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【名将対決】雷神と恐れられた名将立花道雪VS呉の名将陸遜 Part.1

この記事の所要時間: 812




陸遜

 

今回の対決は名将として名高い二人の対決です。

一人目は荊州攻略戦で一躍有名になった名将・陸遜(りくそん)です。

この人に比肩する武将として、日本の戦国大名で大友家に仕え、

雷神として九州地方にその名を轟かせた名将・立花道雪(たちばな どうせつ)が立ちふさがります。

3回戦で行われる名将対決、軍配はどちらに上がるのでしょうか。




立花道雪って一体何者

立花道雪 wiki

(画像引用元:立花道雪 wikipedia

先ず対決を行う前に、立花道雪を紹介します。

彼は九州の大名である大友家に仕えます。

元服してから亡くなるまで、常に戦場の第一戦で戦い続け、

武功を挙げ続けた武将です。

戦の第一線で戦い続けていた道雪ですが、実は健全な体ではありませんでした。

30歳の半ば頃、雷に打たれて下半身が動かなくなってしまいます。

その為、輿に乗って戦場に赴き、味方の兵を率いていたとされています。

さて立花道雪の紹介をざっくりとしたところで、対決に行きたいと思います。




【Round1】主君に注意した対決【陸遜編】

陸遜

 

陸遜は呉の名将として三国志の中でも知名度の高い武将です。

また将として兵を率いる事に優れていただけではなく、

呉の国の政治にも携わっておりました。

しかし一つの事件により孫呉の土台が崩れ始めます。

 

二宮の変

後継者争い 劉協と劉弁

 

孫権は息子である孫登(そんとう)を太子に立てますが、若くして亡くなってしまいます。

その為、彼は孫和(そんか)を太子に立てますが、

彼は晩年に生れた孫亮(そんりょう)を非常に可愛がっておりました。

孫権は彼に呉の国を継がせたいと思い始めます。

そこで孫権は四男の孫覇(そんは)に太子である孫和と同じ待遇を与えます。

こうして二人の太子が立った事で、孫家の家中は孫和派と孫覇派2つの派閥に属し、

争い始めます。

 

関連記事:【三国志事件簿】名探偵コナンもお手上げ?二宮の変とは一体どんな事件?

関連記事:孫権の後を継ぐのは私なんだから! 孫家のドロドロした後継者問題

 

孫権に幾度も注意する

陸遜 孫権

 

陸遜は孫呉の家臣がそれぞれの太子について国が分裂して争っている

状態に危機感を募らせます。

その為、彼は丞相となった時、孫権に幾度も書面で「太子を二人にする事は

国家の為によろしからず。早急に太子を決めるべきです。」と注意します。

しかし孫権は彼の書面を無視します。

陸遜は自らの諫言が聞き入れられなかったことを知り、

呉の首都である建業に赴き諫言を行います。

孫権は陸遜の直言を聞き入れず、自らの行いを注意してきた陸遜に腹を立てます。

陸遜が建業から任地に帰った後、詰問の使者を出します。

 

陸遜

 

陸遜は孫権の詰問の使者が来た事に憤慨し、憤死する事になります。

三国志を書いた陳寿は「国の為に、君主を恐れず幾度も注意した陸遜こそ

社稷の臣と言っても過言ではない」と高い評価を与えています。

 

【Round1】主君に注意した対決【道雪編】

光 f

 

陸遜は国の為に君主を恐れず幾度も注意します。

さて道雪は一体どのように君主に注意を行ったのでしょうか。

 

狂った君主・大友宗麟に諫言を呈する

大友宗麟 wikipedia

(画像引用元:wikipedia 大友義鎮

道雪の君主は戦国時代の大名としては非常に珍しい、

キリシタンの信仰を領地内で許した大友宗麟(おおともそうりん)です。

彼は道雪や他の猛将達を率いて、九州地方に覇を唱えます。

こうして九州の覇者の地位を確立した宗麟は、

戦いに明け暮れる毎日に嫌気がさし、近隣の美女を集め酒池肉林の生活を行います。

道雪や他の家老らは宗麟の行いに黙っていましたが、

次第に政治や軍事に見向きをせず、酒と女におぼれていきます。

その為、彼らは宗麟に幾度も注意を行います。

しかし宗麟は彼らの注意を聞くのが嫌になり、家臣の前に出なくなります。

道雪はこのままでは大友家が滅びると思い、

奥に引きこもって酒池肉林の生活を続ける宗麟を引っ張りだす為、一計を設けます。

 

自らも美女と戯れる

宦官って何?ハート

 

道雪は非常にまじめな武将として知られておりました。

そんな彼が宗麟のまねをして、近隣の村々から可愛い女の子を集めて、

毎夜踊らせ楽しみます。

この噂を聞いた宗麟は、道雪がどのような女を集めて踊らせているかを見るため、

道雪の家を訪れます。

道雪は宗麟が自らの家を訪れてくると聞き、女たちを帰し、正装で宗麟を出迎えます。

 

宗麟に再度諫言を用いるも…

竜造寺隆信 wiki

(画像引用元:wikipedia 龍造寺隆信)

 

道雪は宗麟が自らの家を訪れた事をチャンスとし、

宗麟に対して「殿。しっかりなされませ。九州地方に覇を唱えたといえども、

北九州には竜造寺(りゅうぞうじ)がおり、薩摩には精鋭を有した島津(しまず)が

おります。

また中国地方には毛利元就(もうりもとなり)死後、

勢いが衰えたといえども大国である毛利がおります。

殿がしっかりとして、大友家を率いらなければ、お家が滅亡してしまいますぞ」と

戦場で鍛えたしゃがれた声で宗麟に注意を行います。

宗麟は道雪の注意を聞き、一度は立ち直ります。

しかし家督(かとく)を息子の義統(よしむね)に譲り、

再び城に引きこもり、美女を招いて踊りや南蛮渡来の音楽に嵌っていきます。

闘将として近隣にその名を響き渡らせた道雪の諫言でも、

主君宗麟には響かず、大友家は家運を衰えさせていく事になります。

 

Round1の結果は…

陸遜

 

さてRound1・主君に注意した対決が終わりました。

結果は………。

呉の名将・陸遜に軍配を与えたいと思います。

【次のページに続きます】




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