68話:劉表死す、そして偽の遺言書で劉琮が後継者に

劉表死す ゆるキャラ

 

ちょうど、孔明(こうめい)が博望坡(はくぼうは)で

曹操(そうそう)軍を撃退した頃病気に臥せていた劉表(りゅうひょう)が死去しました。

 

劉表は、死にあたり、長男の劉琦(りゅうき)を後継者に指名していたようです。

 

前回記事:67話:孔明、博望坡で初陣を飾る。夏侯惇をフルボッコ

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遺言書を受け取った蔡瑁(さいぼう)

あざな 三国志 習字

 

ですが、その遺言書を受け取ったのは重臣の蔡瑁(さいぼう)でした。

蔡瑁は、劉表の次男である劉琮の叔父ですので、この遺言書は都合が悪いのです。

 

 

蔡瑁:「幸い、劉琦は、江夏(こうか)の城の守備を買って出て、

この襄陽(じょうよう)にはいない遺言書を改竄しても誰も異を唱えるものはあるまい」

 

 

実は、長男の劉琦は、蔡瑁や劉琮の母である蔡夫人に生命を狙われていました。

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命を狙われている劉琦は孔明に相談をする

諸葛孔明019

 

そこで、孔明に相談してみた所が、孔明は冷たく言い放ちます。

 

 

孔明「身内の話に、部外者が立ち入るとろくな事がありません、、

これについては勘弁して頂きたい」

 

 

孔明は、この荊州が微妙な時期に、劣勢の劉琦に肩入れする事で、

劉備が再び、蔡瑁に狙われる事を回避したかったのです。

 

 

しかし、劉琦は、

劉琦:「父とも慕う劉備殿に見捨てられてはもう生きていても

仕方が無い、、ここで死にます」と駄々をこねました

 

 

劉備も、劉琦の肩を持ち

劉備:「自分が蔡瑁に生命を狙われるのは、今に始まった事ではない

どうか、策があるなら遠慮なく言ってくれ」と助け舟を出します。

 

 

そこで、困った孔明は、渋々、策を授けます。

 

 

孔明:「襄陽に居ては禍を免れません、、

黄祖(こうそ)が孫権に討伐されて、無人の江夏の城を

自ら守ると言って出れば、後継者争いの難を避ける事が出来ましょう」

 

劉琦は喜び勇んで、早速、劉表に江夏城の守備を願い出て、

早々に襄陽を出ていたのです。

 

 

蔡瑁の手引きで劉琮は、劉表の跡を継いで荊州太守になります。

それと同時期に、曹操は、50万の大軍を擁して荊州に軍を進めました。

 

蔡瑁の勧めで曹操に屈しる

曹操 油断

 

劉琮は、当初は、荊州の独立を守るとして、当初は曹操軍と戦うつもりでした。

しかし、蔡瑁を含め、王粲(おうさん)、蒯越(かいえつ)達、

重臣の降伏を勧める進言に従い、自ら城門を開いて、

曹操の軍門に屈してしまいます。

 

劉備大ピンチ

雷怖くない 能ある劉備

 

これは、劉備一行の立場を著しく不利にしました。

それまで味方であった荊州兵は、この時に曹操軍に吸収されて、

劉備に牙を剥く事になったのです。

 

 

三国志の戦いでも、もっとも劉備にとってハードな、

長坂の戦いが始まろうとしていました。

 

耳で聞いて覚える三国志


次回記事:69話:迫りくる曹操軍50万、絶望的な退却戦 長坂の戦い

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どうも、kawausoでーす、好きな食べ物はサーモンです。
歴史ライターとして、仕事をし紙の本を出して大当たりし印税で食べるのが夢です。

もちろん、食べるのはサーモンです。

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