編集長日記
ビジネス

はじめての三国志

menu

はじめての変

【三国志で例えるよ】初心者でも『エドワード黒太子』が分かる。西洋史の基礎&豆知識!

この記事の所要時間: 43




エドワード黒太子 wiki

 

百年戦争の初期にイギリスを率いて、フランスに勝ち続けたエドワード黒太子

今回は百年戦争で、圧倒的な強さでフランスと戦ったエドワード黒太子について紹介します。



イギリスの王太子・エドワード

エドワード黒太子 wiki

 

エドワード黒太子は、フランスのフィリップ6世に挑戦状を叩きつけたイギリスのエドワード3世の子供で、百年戦争の初期に活躍しました。

百年戦争が開戦されると父エドワード3世は、イギリスを留守にすることが多くなり、その留守の間、まだ13歳のエドワード黒太子がエドワード3世の代理を務めました。この功績により、正式な後継者として認められ王太子なりました。

王太子とは王位継承の第一順位の王子を指します。



常勝将軍・黒太子

ポワティエの戦い wiki

 

エドワード黒太子は、16歳で戦争に参加します。

その強さは圧倒的なもので、エドワード黒太子が参加した戦いのほとんどを勝利で飾っています。

特に、ポワティエの戦いでは、イギリス軍9,000に対しフランス軍18,000の不利な状況から、巧みにフランス軍を誘い出して矢を射かけ、さらには背後や側面からの奇襲で打ち破りました。

これにより、当時のフランス王ジャン2世を捕らえることに成功し、大勝利に結びつけました。

この戦いで、百年戦争でのイギリスの勝利は決定的になり、イギリスは「フランス王位を放棄する代わりにフランスの一部を統治する条約」、ブレティニ・カレー条約を結びます。

これにより、百年戦争は一時休戦状態になりますが、さらなる領地拡大を目論むイギリスとそれを阻止するフランスとの小競り合いは続きます。

 

エドワード黒太子を三国志で例えると誰?

裏切り 呂布

 

エドワード黒太子を三国志で例えると、三国志最強と言われる呂布(りょふ)にあたります。

あの曹操すらも殺すのを躊躇うほどの強さを持っていて、戦場に現われるだけで敵を震え上がらせたほどです。

エドワード黒太子もまた負け知らずで、その存在がフランス軍を恐怖に陥れます。

 

関連記事:うぐ、どうしても董卓と呂布に勝てない……!

関連記事:赤兎馬ってどんなウマ?呂布も関羽も愛した名馬

関連記事:呂布の裏切りについて考察してみた

 

エドワード黒太子が常勝していた理由

石弓兵強い 袁紹

 

また、エドワード黒太子が常勝していた理由のひとつに、弓の違いが上げられます。

当時のフランス軍は、三国志でもお馴染みの弩を使っていましたが、イギリス軍は長弓を使っていたのです。

弩はクロスボウと同様に、機械的に矢を発射する弓で、命中精度や誰でも扱える所に長所がある一方で、矢の装填に時間が掛りました。

長弓は普通の弓矢と大きな差はありませんので、使用者の訓練次第で命中精度や扱いに差がありましたが、矢の装填に必要な時間が圧倒的に速いのが特徴です。

この装填時間の差が大きく戦況に影響していたのです。

 

関連記事:袁紹軍の審配、石弓隊で曹操軍を撃破

関連記事:曹操軍、新兵器 発石車で石弓隊を撃破!

関連記事:東京国立博物館の特別展「始皇帝と大兵馬俑」を楽しむ!秦の時代の武器(兵器)を徹底紹介!

関連記事:華麗なる中華世界を彩る武器~羽生結弦選手の武器

 

黒太子の暗黒面

 

王太子であり、常勝将軍であるエドワード黒太子には、輝かしいだけではなく残虐な面もありました。

エドワード黒太子は、圧倒的な強さを誇って何年にもわたり戦争を繰り返していました。

百年戦争当時の戦争スタイルは、傭兵を雇って指揮をするのが一般的であり、傭兵を集めるのに多額のお金が必要になりました。

また、豪勢な暮らしを好んでおり、財政状態は破綻していたのです。

この財政状況を再建するために、ブレティニ・カレー条約により支配権を得ていたフランス領に対し、重税を課しました。

エドワード黒太子の暗黒面はこれに留まらず、

イギリスが統治していたフランスの都市であるリモージュでは、さらなる残虐性が顔を覗かせます。

この時のエドワード黒太子は黒死病(ペスト)に侵されており、戦争に参加できない状況にありました。

これを良いことにフランス軍は次々に、イギリスから領地を奪還していきます。

リモージュもあっけなくフランス側に寝返りました。

 

【次のページに続きます】



ページ:

1

2

関連記事

  1. すぐに使いたくなる!新三国志用語の意味と使い方まとめ13選
  2. もし曹植が魏の初代皇帝になったらどうなったの?【if三国志】
  3. 漢の飛将軍・李広の逸話「信念をもって行えばやれないことはない」
  4. 規制緩和は正しいの?2100年前の中国で起きた経済論争
  5. 曹操の詩の世界を体験してみよう
  6. 袁紹本初(えんしょう・ほんしょ)とはどんな人?曹操の最大のライバ…
  7. 玉(ぎょく)が大好きな中国人
  8. 大戦乱!!三国志バトル(株式会社gloops)にはじ三が突撃じゃ…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 老将・黄蓋(こうがい)は異民族討伐のプロだった
  2. 15話:神をも畏れぬ暴虐非道後漢をブッ壊した独裁者・菫卓
  3. ギャップに驚き!禰衡だけでは無かった!Mr.天然、曹植の裸踊り
  4. 管輅(かんろ)とはどんな人?全ての占いを極めた天才占い師
  5. サンクトペテルブルク以東最大と言われた大阪城を建築した秀吉の狙いとは?
  6. 2分で分かる合肥の戦い その1 はじまりの裏側

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志の書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

孔明とは陰と陽!漆黒の軍師、法正が蜀獲りに大活躍 【おんな城主・井伊直虎を見逃した方へ】第十八話 「あるいは裏切りという名の鶴」の見どころ紹介 もはや「意地」の領域?田豊・沮授の進言を却下し続ける袁紹が凄すぎる 袁術が天下を獲るためにみんなで考えよう【第3回】 霍峻(かくしゅん)とはどんな人?劉備の益州乗っ取りの明暗を分けた名将 于禁(うきん)は魏でも手柄抜群なのにジェットコースターのような人生 【新事実】天下三分の計を実現させた立役者は魯粛であった これぞ戦争の極意!!兵家の思想ってどんな思想?

おすすめ記事

  1. キングダム 514話 ネタバレ予想:王翦の進路変更の理由とは?
  2. 信陵君(しんりょうくん)はどんな人?生まれ故郷を救うために舞い戻ってきた戦国四君
  3. 曹操の北伐~袁氏の滅亡~
  4. 朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ(笑) 第2部
  5. やり過ぎー!!!元祖、曹操オタクは陸遜の孫だった!?陸雲(りくうん)ってどんな人?
  6. 王騎将軍は二人いた!キングダムのカリスマの真実
  7. 朱儁(しゅしゅん)とはどんな人?董卓を恐れずに反対意見を述べた人物
  8. 刑顒(けいぎょう)とはどんな人?三国志時代の曹植家に仕えていた執事

はじさん企画

李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
PAGE TOP