曹操と曹爽を取り替えたら歴史は変わるか?「三国志とりかへばや」

2022年5月18日


 

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曹操に立ち向かう劉備と孫権

 

稀代の英雄、そして同時に乱世の奸雄(かんゆう)とも評された存在。それこそが三国志(さんごくし)の英雄の一角、曹操(そうそう)です。三国志演義の影響もあって悪役化もされることもままありますが、悪役としてもカリスマ溢れる存在であり、また正史を見てもその非凡な才能は限りなく、間違いなく稀代の英雄と言って良い存在だと思います。

 

今回はそんな曹操と誰かをお取替え…とりかへばやを考えてみましょうか。

 

 

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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傑物続出の曹氏と夏侯氏

曹操に招かれウキウキする曹嵩

 

曹操が生まれたのは155年、曹嵩(そうすう)の息子として乱世に生を受けました。祖父は宦官(かんがん)である曹騰(そうとう)であり、父親の曹嵩は夏侯氏(かこうし)からの養子とされています。

 

1度もミスをしなかった有能な宦官・曹騰

 

ただし夏侯氏と曹氏は代々婚姻関係を結んでいたので、血縁としてはかなり近く、また曹操の他にも夏候惇(かこうとん)夏侯淵(かこうえん)曹仁(そうじん)など多くの英雄が生まれており、血筋の優秀さを感じさせてくれますね。こういった優秀な血縁関係に恵まれたのも、曹操の強さだったのかもしれません。

 

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三国志とりかへばや物語

 

 

 

ボンボンだが若い頃苦労した曹操

 

そんな曹操がある時に参加したのが、反董卓(とうたく)連合。暴虐の限りを尽くす董卓を討とういう義と忠に溢れた名将たちの集まり(だったはず)でしたが、実はこれが中々上手くいかず、曹操は将と兵を失い、撤退と言う結果に終わっています。

 

曹洪と曹操

 

結局この反董卓連合軍は董卓が撤退、孫堅(そんけん)が上洛して解散となりました。実は曹操も決して勝ちばかりではなく、この後の袁紹(えんしょう)との決戦など、強敵たちとの命運を賭けた戦いを繰り広げているのです。

 

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多彩な才能を持つ曹操

銅雀台の建造記念パーティーを行う曹操

 

そうして本当に命運を賭けた戦いを切り抜け、生き残った曹操は魏という大国を築きました。生き残れた理由にはもちろん運だけではなく、知力、判断力、人材運用能力、etc……様々な能力あってこそです。

 

曹操

 

また曹操はそういった軍事能力や政治能力だけでなく、詩才もあり、どれか一つの能力が突出していた、というよりもバランスの取れた高能力保持者、といった人物だったようですね。そんな曹操のとりかへばや、どうなるでしょうか?

 

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曹操孟徳

 

 

case1:劉備と取り替えると…

土いじりをする劉備

 

まずとりかへばやを考えたいのはやはり劉備(りゅうび)でしょう。劉備も劉備で苦労し、乱世を生き残った人物。もしかしたら二人をとりかへばやしても、その道筋は殆ど変わりがないかもしれません。

 

曹操と劉備

 

ただ違うのは劉備の道を曹操が進み、曹操の道を劉備が進むということ。最初こそ小さな差異だったとしても、それはいずれ大きなうねりとなることでしょう。これは筆者のような凡人には及びもつかない、新たなるドラマが生まれる気がします。

 

どなたかドラマにして下さい!何でもします(ん?)

 

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一億二千万人の三国志

 

 

case2:孫堅と取り替えると曹操が長生きする

北方謙三 ハードボイルドな孫堅

 

ここは孫権(そんけん)よりも孫堅(そんけん)の方でとりかへばやを考えてみましょうか。さて反董卓連合軍では曹操は撤退、孫堅は董卓を退け上洛、という結果になりました。

 

しかし孫堅は陳寿(ちんじゅ)曰く「行動が軽はずみ過ぎる」と評されるように、どうにも軽率な面があったようで、それが早すぎる死を迎えた理由の一つと言われています。

 

亡くなる孫堅

 

何度も佳境を乗り越えてきた曹操ならば孫堅のような横死は逃れるかもしれませんが、曹操の佳境に孫堅が立たされた場合はどうなったでしょうか。こちらは孫堅の能力が試される場面となりそうですね。

 

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英雄の墓

 

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両親の持っていた横山光輝の「三国志」から三国志に興味を持ち、 そこから正史を読み漁ってその前後の年代も読むようになっていく。 中国歴史だけでなく日本史、世界史も好き。 神話も好きでインド神話とメソポタミア神話から古代シュメール人の生活にも興味が出てきた。 好きな歴史人物: 張遼、龐統、司馬徽、立花道雪、その他にもたくさん 何か一言: 歴史は食事、神話はおやつ、文字は飲み物

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