惚れた敵将は誰? 魏の三代目皇帝・曹芳(そうほう)就任により魏は滅びの道を歩んだ? ゴールデンカムイネタバレ予想 127話 本当のチタタプ 竜にも階級があった!?某国民的・神龍が登場する漫画は中国史に忠実だった!

はじさん企画

“if三国志" “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“水滸伝"

“三国志人物事典"

PAGE TOP