キングダム休載「李信の様子がオカシイ理由とは?」

2021年1月16日

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「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務めるほか、紙媒体やWebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者・おとぼけ(田畑 雄貴)

コンテンツ制作責任者

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月に「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感していただけることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。

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李信(キングダム)

 

大人気春秋戦国時代漫画キングダム。1月14日はヤングジャンプが合併号でキングダムも休載なので、今回も恒例の休載SPをやります。今回は最近、李信の様子がオカシイ理由について考えてみます。

 

キングダム休載SP「覇気が感じられない李信」

 

鄴攻めの功績により論功行賞で将軍になった李信。しかし、最近はどんなもんでしょう?

 

例えば羌礼がスタンドプレーばかりをしてチームの和を乱しても、李信は我関せずでした。以前なら、崇原(すうげん)が直訴する前に「てめえ!仲間の和を乱すな」と大声で怒鳴りつけ、逆に飛信隊の面々に止められていた事でしょう。

 

ましてや、面白半分で投降兵まで殺すような極悪な羌礼なら例え女でも容赦なくブン殴っていたに違いありません。黒羊丘編では、尾平が盗品を持っていただけで顔面にパンチを喰らわせ飛信隊を破門にした、あの暑苦しく厳しい李信はどこに行ったのでしょうか?

 

ここからは李信に起きた変化について、あれこれ推測してみます。

 

キングダム休載SP「臨死を経験した心境の変化」

飛信隊の信をボッコボコにする項燕

 

人の死生観を変える出来事と言えば、やはり臨死体験でしょう。九死に一生を得た人は人生観が大きく変化し、つまらない事で怒ったりしなくなり、他人に対して優しくなったりするそうです。

 

つまり李信もあの世に行きかけた事で、元々短気気味だった性格が治り、羌礼のスタンドプレーにも寛容になったという事かも知れません。スタンドプレーはいいとしても、趙の投降兵まで面白半分で殺したのは、ちょっとは怒った方がいいとは思いますが…

 

キングダムネタバレ考察

 

キングダム休載SP「羌瘣とフュージョンし性格が同化した」

飛信隊の信と羌瘣はラブラブ

 

李信は臨死状態の時に、羌瘣(きょうかい)の招魂(しょうこん)の術により羌瘣の寿命を分け与える事で生還しました。そのせいで、李信に羌瘣の意識が流れ込んで、性格が羌瘣に近づいたのかも知れません。羌瘣は沈着冷静な性格なので、李信にもそれが伝染し表面上、沈着冷静な雰囲気になっているのでしょう。また、意識が羌瘣と繋がったせいで羌瘣への信頼が深まり羌礼については必ず、羌瘣が何とかしてくれると確信しているのかも知れません。

 

キングダム休載SP「将軍になり燃え尽きた」

 

李信は、天下の大将軍になるという夢を持っていましたが、鄴攻めの論功行賞で将軍に昇進しました。それにより、一時的に目標を見失いボーッとしているのかも知れません。また、王騎の仇であった李牧が邯鄲の政変で政治の中枢から外されている事もあり、色々な目標が消えてしまっている可能性もあります。

 

李牧

 

しかし、すでに李牧は司馬尚と組んで復権の可能性があり将軍についても、それに慣れるに従い、充実感が満ちてきて燃え尽き症候群を脱出できるでしょう。

 

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キングダム休載SP「ポンコツ期」

 

キングダムでは特定のキャラクターを目立たせる為に、それ以外のキャラクターがポンコツ化する事がよくあります。一番最近では、鄴攻めの初期に王翦のキャラクターを立たせる為に、河了貂や李信が延々とポンコツ発言を繰り広げていた事がありました。

 

羌瘣

 

今回は幕間で、羌瘣と羌礼の愛憎ストーリーなので、李信にはあまり絡んで欲しくない。そのような作者サイドの思惑があり意図的に李信がポンコツになっているとも考えられます。

 

キングダム休載SP「覚醒した」

馬に乗って戦う飛信隊の信

 

邯鄲攻めの冒頭では、新メンバーが加入し、1万人単位になった王賁や蒙恬の活躍が描かれていました。そういえば、鄴攻めの途中に堯雲が、李信や王賁が覚醒を繰り返して存在感を増しているとか言っていた記憶がありますが、李信にもそれが起きて覚醒したとも考えられます。

 

蒙恬や王賁はそれが目に見える形で出現しましたが、李信の場合には内面の強化という形で出現し、目に見える事だけにとらわれず羌瘣を信じて羌礼の変化を見届けようという意識になったのでしょう。

 

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キングダム休載SP「ダメージの蓄積」

ボロボロになりながらも戦う信

 

李信は、恐らく10代前半から無茶な戦いを繰り返していると推測できます。それも兵卒ではなく、一部隊、一軍の将として多くの強敵を斬り捨ててきました。しかし、それは圧倒的な強さではなく、自身も満身創痍の傷を受けながらの勝利です。

 

例えば、鄴攻めでの対堯雲戦では、強烈な矛の一撃で落馬したりしてます。このような脳や肉体へのダメージが蓄積し、李信の体力が思ったよりも戻らない。そんな可能性は考えられないでしょうか?

 

もっとも、キングダム闘病編はストーリー展開上考えにくいので、これは流石にアリエナイですね。

 

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キングダム休載SP「作者の匙加減であり気のせい」

内容に納得がいかないkawauso様

 

龐煖との戦いで臨死体験した李信ですが、その後の将軍任命大宴会では大騒ぎしている様子を見せていました。こうしてみると、李信に元気がないのは作者の匙加減による気のせいであり、羌礼と羌瘣のイベントが片付いたら思い出したように、元の元気な李信に戻るかもです。

 

あるいは、敢えて李信の雰囲気を変えてみて、読者に不評なら元に戻そうとか、そういう事だったりするかも知れませんよ。

 

キングダム(春秋戦国時代)ライターkawausoの独り言

kawauso 三国志

 

kawausoとしては、鄴攻めから放り出されたままの設定、覚醒なんちゃらの影響で李信が内面的にレベルアップしている説を取りたいのですが、皆さんはどう感じましたか?

 

李信も今や万の兵力を率いる将軍ですから、それなりに大将の顔にならないとそれはそれで不自然だと思うのですが…

 

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台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。「はじめての三国志」編集長。三国志・中国史を中心に、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を執筆・編集し、当サイトでは4,000本以上の記事を担当。三国志は正史から入ったため、演義を書くときのほうが神経を使うという天邪鬼。故郷・沖縄の歴史に関する勉強会の開催や、ラジオパーソナリティとしての活動も行う。

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