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鼎(かなえ)って何?玉璽の前の権力のシンボルを紹介!!

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三国志 まとめ

 

三本脚の独特の形をした祭具である鼎、「鼎の軽重を問う」、「三国鼎立」、

あるいは、「鼎談」など、今でも言葉が残る鼎とは、元々何だったのでしょうか?

そこを調べると、古代の生活が見えてきました。




鼎はいつ頃から登場したのか?

かなえ

 

鼎が登場したのは、殷(いん)の時代よりも遥かに前、

中国の竜山(りゅうざん)文化の頃です。

今から、5000年前の事で、その頃にはすでに鼎は存在していました。

後には、祭器になる鼎ですが、最初は調理器具でした。

 

鼎は、底が深く、また、三本脚で安定しているので、下から薪を燃やして

肉の塊のような煮えるまで時間がかかる食材を扱うのに向いていました。




鼎は、祭りを行う時に、大勢の氏族を集めて使われた

筋肉 f

大型の鼎の中には、重さ800キロを超えるものさえあります。

秦の武王(ぶおう)は、鼎を持ちあげようとして脛の骨を折り死にますが、

おそらく、このような馬鹿みたいに重い鼎を持とうとしたのでしょう。

 

さて、どうして、このように大型のサイズが産まれたのかと言うと、

それが権威の象徴という意味もありますが、

何より、特別な生贄を捧げる日には、大勢の血縁者、つまり、

氏族を集めて大食事会をしたからだと考えられます。

 

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宰相(さいしょう)の宰とは、元来肉切り包丁を意味する

陳平

 

さて、その大食事会には、何百人という血縁者が勢ぞろいしました。

鼎で肉を茹でると、この血縁者に文句が出ないように平等に、

肉を分配する必要があります。しかし、他人の肉は大きく見えるというか、

実際には、トラブルが絶えませんでした。

 

そこで、いつからか、氏族の主は、鼎から茹でた肉を切り分けるのが

上手な人間を雇い、彼に肉の分配を任せるようになります。

それを宰(さい)といいました。

 

陳平

 

漢の高祖、劉邦(りゅうほう)に仕えた策士、陳平(ちんぺい)も、

この肉の配分が上手い「宰」でした。

 

宰は、家という文字と刃物の象形文字が造られています。

そう、この宰は、やがて、氏族だけではなく、天下の政治の采配を任される

最高責任者を意味する、宰相へと意味が変化していくのです。

 

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鼎は、時代が進むと権力の象徴に変化する

劉備 呂布 肉取り合い

 

元々は、調理器具の一つであった鼎ですが、神に捧げる生贄を煮込む祭事と

切っても切れない関係である事から、次第に神聖視されていき、

権力のアイテムに変化していきます。

 

伝説の聖王の禹(う)が、夏王朝を建国した時、中国は九の州に別れていたので、

禹は各州から、青銅を集めて、九つの鼎を造りだします。

こうして、鼎は権力者が持つ必須アイテムになったのです。

 

鼎は、身分によって、持てる数が違う

皇帝いっぱい

 

権力の象徴になった、鼎は、無制限に持つ事が許されなくなります。

最高権力者である天子は九鼎、その下の諸侯は、七鼎、大夫は五鼎、

そして、士は三鼎というように身分によって、鼎の数が制限されたのです。

元々は調理器具だったものが、皆が欲しがる権力の象徴になるとは、

面白い事です。

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