曹操孟徳特集
朝まで三国志悪




はじめての三国志

menu

デザイン担当:よりぶりん

62話:徐庶を手に入れたい曹操、程昱の鬼畜な計略を採用し劉備から徐庶を奪うの巻

この記事の所要時間: 233

曹仁 三国志 ゆるキャラ

 

無残な有様で、許都に戻ってきた曹仁(そうじん)と

李典(りてん)ですが、曹操は(そうそう)は最初から小手調べの

つもりだったので、敗戦を不問にしました。

 

それ以上に曹操が気になるのは、劉備(りゅうび)軍についた軍師の存在です。

 

前回記事:61話:曹仁が繰り出した高度な陣形 八門金鎖の陣を繰り出す。劉備軍はどうやって攻略したのか?

 

 曹操(そうそう)は劉備(りゅうび)の軍師が異常に気になって仕方がない

キレる曹操2

 

曹操:「皆、劉備についている単福(たんぷく)という男を知っているものはおらぬか?」

 

 

幾人かが首を捻る中で、手を上げたのが陰険な策謀では、

曹操軍随一と噂に名高い程昱(ていいく)でした。

 

「単福とは、昔、人を殺した為に名乗っている偽名で、

彼の本名は徐庶と言います、、」

 

 

曹操:「ふうむ、、徐庶(じょしょ)か、相当のキレ者と見たが、

どうにかして、排除する方法はないものか?」

 

 

「ははっ、、徐庶の軍略の才能は、軽く私の10倍はありましょう、

ただ、徐庶には、非常な親孝行という弱点があります。

幸いにして、徐庶の母は許都に近い場所に住んでいますから、

それをこちらで手厚く保護して、曹操様に帰順するように手紙を

書かせれば、徐庶はこちらに降るでしょう、、」

 

 

曹操は、程昱の鬼畜な計略を採用して、徐庶の母を強引に拉致して、

許都で何不自由のない生活をさせました。

 

程昱(ていいく)の計略を採用したが・・・

人材 手紙

 

ところが、いざ程昱が、徐庶に曹操に降るように手紙を書けと言うと、

老母は、激しく反発します。

 

 

「息子は、漢の天下を回復させようとしている

天下の忠義の人である劉備玄徳様に仕えています。

それを、捨てて、あなたがたのような欲まみれの俗人に仕えよなどと

恥知らずな事が書けますか!!」

 

 

程昱は、カチンと来てしまいますが、老母が手紙を書かない限りは、

徐庶をこちらに呼び寄せる事は出来ません。

 

程昱は作戦を変更する

505b55a3c6b5266d88d97606dbaaae9e_m

 

そこで、程昱は、ひとまず手紙の事は忘れたフリをして、

徐庶の母に特別に親切に接するように配下に命令します。

 

仁義に厚い、徐庶の母ですから、いかに拉致されたとはいえ、

他人に親切に扱われるのは嬉しいものです。

 

 

そこで、幾通か曹操に宛てて、お礼の手紙を出すようになりました。

 

程昱は、この手紙を集めると、人の字を真似る事が得意の部下に

命令して、その筆跡を完璧に真似て、母の手紙を偽造します。

 

 

まあー何と汚く、悪知恵が回る男でしょうか、、

人の善意を利用して、それを悪用するとは!!

 

 

ともあれ、程昱が偽造した手紙により、徐庶は母が曹操の世話になり

息子である自分に帰ってきて欲しいと思っている事を知ります。

 

徐庶は劉備軍から離れる事を決意する

徐庶と出会う劉備

 

徐庶:「劉備様、老母は、曹操の庇護を受けているようです。

かなり年老い、心細さが募り、私に曹操に帰順するように勧めています。

誠に名残惜しいのですが、私は母の言いつけに逆らえませぬ、、」

 

徐庶が涙ながらに別れを告げると、劉備も涙を流して言いました。

 

劉備:「それは残念だが、たった一人、君を頼りに思う母の事を思えば

無理に引きとめる事は出来ない、、

私も母一人子一人だった、、どうか、親不孝な私の分も母上に

孝養を尽くしてもらいたい、、」

 

そう言って、盛大な別れの宴を開いて餞別まで与えたのです。

ガッカリされると思って悩んだ徐庶ですが、劉備の人の心を思いやる

懐の深さに、いよいよ、劉備の下を離れる寂しさが募るのでした。

 

曹操軍の手に落ちた軍師・徐庶

徐庶 曹操 下る 三国志

 

