まだ漢王朝で消耗してるの?
朝まで三国志悪




はじめての三国志

menu

はじめての蜀

90話:張任によって龐統討たれる

この記事の所要時間: 220

張任と劉璋

 

涪水城が、龐統(ほうとう)の計略で落ちた事を知った

劉璋(りゅうしょう)は大慌てします。

こうなっては、成都城を守るのは、雒(らく)城のみだからです。

 

しかし、頼りにならない劉璋配下の武将の中には、

とびきりの名将が存在していました、それが張任(ちょうじん)です。

 

前回記事:89話:龐統、涪水関を計略で落とす

 

劉璋軍の名将:張任(ちょうじん)の策略

細い道 s

 

張任:「劉備(りゅうび)如き泥棒猫、何ほどの者でしょうや、、

この張任が、必ず討ちとってご覧にいれましょう」

 

張任は、劉璋に大見得を切ると出陣し、雒城の手前の

落鳳坡(らくほうは)という細い道に伏兵を仕掛けます。

 

劉備が白馬に乗っているのは調査済みなので、

白馬が現れた瞬間に矢の雨を降らせてしまおうというのです。

 

そして、劉備の白馬が通るや否や、伏せていた張任の兵は

雨あられと矢を放ちます。

 

張任:「やった、劉備を仕留めたぞ!!」

 

喜び勇んで、姿を現す張任ですが、ハリネズミになって、

落馬していたのは、劉備ではなく龐統でした。

 

何で龐統が劉備の白馬に乗っていたの?

三国志 白馬

 

実は、龐統の馬は、進軍の途中に足を挫いていて、

それを見た劉備が自身の白馬を龐統に貸していたのです。

 

つまり、龐統は、劉備の身代わりで戦死してしまいました。

亨年、36歳、ようやく鳳凰の片鱗を現し始めた矢先の死でした。

 

龐統が命を落としたのは、落鳳坡、皮肉にも鳳凰が落ちるという地名、なんとも皮肉な話です。

 

張任は、劉備を討ち取れなかった事で舌うちしますが、

軍師の龐統を討ったのをチャンスと攻勢に転じます。

 

龐統を失った劉備軍は大苦戦

炎 s

 

龐統を失い、また慣れない土地での戦闘という事もあり、

劉備軍は、一転して大苦戦します。

 

張任は勇猛ですし、劉璋軍は後が無いので死にもの狂いです。

 

幸いに、黄忠(こうちゅう)と魏延(ぎえん)が、踏みとどまり、

張任に対抗したので、劉備軍は、総崩れを免れ、何とか涪水城まで逃げのびます。

 

一息ついた所で、劉備に龐統の死が知らされました。

 

劉備:「ああ、何と言う運命のイタズラ、龐統はワシの身代わりに、

死んでしまったというのか、、」

 

劉備は声を上げて泣き、龐統の死を悼みました。

 

しかし、劉備に悲しんでいるヒマはありませんでした。

 

孔明は龐統の死を予感していた

孔明 司馬懿 役職

 

涪水城を包囲した、張任の軍勢を防ぎつつ、

劉備は、荊州の孔明に、龐統の死を伝えて、援軍を仰ぎます。

 

荊州にいた孔明は、北極星の下を巨星が流れたのを見て、

すでに龐統の死を予感していました。

 

劉備の使者・関平が孔明に龐統の死を告げる

三国志 邪悪

 

そこに、劉備の使者、関平(かんぺい)が現れ、

龐統が劉備の身代わりで死んだ事を報告

改めて、親友の死を知らされ、孔明は涙したのです。

 

孔明:「士元、、これから、これからという時に君は天に帰ってしまうのか、、

私は、片腕をもがれたような気分だよ、、」

 

ですが、今後、ただ一人で劉備を支える事になった孔明には、

尚更に、悲しむ暇はありませんでした。

 

こうして、孔明は荊州には関羽(かんう)を残し、

張飛(ちょうひ)と趙雲(ちょううん)を連れて劉備の援軍に向かうのです。

 

龐統の死が孔明の負担を重くした

断金の交わり

 

劉備の身代わりとして、龐統が死んだというのは演義の脚色ですが、

龐統が雒城の混戦で射殺されたのは事実です。

 

実質、用兵の才では孔明を上回っていた龐統が死んだ事は、

孔明の負担を重くしていく事になります。

 

もし龐統が死ななければ劉備はどうなっていたか?

