英雄の死因
if三国志




はじめての三国志

menu

デザイン担当:よりぶりん

32話:ブチ切れる献帝、曹操暗殺を指示




抜き出た曹操

 

曹操(そうそう)によって、地獄絵図のような長安から逃げおおせた

献帝(けんてい)ですが、彼の気持ちは全く晴れませんでした。

 

それはそうでしょう、菫卓(とうたく)に保護された頃には少年だった

献帝(けんてい)も今では立派な青年に成長していたのです。

 

もう自分の権威というものを充分に意識し、自らの手で政治を行いたい

そういう気持ちが芽生えても不思議はありません。

 

が、、、混乱の世の中は彼の望みを叶えられるようには動きません。

 

前回記事:31話:献帝を手にいれて、群雄から抜きん出た曹操




献帝の苦悩

怒る 献帝

 

菫卓(とうたく)に好き放題され、それが終われば李傕(りかく)・

郭汜(かくし)が更に酷い政治をし

それから逃れたと思えば、今度は曹操(そうそう)が、

権威を利用して自分の思うがままの政治をしている、、

 

ここで献帝(けんてい)はブチ切れてしまいます、、

献帝(けんてい)の最初で最後の反抗期が爆発してしまうのです。

 

「朕(ちん)を蔑ろにする曹操を暗殺してしまえ!!」

 

献帝(けんてい)は、側近の菫承(とうしょう)に

曹操(そうそう)を暗殺するように命じるのです。

 

菫承(とうしょう)は、この計画を馬騰(ばとう)や、

この頃に曹操(そうそう)の客だった劉備(りゅうび)に持ち掛けて

賛同を得て行きます。




曹操暗殺計画の作戦内容

華陀

 

さて肝心の暗殺計画ですが、これが意外なほどにシンプル、、

曹操(そうそう)の主治医を説き伏せて、曹操(そうそう)

が飲んでいる薬湯に毒を放り込んで殺すというものです。

 

曹操(そうそう)の主治医も、菫承(とうしょう)の計画に賛同して、

これで、計画は上手く行くかと思いきや、

とんでもない落とし穴が待っていました。

 

菫承(とうしょう)の使用人が曹操(そうそう)に暗殺計画をゲロしちゃったのです。

それも、この使用人、菫承(とうしょう)の愛人と密かに肉体関係を持っていて、

それが菫承(とうしょう)にバレて、酷く鞭で打たれたのを恨んでの密告という

 

なんともまぁ、昼の連ドラのようなドロドロしたお間抜けぶり、、

 

密告を知った曹操

裏切りは許さぬ 曹操

 

もちろん、密告を知った曹操(そうそう)は激怒します。

 

「おのれ、クソガキ、俺が保護してやらなければ

飢え死にしていたものを拾ってやった恩も忘れおってェ!!」

 

曹操(そうそう)は、即座に菫承(とうしょう)を逮捕して殺害し、

事件に関与した人間も容赦なく殺害しました。

 

幸いに劉備(りゅうび)は、計画が漏れた頃には袁術(えんじゅつ)を

討伐に向かっていて、その場に居なかったので難を逃れましたが、

以後は、曹操(そうそう)に執拗に生命を狙われる身の上になります。

 

もちろん、曹操(そうそう)が暗殺計画の加担者達を厳しく処断したのは

自分の生命が狙われたからでもあります。

 

曹操の狙い

現実主義曹操

 

しかし、それ以上に「自分に逆らえばどうなるか?」

という事を献帝(けんてい)に思い知らせようという意図が強いものでした。

 

事実、これ以降、献帝(けんてい)はすっかり曹操(そうそう)に怯えてしまい、

都合の良い操り人形の人生を生きる事になってしまうからです。

 

それにしても、自分の使用人に愛人を寝とられ、

それを処罰して恨まれて暗殺計画が露見するとは、、

菫承(とうしょう)の人間性というか、その粗雑さが現れています。

 

献帝(けんてい)にもう少し人を見る目があったら、

計画は上手く行ったかも知れないのにねぇ、、

 

耳で聞いて覚える三国志

 

次回記事:33話:度重なる幸運にハングリーさを失う曹操




よく読まれている記事

曹操頭痛

 

よく読まれている記事:頭がキーン…頭痛に悩んだ曹操、三国志演義は医学的に正しかった?曹操の見た幻覚の原因は何だったの?

