5390名の三国志ファンに聞きました！司馬懿が恐れたライバルは？

募集期間：2021年7月（1週間）

晋の宣帝となった司馬懿。そんな「司馬懿が恐れたライバルは？」が今回のアンケートのお題目です。皆さんが選ぶライバルは誰になるか……！と聞いた所真っ先に目に入ったのは

「普通は孔明って言いたいけどさぁ・・・・なんかボケたいよね」

いやいやボケなくていいですよ！(前フリ)何気にコメントでは奥様の名前がたくさん挙がっていて少しクスっと来ましたが、それはそれとしてアンケートを見ていきましょー！

監修者

kawauso 編集長（石原 昌光）

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ（田畑 雄貴）

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。

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諸葛孔明

 

「曹操は決して超えられない壁として…やっぱり諸葛孔明ですかね。宮中の勢力争いとしたら陳羣に曹真曹爽親子や王朗、華ｷﾝあたり…少し違う気もしますが…」

 

「死せる孔明生ける仲達を走らすって古事成語があるくらいだから孔明が正解だと思います。仲達の！ってことより孔明の方が仲達が邪魔だったと思う」

 

引用元：はじめての三国志TV

諸葛亮にはたくさんのコメントをして下さった方がいましたね。もちろん諸葛亮と言えば司馬懿、司馬懿と言えば諸葛亮、というイメージは強いです。ただその一方で「ライバルという関係ではない」というイメージもある方も多くいたのがとても印象的で面白かったです。

 

「ちょっとー！　曹爽がいないじゃないですかー！！（諸葛亮にﾎﾟﾁｰと入れながら）」

 

引用元：はじめての三国志TV

おっと投票ミスかなー？曹爽殿は反省して校舎裏に来るように。(どうして)

張郃

 

「確かに諸葛亮孔明ってのが正解だと思うけど、わざわざ死地に張郃を送ったのを見るとほぼ己が手中に収めた魏軍において司馬懿より魏帝に従う張郃は司馬懿にとって己が野望の為に消しときたい手強い相手だったんだろうなと思いますね。仮に自分が亡くなれば司馬師や司馬昭では敵わないと思っていたのかも...」

 

引用元：はじめての三国志TV

張コウは何故か三国志演義では張コウ自身の失態扱いになっていますが、実際には司馬懿の失策で命を落としています。これについては司馬懿の失策ではなく、狙い通りだった……つまり張コウは司馬懿に意図して殺されてしまった、という説もありますね。

我が子では御せないから今の内に、と言えば曹操が曹沖が死んだ時に周不疑を暗殺した件が有名ですが、もしかしたら息子たちのためだった……のかも？

夏侯尚

この中では夏侯尚へのコメントはありませんでした。夏侯尚は夏侯淵の甥っ子で、若い頃から優秀で曹丕とは仲の良い存在でした。

幾つもの武功を立てた夏侯尚は曹真の妹を妻にして、夏侯玄、夏侯徽を設けるのですが……その正室を蔑ろにして愛人にかまけていると噂を聞いてガッデム曹丕。

人をやって愛人を殺させると、夏侯尚は心を病んでしまいます。最初は冷たくした曹丕も後に悔やみ、その死を悼みました。因みに娘の夏侯徽は司馬師の妻になっているので、何だかんだ司馬懿とは縁戚な人です。

曹真

 

「曹真。仲達にしたら孔明は遠くから飛んで来る矢、曹真は喉元のナイフである」

 

引用元：はじめての三国志TV

皆さんご存知筆者の推し武将、曹真大将軍。武勇に優れた、知略に優れ、人柄に優れ、体格も真横に立派である宗室の武将。三国志演義で尽く貶められましたが、実際には司馬懿よりも対諸葛亮で活躍した人物です。

また息子が司馬懿と争ったことでも有名ですね。筆者の個人的な意見としては曹真に対してそこまで恐れはなかったらいいな、と思うのですが、曹真が早くに亡くなったことで司馬一族の台頭を許してしまった、というイメージはありますね……つまりだいたい曹爽だネ！

その他

 

「司馬懿が本当に恐れていたとすれば曹操ではないだろうか。事実、彼は仮病を使ってまで曹操に仕える事を拒んでいます。司馬懿はとにかく勝機が無ければ動かず待てる男。諸葛亮との戦いでは遥かに優勢な兵力を持ちながらとにかく持久戦に徹しているし、曹爽を倒すにも10年以上を掛けています」

 

引用元：はじめての三国志TV

コメントの中では、曹操が多く挙げられていましたね。曹操が司馬懿の野心を見抜いていた、というのは良く言われています。それに関しては本当にそうであったかどうかは分かりませんが、司馬懿は曹操に関して「傑物」としての評価をしていたのではないかと思います。

そして曹操は周不疑の一件のように、非情な判断もできる人物……もし曹丕が後継者でなければ、司馬懿もまた、切られた可能性はあるでしょう。ともなれば司馬懿から見れば曹操は何よりも恐ろしい存在であったかもしれません……

……まあ司馬防さんまだ生きてたからそれはないかもしれないのかな？

三国志ライター　センのつぶやき

では最後に独断と偏見のコメント抽出となります。

 

「野望の高さで言えば公孫淵？笑」

 

引用元：はじめての三国志TV

これは良い目の付け所ではないでしょうか。公孫淵と言えば反乱を起こして何やかや司馬懿に討伐されちゃったお人。しかしこの討伐された際に、司馬懿は公孫淵一族のみならず、この土地の15歳以上の男子を皆殺しにしました。

それは二度と魏に反抗する者が生まれないため……いいえ、二度と公孫淵のような恐るべき人物が生まれないように、というのが目的だったのかもしれない！

という公孫淵司馬懿の最大の敵ルートを想定してみましたが、いかがでしょうか。ちゃぽーん。

引用元：はじめての三国志TV

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