秦 王騎

 

龐統が死ななければ、益州は、劉備、龐統コンビで攻略され、

荊州には、関羽のみならず、孔明も残り、その後の、

孫権関羽の軋轢も解消できたでしょう。

 

そうなると、劉備の夷陵での敗戦もなくなり、

三国志は、違った方向に動いたかも知れませんね。

 

耳で聞いて覚える三国志

 

 

次回記事:91話:張飛の大手柄 蜀将の厳顔を味方にする

 

よく読まれている記事

曹操頭痛

 

よく読まれている記事:頭がキーン…頭痛に悩んだ曹操、三国志演義は医学的に正しかった?曹操の見た幻覚の原因は何だったの?

 

曹操01

 

よく読まれている記事:曹操を好きになってはいけない6つの理由

 

朝まで三国志

 

よく読まれている記事:朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ(笑) 第1部

袁紹 曹操

 

よく読まれてる記事:【三国志if】もし袁紹が官渡の戦いで曹操に勝ってたらどうなってたの?

 

この記事を書いた人:kawauso

kawauso

■自己紹介:

どうも、kawausoでーす、好きな食べ物はサーモンです。
歴史ライターとして、仕事をし紙の本を出して大当たりし印税で食べるのが夢です。

もちろん、食べるのはサーモンです。

関連記事

  1. 朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ(笑) 第1部
  2. 知らないと貴方も騙される!龐統の心の誘導テクニックが使えるのでこ…
  3. 袁紹の評価が残念な6つの理由
  4. 天地を喰らうという漫画があまりにもカオス!裏三国志入門書 Par…
  5. 曹操の曽祖父 曹萌(そうぼう)は元祖、萌えキャラだった?
  6. 【孔明涙目】パイセンの命令は絶対!『劉備軍』が想像以上に体育会系…
  7. 決して褒められぬ悪の華!三国志に登場する暗殺者6選
  8. 【ビジネス三国志】便利な人で終わらない重んじられる技術

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 孫晧(そんこう)とはどんな人?呉のラストエンペラー「暴君」の名をほしいままにしたが、実は…
  2. 【優劣対決】戦国武将小早川秀秋 VS 蜀の二代目皇帝劉禅一体どちらが優れていたのか。PART2
  3. 三国志の時代にドリンクバーが存在した?三国志時代の飲み物について
  4. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース26記事【1/1〜1/8】
  5. 呉書を斬る!袁術に帝位を勧めたのは魯粛だった!?
  6. 張飛(ちょうひ)は本当は知将だった?

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

年末年始にまとめ読み!これを読めば三国志が丸わかり30選【総集編】 【超レアな儀式】真の皇帝にしか許されない封禅の儀式って何? 42話:袁紹には悪夢、顔良、文醜が関羽に斬られる 【シミルボン】本当は凄い!黄巾賊を滅ぼし後漢を支えた三将軍とは? 陳勝・呉広の乱とは何?秦国を滅ぼすきっかけを作った二人組 【おんな城主・井伊直虎ネタバレ感想】第40話「天正の草履番」 コンテンツ品質向上に向けてアンケートご協力のお願い 馬超と許褚の一騎打ち|関中を巡る戦い

おすすめ記事

  1. 三国志の時代も「人は見た目が100パーセント」だった!?
  2. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース26記事【1/1〜1/8】
  3. これは可哀想。。嫌な上司と呂布の謀略の為に死んだ正史の華雄(かゆう)
  4. 【水滸伝】可哀想すぎる強引な梁山泊のスカウトが悲劇を産む
  5. 呂伯奢一家殺害事件 曹操:「俺を裏切ることは許さない!」
  6. 呉と倭は外交交渉をしていたの?日本を目指した衛温と諸葛直
  7. 陸遜はどんな性格だったの?大都督の時代と晩年時代の性格
  8. 諸葛亮孔明の軍事能力は実際に優れていたの?後半

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“水滸伝"
PAGE TOP