 

曹操01

 

よく読まれている記事:曹操を好きになってはいけない6つの理由

 

朝まで三国志

 

よく読まれている記事:朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ(笑) 第1部

袁紹 曹操

 

よく読まれてる記事:【三国志if】もし袁紹が官渡の戦いで曹操に勝ってたらどうなってたの?

 

この記事を書いた人:kawauso

kawauso

■自己紹介:

どうも、kawausoでーす、好きな食べ物はサーモンです。
歴史ライターとして、仕事をし紙の本を出して大当たりし印税で食べるのが夢です。

もちろん、食べるのはサーモンです。

関連記事

  1. 呂布の裏切りについて考察してみた
  2. 営業マン必見!諸葛亮孔明から学ぶ営業術。これがビジネス三国志だ!…
  3. 太史慈 【有名になりたい】小粒群雄太史慈が孫策に出会うまでを紹介
  4. ヤンキー曹操 治世の能臣乱世の奸雄:曹操に人気がない理由は?
  5. 賈詡 善悪関係なし!6人の君主を渡り天寿を全うした軍師賈詡の生涯!
  6. 【はじめての方へ】難しい三国志サイトに飽きたら、黙ってココをCL…
  7. 【キングダムを更に楽しむ】六国で秦を倒せるような国はあったの?
  8. 天皇の先生になった小泉信三、象徴天皇とは何か「はじ三ヒストリア」…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 関羽に惚れる曹操
  2. 司馬懿と曹操
  3. 張コウ 張郃
  4. 凌統
  5. 徳川家康をボコボコにする武田信玄

おすすめ記事

  1. 【お知らせ】はじめての三国志メモリーズに曹休を追加しました はじめての三国志からのお知らせ バナー
  2. 織田信長はあだ名の名人!どんなあだ名をつけたの? 織田信長
  3. 秦の丞相・李斯が秦を救った!逐客令を認めさせるな
  4. 【初めての戦国史】尼子氏再興作戦決行!!しかし・・・・
  5. 【はじめての三国志市場】今ならポイント10倍 楽天ブックス 漫画まとめ読み
  6. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース17記事【9/11〜9/17】

三國志雑学

  1. 丁奉(ていほう)
  2. 龐統
  3. 降参する姜維
  4. 曹操と劉備
“はじめての三国志150万PV" はじめての三国志コミュニティ総合トピック
“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 夏侯惇
  2. 徳川慶喜(幕末)
  3. 丸木舟(弥生時代)

おすすめ記事

【余裕をみせすぎて大失態】やっちゃった感が否めない曹操のやらかしエピソード 濮陽の戦い編 キングダム六国の強さを勝手にランキング! 【センゴク】丹波の反乱と松永久秀の反乱 カルロス・ゴーンとはどんな人?日産を立て直した改革者の功罪 曹操から逃げ回る劉備 長坂の戦いはどんな戦いだったの?史実をもとに地図を使い徹底解説! 呉の孫権 合肥(がっぴ)むかつく!孫権が合肥攻略にこだわる理由とは? 袁譚(えんたん)ってどんな人?めちゃくちゃ三男と仲が悪かった袁家の長男 「魏」の旗を持った兵士 「魏」ってどんな国?キングダム戦国七雄を徹底紹介

はじさん企画

“if三国志" 英雄の死因 “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
英雄の武器 編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志" 英雄の墓特集
“邪馬台国"

“三国志人物事典"

PAGE TOP