kawausoによる補足
発明家の孔明が遊び心で推して開く
城門を引き戸に変更してしまいます。
しかし、脳味噌筋肉の3名は、
城門が引き戸になっていると理解できず
「ムキになって推している間に
ぶちキレてしまい門を
ボロボロにして行ってしまう」
というオチです。
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軍師と武将の違い
でも、これは軍師の孔明と、
武将の視点の違いを表してもいます。
張飛や関羽、馬超は、
用意された戦場で結果を出す武将
孔明は、戦場のルールを自軍有利に
作り変え勝利を得ようとする軍師
これは戦略と戦術に言い換える事も
出来るかも知れません。
曹操も献帝を手に入れてルールを作る
曹操だって献帝を手に入れて、
自分に逆らうものを逆賊と見なす
という自分に都合のいいルールを造りますよね?
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孔明の知略で荊州を手に入れる
一方の孔明も、呉の危機を助けるふりをして、
魏呉を戦わせて、その間に荊州を手に入れ、
さらに益州を手に入れるという
劉備に一番都合のいい戦略を立てています。
後からカラクリを見ると「汚ねぇ」と思いますが
気づかないように乗せられているので、
その時は、周辺の人は孔明や曹操が
造ったルールから
逃げる事が出来ないのです。
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孔明の意図を見抜けなかった関羽・張飛・馬超
もし、張飛や関羽や馬超が、注意深く
孔明の意図を見抜いていれば
その騙しに乗る事なく、
無駄なエネルギーを使わずに、
易々と城門をくぐれたのです。
これが戦争で3名が敵なら孔明の策により
大きな出血を強いられたでしょう。
もっとも、3名は味方であり、
馬鹿力で城門をボロボロにされた孔明は
門を修理するという余計な出費で
大ダメージを受けましたがね。
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