118話:孔明君のジャングル探検?南蛮討伐前哨戦

孔明 出師

 

三国志演義は、劉備(りゅうび)が死んだ後は、辛い哀しい事が続きます。

しかし、例外的に、この孔明(こうめい)の南蛮討伐に関しては

不思議に明るく、奇想天外な冒険活劇になっています。

 

それも、その筈で正史での南蛮征伐の記述は、僅か一行、、

それ以外は、後世の三国志ライター達が、必死で内容を詰めて、

娯楽性を強め面白くしたものなのです。

 

前回記事:117話:司馬懿仲達、三国志の表舞台に出現!劉禅は劉備の後継者に。

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曹丕(そうひ)の出した詔勅に南蛮王、孟獲(もうかく)が動く

曹丕 残忍

 

曹丕(そうひ)は、劉備の死を利用し、五つの街道から蜀を攻めて滅ぼすという

司馬懿(しばい)の計略を実行します。

ところが全てを読んでいた孔明は、呉に鄧芝(とうし)を送り込んで同盟を結び、

さらに、平陽関の趙雲(ちょううん)には10万の兵で長安を突くように命令を出します。

 

曹丕は、蜀に攻め込もうとして呉の徐盛(じょせい)の軍に阻まれ、

戦下手っぴの曹丕は簡単に敗北、しかも、体制を立てなおそうとした途端に、

趙雲が長安に迫っていると伝令を受けて、あたふたしている所を、

徐盛に見透かされて追撃を受け軍は全滅しました。

 

しかし、時代とは分からないもので曹丕の詔勅(しょうちょく)を受けて

南蛮王の孟獲が今頃動きだします。

もう少し早かったら、曹丕も敗戦しなくて済んだのにタイミングが悪いです。

 

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孟獲が挙兵すると雍闓(ようがい)、朱褒(しゅほう)、高定(こうてい)も呼応

趙雲 子龍

 

孟獲が挙兵すると知った雍闓、朱褒、高定という益州南郡の太守も、

これに呼応して兵を挙げたので、それは10万という大規模反乱になります。

 

流石の孔明も、これに単独で当たるのに不安を感じて、長安に向かっていた

趙雲を引き返させました。

 

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孔明、南蛮討伐を決意、その理由は?

孔明君のジャングル探検01 孔明

 

孔明は、曹丕の煽動で簡単に反乱した南蛮に危機感を持ちます。

 

「先帝の御遺志である漢の復興の為には、逆賊曹丕を討たねばならない。

しかし、曹丕は我が軍が全力を傾注できないように、

南蛮を煽動してその力を削ごうとするであろう。

それでは、挟撃を受けて全滅の危機も生じる、、よって、

私は自ら南蛮征伐を行い南蛮王、孟獲(もうかく)を手なずけて

南の憂いを排除しようと考えている」

 

蜀の大黒柱である孔明が遠征して万が一の事があればと

心配する家臣もいましたが、孔明は断じて自ら行くと宣言し

趙雲、魏延(ぎえん)関羽(かんう)の三男関索(かんさく)を連れて

50万の大軍を動員したと三国志演義にはあります。

 

さて、孔明が南蛮討伐を行う理由は、もう一つあります。

それは、南蛮でしか採れない、動物の角や毛皮、金銀のような

特産物を目当てとしたものでした。

 

南蛮を手なずける事で、これらを貢物として受け取り、

売却すれば北伐の軍資金にはなると踏んだのです。

 

反乱トリオ、雍闓、朱褒、高定に孔明のサイコアタックが炸裂(笑)

阿会喃(あかいなん)と孔明

 

孔明は大軍を擁していましたが、もちろん一兵も損なうつもりはありません。

ここでは、孔明得意のサイコアタックで反乱トリオを仲違いさせ

こちらは血を流さずに自滅させようと企みます。

 

最初に、反乱トリオは高定の部下の顎煥(がくかん)が先鋒として出陣します。

ところが、黒孔明は、これを魏延、王平(おうへい)、張翼(ちょうよく)で

変わりバンコに相手をさせます。

顎煥はスタミナも武勇もありましたが、流石に3人相手は疲れてしまい、

蜀軍に捕まってしまいました。

 

【次のページに続きます】

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