簫何(しょうか)とはどんな人?内政なら私にお任せ!影で劉邦を支え続けた漢の三傑の一人




劉邦と簫何

 

内政の仕事は戦場で働く武将達に比べ、華々しさに欠け、

地味で目立たない事が多い仕事ですが、

国家や地域を治めていく場合、非常に重要な役目を担う仕事です。

ですが、中々評価の対象となりにくい仕事でもあります。

楚漢戦争の時代、戦場に出ず、ずっと内政の仕事に従事し続け、

最終的には漢の丞相の位まで上り詰め、後世韓信(かんしん)張良(ちょうりょう)と共に

漢の三傑と言わしめた内政のプロ・簫何(しょうか)をご紹介します。

 

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沛県の役人として活躍

photo credit: Stinging nettle in winter via photopin (license)

 

簫何(しょうか)は沛県出身の人で、法律や読み書きができた事から、

沛県の功曹掾(こうそうえん=人事を司る局長)に任命されます。

簫何は沛県の役人となり実務をこなしていきます。

彼の実務能力は素晴らしく、秦の都咸陽への異動の話が持ち上がります。

しかし彼は秦の支配する世が長くは続かないと見切りをつけていたため、

この話を断り、沛県の人事局長として励んでいきます。




驪山へ向かう劉邦を見送る

劉邦 ヤンキー

 

簫何は若い頃劉邦(りゅうほう)と親しく、彼が罪を犯すとかばっていました。

また彼が労働者を引率して驪山に向かう際、

沛県の役人は300銭ずつ選別として贈りますが、彼だけは500銭を

劉邦に贈り、旅の安全を祈ります。

こうして劉邦を送り出した簫何は再び仕事に戻ります。

 

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劉邦挙兵

劉邦

 

劉邦は労働者が逃亡した事で彼も山野に身を隠します。

その後陳勝・呉広が結託して秦に反旗を翻した事がきっかけで、

彼も挙兵の決意をします。

まずは沛県に帰り、土地の古老や簫何、樊噲らに協力してくれるよう

使者を出します。

土地の古老や簫何、樊噲達は劉邦に協力する事を快諾。

劉邦は彼らの協力を受けて沛に戻って、県令を捕縛し処断します。

劉邦はこうして沛県の乗っ取りに成功し、秦へ反旗を翻します。

 

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劉邦軍を裏から支える

張良㈬ 鴻門の会編01 劉邦

 

簫何は劉邦の挙兵に加わると、裏方として劉邦軍の屋台骨を支えます。

彼は沛県時代に見せた尋常じゃない事務処理能力を駆使して、兵糧輸送や

兵士が留まる幕舎の設置、占領した土地の住民の戸籍名簿を作成したりと

劉邦軍を陰から支え続けます。

 

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金銀財宝よりも書類保護へ

張良㈭ 広武山決戦編02 劉邦

 

劉邦は各地を転戦し、ついに秦を滅ぼし首都咸陽へ入城します。

この時簫何も一緒に咸陽へ入ります。

諸将は秦が蓄えた金銀財宝に目がくらみ奪おうと争います。

また劉邦は秦の後宮へ走り、美女と酒をもって王宮へ向かい、

酒池肉林に浸ります。

簫何は彼らと違い、咸陽の書類が保管されている丞相の役所へ向かいます。

ここで秦が作成した地方の住民の数や経済、詳細な地図、住民名簿などを

手に入れ、自分の幕舎に運ばせます。

こうして手に入れた地方の莫大な情報を部下達に整理させます。

この時簫何が手に入れた莫大な情報は後の漢王朝に利益をもたらす事になります。

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