はじめての三国志コミュニティ




はじめての三国志

menu

三国志の雑学

馬超の死因は何か?病死?隠居?暗殺?自害?

この記事の所要時間: 234




 

三国志に登場する数々の英雄たちの中で、なぜか亡くなるシーンが不鮮明な人物がいます。

人気武将でいうと趙雲(ちょううん)がその筆頭でしょう。

他にも魏の将軍としては曹仁(そうじん)曹洪(そうこう)もフェードアウトしていった感じがあります。

 

そして趙雲と並ぶ人気武将の「馬超(ばちょう)」もまたその死因は謎です。

馬超の死因が知りたい三国志ファンも多いのではないでしょうか。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:馬超はどんな性格だったの?謎に満ちた蜀の五虎大将軍【前半】

関連記事:【衝撃】馬超は漢語が出来なかった?韓遂との不仲の原因を考える

 

 

馬超活躍のピーク

 

馬超の活躍といえば曹操(そうそう)との間で繰り広げられた211年の「潼関の戦い(どうかんのたたかい)」でしょう。

最終的には大敗するものの、曹操をあと一歩のところまで追い詰めました。

その後は漢中の張魯(ちょうろ)のもとや異民族に身を寄せて曹操打倒を継続しましたが、

最終的には214年、益州(えきしゅう)を平定する寸前だった劉備(りゅうび)に帰順します。

 

馬超活躍のピークは211年であり、後は急速に下降していくことになるのです。

 

 

蜀の五虎大将のひとり

 

馬超の帰順を劉備は喜びました。

平北将軍・都亭侯として迎えています。

219年に劉備が漢中王を自称すると、

三国志演義では関羽(かんう)張飛(ちょうひ)に並ぶ「五虎大将(ごこだいしょう)」として馬超を扱っています。

 

蜀ファンとしては最もテンションの上がる時期ですね。

劉備の陣営には諸葛孔明(しょかつこうめい)という名軍師の他、

一騎当千の武勇を誇る関羽張飛・馬超・黄忠(こうちゅう)趙雲らが健在でした。

しかしこの年に関羽が荊州の地で敗れ、処刑されてしまいます。

五虎大将が揃って戦うことは幻で終わってしまうのです。

 

まだ漢王朝で消耗してるの?

 

 

馬超が亡くなったのは222年以降

 

張飛は部下に暗殺され、黄忠も220年に病没(三国志演義では夷陵の戦いまで生きて戦死)

と勇将が次々とこの世を去っていきます。

蜀ファンにとってはまさに暗黒の時代へ突入していくことになります。

 

期待は諸葛孔明、馬超と趙雲に託されるわけですが、

そんな中で劉備が主力を率いて孫権を攻めて夷陵の戦いで大敗してしまいます。

諸葛孔明も馬超も趙雲すらこの戦いには参加していません。

 

馬超は驃騎将軍に昇進しており、涼州牧の肩書も持っていましたから、

漢中より北の魏に対しての守りを固めていたと思われます。

三国志正史では222年に47歳の若さで突如亡くなります。

三国志演義では227年まで生存が確認できますが、

特に活躍することもなく病没のみが語られています。

 

馬超隠居説

 

馬超は曹操との熾烈な戦いで燃え尽きたのではないかという見方があります。

父も弟も処刑され、妻も子も失いました。

劉備に帰順したときには馬超にはもはや何も残っていなかったのです。

 

生きることに疲れた馬超は一族を馬岱(ばたい)に預け、山奥の異民族の集落へ隠れ住むようになります。

そこで袁術(えんじゅつ)の娘とひっそり暮らしたのです。

というのが私の愛読書の北方謙三先生の三国志の内容ですね。

これまで読んできた三国志の中で最も説得力のある展開でした。

馬超が隠居したというのでは格好がつかないので、

病死という扱いを諸葛孔明はしたのかもしれません。

こうなると馬超がいつまで生きて、どう死んだのかわかりませんね。

 

三国志ライターろひもと理穂の独り言

 