こうして、劉備軍の軍師として入った、徐庶は程昱の計略で、

曹操軍の手に落ちてしまうのです。

 

因みに三国志正史では徐庶の母は、徐庶と行動を共にしていて、

長坂の戦いで、曹操軍に捕まったと書かれています。

 

関連記事:文武両道、義侠心に厚い漢 徐庶(じょ しょ)は劉備と出逢う

関連記事:孔明とは頭脳以外全て正反対、龐統士元

関連記事:諸葛孔明の影に隠れる劉備

関連記事:『鳳雛』と呼ばれたブサメン軍師、龐統

関連記事:三国志マイナー?武将列伝・軍師『法正』

 

 耳で聞いて覚える三国志

 

次回記事:63話:去りゆく徐庶が、紹介した大軍師、臥龍、鳳雛って誰のこと?

 

よく読まれている記事

曹操頭痛

 

よく読まれている記事:頭がキーン…頭痛に悩んだ曹操、三国志演義は医学的に正しかった?曹操の見た幻覚の原因は何だったの?

 

曹操01

 

よく読まれている記事:曹操を好きになってはいけない6つの理由

 

朝まで三国志

 

よく読まれている記事:朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ(笑) 第1部

袁紹 曹操

 

よく読まれてる記事:【三国志if】もし袁紹が官渡の戦いで曹操に勝ってたらどうなってたの?

 

この記事を書いた人:kawauso

kawauso

■自己紹介:

どうも、kawausoでーす、好きな食べ物はサーモンです。
歴史ライターとして、仕事をし紙の本を出して大当たりし印税で食べるのが夢です。

もちろん、食べるのはサーモンです。

関連記事

  1. 【実録】三国志の時代のショッピングは命がけだった?
  2. 司馬炎(しばえん)ってどんな人?三国時代を終わらせたスケベ天下人…
  3. 図解でよくわかる夷陵の戦いと趙雲の重要性
  4. 梁鵠(りょうこく)とはどんな人?魏の宮殿を飾った全ての題字を書い…
  5. 赤壁の戦いは計略の宝庫
  6. 【シミルボン】ドキッ!全員男!三国志の時代にあった男同士のひざま…
  7. 何でこんなに孫権は地味なの?
  8. 赤壁の敗戦の原因は腸チフスだった?多くの魏将の生命を奪った伝染病…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. ペリー来日youは何しにニッポンへ?
  2. 劉備の蜀攻略戦で活躍したのは武将ばかりではなく、みんな知っている○○があったから
  3. これはひどい・・関羽は深刻な方向音痴だった?迷走する関羽の千里行
  4. 曹植は軟弱ではなかった?皇帝の弟の悲しくも華麗な生涯
  5. 【荊州獲ったどー!】諸葛亮&愉快な仲間の州乗っ取り計画
  6. 登山家・馬謖の山登りにはちゃんと意味があった!

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

橋本左内の啓発録は将来の自分へ書いた「~手紙拝啓十五の君へ~」だった 滅びゆくものへの郷愁劉備という生き方 出来ると言われる人必携!三国時代の役人7つ道具 胡昭(こしょう)とはどんな人?司馬懿の命の恩人で曹操の招きに応じながらすぐに辞職した男 若かりし曹操は熱血漢 二世だって優秀さ!魏皇帝の妻・甄氏(しんし)の壮絶な人生と向き合って果てた生涯に心が震える 女王・卑弥呼はどこから来たの?邪馬台国のミステリーに迫る! 【キングダム&300ファン感涙】架空戦記第2弾ギリシャ最強スパルタVS中華最強秦のガチ対決!!

おすすめ記事

  1. もし荊州を趙雲に任せたらどうなったの?【ろひもと理穂if考察】
  2. 五分でわかる蜀の名将達の現代にまで残る名言・逸話【三国志逸話列伝】
  3. 戦国時代最大のミステリー・本能寺の変の謎に迫る!!
  4. 趙奢(ちょうしゃ)とはどんな人?趙の三大天最後の一人で政治・軍事両方に秀でた名将【後半】
  5. 【英雄亡き三国志の見どころ】司馬師vs王基の壮絶な舌戦:勝利の軍配はどちらに!?
  6. 井伊直弼の家系図は豪華絢爛!
  7. 趙雲ってどんな人?|投票ランキング1位の理由
  8. 暴走しているオヤジを追放して当主に就任した武田晴信(たけだはるのぶ)

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志"
“西遊記"
PAGE TOP