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3138名に聞きました!義理堅い異民族と言えば?三国志の歴史を彩ってきた民族達


 

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義理高い異民族のアンケート

 

募集期間:2021年3月(1週間)

 

暴れまわる異民族に困る梁習

 

今回は三国志の中で「義理堅い異民族と言えば?」というアンケートを取ってみました。三国志の世代は、その舞台の広さも相まって、数多くの異民族も出てきます。

 

南蛮異民族をボコボコにする潘濬(はんしゅん)

 

多くの異民族に頭を悩ませている、対立している、という場面も多いですが、状況によっては協力し、時に盟友となった存在もいますね。

 

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皆さんのコメントも一緒に見ていきましょう!

 

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


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蹋頓

烏桓族も裴潜(はいせん)に従っているシーン

 

 

「え?トウトツじゃないの? 袁紹が死んでも息子二人の面倒みたじゃん」

引用元:はじめての三国志TV

 

烏桓族

 

蹋頓は「烏丸鮮卑東夷伝」に記述がある異民族です。烏丸の部族長であり、袁紹とは互いに協力して公孫サンを倒すなど、和親を深めていました。正史でも袁煕、袁尚兄弟を匿って曹操と戦ったことがあり、三国志演義でもこれは変わりません。

 

袁紹

 

袁紹の代で友好を深めただけで、息子の代は知らない……なんてことはなかった、義理堅い異民族ですね。余談ですが、筆者は蒼天航路の蹋頓戦が大好きです。

 

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沙摩柯

沙摩柯

 

 

「沙摩かかな」

「何か王平は特別枠と言うか別格な気がしてしまいます……なので沙摩柯に一票」

引用元:はじめての三国志TV

 

呉軍をけちらす沙摩柯

 

沙摩柯は夷陵の戦いにおいて劉備に協力した異民族の長です。夷陵の戦い自体が劉備の私怨での戦と考えると、それに協力してくれた沙摩柯は中々に義理堅いと言えるでしょう。

 

甘寧を弓で討ち取る沙摩柯

 

しかし三国志演義では何とも異様な姿であるというインパクト抜群の存在となり、またこの戦いで甘寧を討ち取るという凄い活躍を見せています。正史と比べると活躍しているのは、そういった義理堅さに対しての演出もあったのかもしれません。

 

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夷陵の戦い

 

 

王平

王平は四龍将

 

 

「王平一択だと思っていたら やっぱり」

張翼・廖化と共に無双でプレイヤー武将化してほしい」

引用元:はじめての三国志TV

 

王平へのコメントは多く見られましたね。そして王平にはこんなコメントもありました。

 

 

「にわかの自分は「王平って異民族だったのか···!?」とビックリしてます」

「王平って異民族だったの?知らんかった」

引用元:はじめての三国志TV

 

ほとんど字が書けなかった王平

 

王平は元々は魏の武将でしたが、漢中戦後に劉備に降りました。そしてそれ以前は張魯の元にいたのです。また王平は「文章が書けない」「文字が10文字しか書けない」ということも相まって、異民族の出身なのでは?とも考えられています。

 

馬謖の山登りに反対する王平

 

もしかしたら馬謖が王平の進言を聞き入れなかったのも、異民族だったという理由もあった可能性はあるのかもしれません。

 

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馬謖

 

 

その他

鮮卑大人、育延

 

 

「個人的には劉豹ではないかと思います。蔡文姫を攫ったとは言え曹操から釈放の提案がなされ金銭を支払う事で交換と言う形を取るとした事に対して金銭の受け取りを拒否し無事に曹操の元に送り返したと言うのは間違いなかく義を通した異民族の方ではないかと思います」

 

「これはもう金禕じゃない?前漢時代の匈奴の金日磾の末裔だし、献帝のために曹操に対して反乱を企て、しかも蜀の劉備に援軍頼むつもりだったのだから」

 

「鮮卑の拓跋力微を挙げさせて頂きます。胡(異民族)の最長老で、親魏勢力だった御仁。晋朝にも協力的で、息子の拓跋沙漠奸を引き続き入朝させています。後に、隋唐へと続く北魏の始祖とされた人物です」

引用元:はじめての三国志TV

 

三国志を楽しく語るライターセン様

 

今回、上記のように多くのコメントが寄せられていました。皆様の知識の深さを知ると共に、やはり三国志の舞台の広さ、そして異民族と呼ばれる一族の多さも再確認することができました。

 

異民族に好かれる董卓

 

異民族故に敵対することもあり、そして時に手を組むこともあり……だからこそそこにドラマが生まれていたのでしょう。民族の違いが考えの違いに繋がり、そしてそれ故に三国志の舞台は複雑化して、面白いものになったのではないかと思います。

 

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三国志ライター センのつぶやき

三国志ライター セン

 

今回、アンケートの内容とはまた違いますが、とあるコメントが少し気になりました。内容の全ては抜出しませんが、どうやらコメントを下さった方が以前に勘違いしてコメントをしてしまったので今後は注意したい……とのことでした。

 

裴潜(はいせん)に依頼する曹操

 

他の方も仰っていましたが、勘違いは誰にでもありますし、そこから色々な知識を知れることも多くあります。なのでどうぞ遠慮なく、色々なコメントをして下さいね!

 

センさんが三国志沼にドボン b

 

どうぞ楽しき三国志の沼へ、どんどん沈んでいって下さい。どぼーん!

 

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引用元:はじめての三国志TV

 

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三国志と異民族

 

 

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セン

両親の持っていた横山光輝の「三国志」から三国志に興味を持ち、 そこから正史を読み漁ってその前後の年代も読むようになっていく。 中国歴史だけでなく日本史、世界史も好き。 神話も好きでインド神話とメソポタミア神話から古代シュメール人の生活にも興味が出てきた。 好きな歴史人物: 張遼、龐統、司馬徽、立花道雪、その他にもたくさん 何か一言: 歴史は食事、神話はおやつ、文字は飲み物

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