戦闘能力の高い異民族である羌とのつながりが深い馬超の存在は、

魏にとっては脅威だったことでしょう。

もしかしたら暗殺の魔の手が迫っていたかもしれません。

孫策(そんさく)や張飛はそうして命を落としています。

 

三国志正史を読む限りでは、

私としては家族を死に追いやってしまったという罪の意識に

馬超は苛まれていたのではないかと思います。

馬超からはとても深い闇を感じてしまうのです。

ひょっとしたら馬超は自害したのかもしれませんね。

だとしたらその死の真相は、国によって覆い隠されたことでしょう。

 

その死因が謎に包まれている馬超ですが、

北伐に参加して大活躍する姿がぜひ見たかったですね。

ちなみに生き残った娘のひとりは劉備の子と結ばれたそうです。

馬超の血が絶えることはなかったのではないでしょうか。

 

はじめての三国志:全記事一覧はこちら

関連記事:【はじ三グッズ】可愛い馬超のスマホケース(iPhone/Android対応)近日発売予定

関連記事:馬超はどんな性格だったの?謎に満ちた蜀の五虎大将軍【前半】

 

■古代中国の暮らしぶりがよくわかる■

 




 

ろひもと理穂

ろひもと理穂

投稿者の記事一覧

三国志は北方謙三先生の作品が一番好きです。

自分でも袁術主役で小説を執筆しています。ぜひこちらも気軽に読んでください!

好きな歴史人物:

曹操、蒲生氏郷

何か一言:

袁術は凄いひとだったかもしれませんよー!!

関連記事

  1. 【子龍一身これ胆なり】趙雲はどのような活躍をして劉備に褒められる…
  2. 衝撃!高平陵の変の黒幕は司馬師だった!
  3. 2分で分かる合肥の戦い その4 張遼の猛攻
  4. 夏侯淵が滅ぼした宋建は韓遂を上回る長生き群雄だった
  5. 【すっきり解説】曹操の元に徐庶が留まり続けた理由
  6. 【三国志のエチケット】口臭は人間関係もビジネスも台無しにする?
  7. 袁術は実はベトナムに逃げ延びていた!?【歴史ミステリー】
  8. 五丈原の戦いの裏側で活躍した魏の満寵とは?前編

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース14記事【5/15〜5/22】
  2. 【第1話】戦え!于禁文則ん「鮑信との出会い」
  3. よりぶりんって、何者?
  4. 黄忠と黄蓋は親族なの?黄忠と黄蓋の違いと共通点をわかりやすく解説
  5. 【管鮑の交わりとは何?】管仲と鮑叔の友情を描いた故事
  6. 西郷園(その)はどんな人?実は吉二郎の再婚相手だった女性

三國志雑学

“はじめての三国志150万PV" “広告募集"

はじめての三国志 書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

五代友厚と大久保利通、互いを認め合った2人の逸話 島津久光を好きになってはいけない6つの理由 三国志の将軍たちは家族サービスできていたの?三国時代の軍生活 諸葛亮の出師の表って、一体何が書いてあるの? 曹家の文才「三曹七子」って何? 袁紹の評価は名君?凡君?徹底紹介 【魏の五虎将】俺たちだって五虎将だ!張遼編 蘇秦(そしん)とはどんな人?秦の圧力を跳ね返す為、六国を結び付けた合従論者 Part.1

おすすめ記事

  1. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース34記事【1/9〜1/15】
  2. 陳宮(ちんきゅう)ってどんな人?溢れんばかりの才能を備えた知略家「曹操編」
  3. 【ドラゴンブレイド番外】古代ローマ版曹操?カエサルの生涯が凄すぎる
  4. 【よくわかる】SEALDsは後漢時代にも存在した?党錮の禁とSEALDsの共通点
  5. 賈詡が献帝を完璧ガード!長安特別警備隊出動!
  6. 【キングダム時代考証】漫画の描写は嘘?ホント?キングダムの史実による歴史考証
  7. 荀灌(じゅんかん)とはどんな人?父の危機を十三歳の少女が救った荀彧の遠孫
  8. 後漢王朝の華だった尹夫人の波乱万丈の生涯Part.2

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“水滸伝"
PAGE TOP