119話:孔明君のジャングル探検?南蛮討伐本戦

2015年10月30日


孔明君のジャングル探検01 孔明

 

孟獲(もうかく)に煽動された益州南郡の太守、高定(こうてい)

雍闓(ようがい)、朱褒(しゅほう)を仲間割れで倒した孔明は、

いよいよ孟獲の本拠地である南蛮へと踏み込みます。

そこは、えたいの知れない、毒の泉や、大蛇、そして凶暴な猛獣が、

ひしめいているとんでもないジャングルでした。

 

前回記事:118話:孔明君のジャングル探検?南蛮討伐前哨戦

 

孟獲、三洞元帥を使って蜀軍を攻めるが・・

孟獲

 

孟獲の直属の配下には、三洞(さんどう)元帥という将軍達がいました。

その名前を阿会喃(あかいなん)、董荼奴(とうとな)

金環三結(きんかんさんけつ)と言いました。

 

それぞれが5万という兵力を持つ3名に、孟獲は発破を掛けます。

「孔明を倒したものを三洞の大将としてやろう」

3名は俄然やる気になりますが、戦になれたベテラン揃いの蜀軍です。

 

趙雲(ちょううん)魏延(ぎえん)馬岱(ばたい)関索(かんさく)

というような名将の前に次々と敗れ、金環三結は殺され、

阿会喃、董荼奴は捕虜にされます。

 

孔明は、南蛮の民心を得たいので、二人を殺さず丁重に送り返します。

情け深い孔明に感動した二人でしたが、それぞれが根城の洞(ほこら)に帰ると、

また孟獲から呼び出しを受けました。

 

二人は孟獲に逆らえないので、嫌々出ていき戦いますが

馬岱に「救われた恩も忘れたのか野蛮人め!」と罵られて、

気遅れしてしまい大敗北しました。

 

孟獲は戦に負けたのを阿会喃と董荼奴の責任にして激しく鞭で打ちます。

 

二人は、慈悲深い孔明と短気で残酷な孟獲を比較して孟獲に愛想を尽かし

孟獲を騙して縛りあげ、蜀軍に降伏します。

孔明が孟獲を離したせいで阿会喃、董荼奴殺される

諸葛孔明019

 

捕まえられた孟獲ですが、孔明が「降参するか?」と言っても、

負け惜しみを言って降参しないので孔明は孟獲を離します。

 

自由の身になった孟獲は自分を裏切った阿会喃、董荼奴を恨み、

後でおびき出して殺害し遺体は川に投げ捨てました。

 

可哀想な二人、、孔明も、もう少し何とかできなかったのでしょうか・・

 

戦っては負けを繰り返す孟獲、とうとう外に協力者を求める

 

 

一度負けた位は屁でもない孟獲は、再び、本拠地に帰って兵を集めると

たちまち数十万の兵力が集まります。

でも、知恵において孔明に歯が立たない孟獲、何度も捕まっては、

釈放を繰り返している間に、どんどん仲間が減ってしまいます。

 

しまいには、弟の孟優(もうゆう)に嘘の降伏をさせて、

蜀軍を油断させてから奇襲を掛けようとしますが計画は全てバレていて、

蜀軍の真っただ中に飛び込んでしまいコテンパンにやられます。

※この時、孟優は痺れ薬で動く事が出来ず、罠を教えられなかった。

 

味方が消滅した孟獲に、弟の孟優がアドバイスします。

「竜禿(りょうとく)洞の朶思(だし)大王なら賢者だから孔明に勝てると思うぜ!」

孟獲は、その手があったと思いなおし、自分の領地を捨てて、

朶思大王に協力を求めるのです。

 

知将、朶思大王の毒泉攻撃が蜀軍を襲う

 

 

朶思大王は蜀軍が南蛮の奥地まで入っている事を知り驚きますが、

孟獲の抗戦意識が高いのを知り協力を惜しまないと宣言します。

 

朶思大王の領地には、毒が噴き出す泉があり、

先発の王平(おうへい)の軍は、多くの死傷者を出します。

しかし、毒の噴き出す時には一定のリズムがある事を

王平が突きとめ蜀軍は毒の泉を突破できます。

 

今度は毒の水が襲いかかるが・・

水銀

 

暑さにヘロヘロの蜀軍の前に、今度は毒の水が襲いかかります。

この土地には水はあるのですが毒で汚染されていて、

飲むと腹痛を起し動けなくなるのです。

困る孔明ですが土地に万安という人がいて彼が処方した解毒剤を飲み

蜀兵は回復します。

 

実は、この万安は孟獲の兄で孟節(もうせつ)という人物だったのです。

 

【次のページに続きます】

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-全訳三国志演義, 執筆者:kawauso
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