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思わず「やりすぎだろ」と声が出る!脳筋・呂布が袁術にたかる方法が現代でも使える【ビジネス三国志】




華雄と呂布

 

袁術(えんじゅつ)と言えば、自称皇帝の部分はさておき、

なかなか用心深く、簡単には相手に嵌められないイメージがあります。

しかし、あろう事か、あの脳筋っぽい武将である呂布(りょふ)が放浪時代に、

袁術にたかりまくったという記述があるのです。

ひたすらプライドが高い袁術に、どうやって呂布がたかったのか?

後漢書、呂布伝から、ビジネスにも活用できるその方法を追います。




呂布李傕(りかく)・郭汜(かくし)に敗れて、逃亡し袁術を頼る

呂布 バックブリーカー

 

呂布は、王允(おういん)と結託して暴君董卓(とうたく)を暗殺し、

一躍、中国の時の人になります。

しかし、王允は狭量で執念深く、董卓に関わった人間は少しも許さずに

粛清の嵐を吹かせたので人望を失い、ついには、やけっぱちで西涼から、

攻め上ってきた、李傕郭汜の軍勢に敗れ、殺されました。

 

呂布は、李傕を迎え撃ちますが、勢いに勝つ事が出来ず、

董卓の首を馬の鞍にくくりつけ、数百の精鋭を引きつれて、

長安から逃亡します。

そして、最初に頼ったのが南陽郡を支配していた袁術でした。




袁術 呂布を大歓迎!その理由は・・

袁術 呂布

長安から都落ちした、呂布を何故か袁術は大歓迎しました。

その理由は、当時の呂布の人気の高さにあります。

今からは、考えられませんが、李傕・郭汜に長安を追われたとは言え、

逆賊の董卓を暗殺した呂布は、当時、天下一の義の人でした。

 

なによりも自分の評判を気にする袁術は、

これを無視するという事が出来なかったのです。

その証拠に、呂布は袁術に仕官したがっていたようですが、、

袁術は、これを完璧にスル―しています。

 

董卓 呂布

 

儒教道徳で育った袁術は、親殺しの罪を背負う呂布を、

個人的には大嫌いで、また信用してもいませんでした。

 

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呂布、袁術の弱みを見透かし、たかる・・

表情 呂布

 

呂布は脳筋のように思われていますが、

短期的な危機を乗り切る洞察力には、大変優れていました。

袁術が、自分を歓迎する理由を悟った彼は、さらにたかります。

 

呂布「袁家は、逆賊董卓に、一族を皆殺しにされたんだよなぁ?

俺様は、その董卓を殺したんだから、袁家としては、

幾ら感謝しても足りない、仇を討った恩人ってわけだ・・」

 

そして、仇討ちをしてもらった弱みから、強く出られない、

袁術を尻目に、部下に南陽郡下での略奪を許しました。

 

呂布のビジネスアドバイス、絶対反論できない大義名分を使う

朝まで三国志 袁術

 

呂布のたかりポイントは、儒教の価値観では、

絶対の正義である仇討ちを成し遂げたという事です。

本来は、親の仇は子が討つのが常識ですが、

袁術も袁紹も、それを果たせずに洛陽から逃亡していました。

 

それを間接的とは言え、代わりに呂布が成し遂げた、

これは袁術の大きな負い目になったのです。

 

自分に代わり、仇討ちを成し遂げた呂布を歓迎しなければ、

袁家は、人の道を知らないと天下の儒者に馬鹿にされるでしょう。

袁術は、何よりもそれを恐れ、呂布の無礼に我慢していたのです。

 

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相手が反論できない事をセールスポイントにすべし、、

劉備

 

いつの時代でも、反論しようがない大義名分は存在します。

例えば、「お年寄りを大事にしよう」とか、「もっと女性の人権を認めよう」

とか、「エコロジーを重視しよう」とか、「バリアフリ―社会推進」等です。

 

これらのワードは、「いいえ違います」とは絶対に言えない正義です。

ましてや、それが企業であった場合には、これに反するような、

発言、行動を取ったとしたら、会社が潰れるようなダメージを受けます。

 

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製品を売り込むには、これらの絶対正義を盛り込む

㈱三国志 劉備 孔明

 

例えば、あなたがコピー機を売り込むとしたら、

何を重視していくでしょうか?

 

インクジェットの持ちが良い事でしょうか?

それとも、印刷が早い事?アフターケアが充実している事?

もちろん、それらも悪くはありませんが、

絶対正義を活用しているとは言えないでしょう。

 

もし、コピー機を売り込むなら、

絶対正義ワードである、環境に優しい事を強調するべきです。

 

実際には、そんなに他社と環境負荷は変わらなくても、

環境に優しく、紙や電力を節約できる事を強調する事で、

売り込み先に、絶対正義ワードの圧力が掛けられます。

 

もし、競合他社との間で、コピー機の性能に差がないなら、

絶対正義ワードを強調した、あなたの会社のコピー機が売れるでしょう。

どの企業でも、環境に負荷を掛けていると思われるより、

環境に優しい企業だと世間から思われたいからです。

 

 

三国志ライターkawausoの独り言

袁術 呂布

 

さて、呂布は、あまりにも袁術に対して、恩着せがましい態度をした為に、

ブチ切れた袁術に殺されそうになり、危険を感じて南陽を逃亡します。

しかし、あの傲慢なエリートの袁術にグウの音も出させなかった、

仇を討った袁家の恩人という絶対正義ワードを呂布は途中までは、

実に巧みに、利用していたと言えるでしょう。

 

—自称皇帝の袁術をたっぷり紹介!—




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■自己紹介:

どうも、kawausoでーす、好きな食べ物はサーモンです。
歴史ライターとして、仕事をし紙の本を出して大当たりし印税で食べるのが夢です。

もちろん、食べるのはサーモンです。

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