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三国志の雑学

まさにバーリトゥード!首絞め、刺殺、兜取り!何でもありだった。リアルな三国志の一騎打ちで馬超をフルボッコにした男がいた!

この記事の所要時間: 42




袁術の最後

「大戦乱!!三国志バトル」コラボ特別記事

 

三国志の最大の華と言えば、あの自称皇帝、袁術(えんじゅつ)最後のハイライト、

「は・・はちみつ水飲みたい・・・」ではもちろん無く、武将同士の一騎打ちでしょう。

いずれ劣らぬ、男伊達を誇る猛将・勇将が火花を散らして得物を振るうシーンは、

まさに、そこに痺れる憧れるゥ!ですが、実際、一騎討ちとは、あったのでしょうか?




実際には、少なかった武将同士の一騎打ち

郭嘉

 

いきなり夢のない話をしますと、三国志の時代に、

武将同士が名乗りを上げて、戦うなどというルールはありませんでした。

 

当たり前といえば、当たり前で、一軍を指揮する武将が倒されてしまえば、

配下に動揺を与え、いかに優勢な戦況でも覆る可能性があるからです。

武将や将軍は、前線より後ろにいて、全体の戦況を俯瞰して、的確な指示を出し、

部下を激励するのが仕事であって、一騎討ちをするのが仕事ではありません。




しかし、偶発的に起きた、一騎討ちは存在した

朝まで三国志 公孫瓚

 

ですが、上のケースは通常の戦争の場合であり、たまたま、武将同士が、

遭遇したような時には、その限りではありません。

そんな場合には窮地を逃れるために、双方が持てる技の限りを尽くして、

戦ったのであり、それが結果、一騎討ちになるのです。

 

正史にも記載がある孫策対太史慈の一騎打ち

太史慈 孫策

 

正史に記録があるものとして、最も有名なのは、

呉の孫策(そんさく)と、太史慈(たいしじ)の一騎打ちでしょう。

 

当時、劉繇(りゅうよう)の客将だった太史慈は、

孫策軍の動向を調べようと偵察の為に単騎で出陣します。

そこに、同じ考えで陣営を出た、孫策に出くわしたのです。

 

太史慈は、まさか相手が自分が狙うべき敵の大将とは

夢にも思わず、手取りにしようと戦いを仕掛けます。

孫策も、ここで引いたら男が廃るとばかりに、それに応じて、

馬上において、戟を交える大激戦になります。

 

孫策は、太史慈の馬を突き刺し、太史慈がうなじの所につけていた

手戟を奪い取りました。

ムカッときた太史慈は、しゃにむに前進して、孫策の兜に手を掛けて

これを奪い取ってしまいます。

 

ここで、孫策を心配して追いかけてきた、韓当(かんとう)

黄蓋(こうがい)、宋謙(そうけん)達、13名が合流して、

辺りは大混乱になり、勝負は痛み分けになりました。

こちらは、なかなか記述がリアルであり、

突発的な一騎打ちとして、実際にあった可能性が高いです。

 

馬超がフルボッコ ダークホース閻行(えんこう)

馬超フルボッコ01

 

馬超(ばちょう)は、演義では、張飛(ちょうひ)許褚(きょちょ)

一騎打ちした事になっていて、かなり強い猛将と言ってよい存在だと思います。

しかし、史実に残る一騎打ちでは、馬超をフルボッコにした強者がいるのです。

それが、閻行(えんこう)と呼ばれる人物で、彼も涼州出身です。

 

建安年間の最初と言いますから、西暦195年頃、

韓遂(かんすい)と馬騰(ばとう)の間で、

涼州の領有を巡る小競り合いが発生します。そ

こで、韓遂側にいたのが閻行でした。

 

屈強な閻行は、同じく、豪傑として名高い20歳位の馬超と

一騎打ちになっていきます。

勝負は一方的だったようで、閻行は、馬超を矛で突き刺します。

しかし、鎧に阻まれて、矛は折れました。

 

その衝撃で、馬超も落馬したのでしょう、閻行はすかさず、

折れた矛の柄の部分を掴んで、馬超の背後にまわり、柄で首を締めあげます。

こうして、馬超を苦しめながら、殴る蹴るで、まさにフルボッコです。

 

普通なら、このまま戦死している馬超ですが、馬騰の息子ですから、

すぐさま、援軍が入ったのでしょう、難を逃れています。

 

ちょっと情けない、許褚に睨まれて動けない馬超

馬超

 

馬超は、西暦211年、潼関の戦いで曹操と戦いこれを追いつめます。

曹操は、戦線が膠着したので和議を結ぼうと馬超とサシで会談しますが、

馬超は、曹操を捕えて戦争を終わらせようと企んだ事があります。

 

しかし、曹操はボディーガードの許褚だけは連れてきており、

許褚に凄い形相でにらまれ続けた馬超は、

ついに曹操を捕まえるという計画を実行できませんでした。

幾らでも言い訳は出来るでしょうが、要は許褚にビビったという事です。

 

呂布と郭汜の一騎打ち

裏切り 呂布

 

地味ですが、李傕(りかく)と&郭汜(かくし)でコンビとして括られる郭汜。

彼にも、呂布(りょふ)と一騎打ちをしたという記述が英雄記にあるようです。

 

それによると、董卓(とうたく)の弔い合戦として、やけっぱちで

長安に攻め込んだ郭汜は、今や官軍になりおおせた呂布と一騎打ちします。

しかし、郭汜ごときの武力で呂布に敵うわけもなく、翻弄され、

あと一突きで死亡という所まで追いつめられます。

 

そこに郭汜の部下がわっと助けに入ったので、

呂布は止めを刺せず、多勢に無勢、呂布は、やむなく

長安を放棄して逃げ出しました。

 

一騎打ちでは勝ったけど、戦争には負けたのが呂布の状況です。

 

豪傑、顔良を背後から瞬殺 恐るべし 関羽(かんう)

馬超フルボッコ02 関羽

 

関羽と言えば、最初の華雄(かゆう)から始まり、千里行での、

6人の魏将を斬るというような派手な一騎打ちが多いのですが、

その多くは三国志演義の創作です。

 

しかし、確実なものもあり、曹操の配下として、袁紹軍の顔良を斬った

というようなケースがそれに当たります。

 

それは、官渡の戦いの前哨戦である、白馬津(はくばしん)で起こりました。

曹操は、荀攸(じゅんゆう)の献策を入れ、強いが単細胞の顔良(がんりょう)を

罠に嵌めるべく、自軍の劉延(りゅうえん)を顔良の真正面に配置して挑発します。

 

もちろん、単細胞の顔良はチャンスと見て、劉延に猛攻撃を仕掛けます。

他の袁紹軍もそれに続きますが、ここで、曹操は伏兵を動かし、

袁紹軍を取り囲むような陣を敷くのです。

 

背後から襲われてはかなわないと、袁紹軍の部隊は劉延から、

距離を置いて下がり、背後の曹操軍の包囲から逃れます。

そう、顔良以外のすべての袁紹軍です。

 

しかし、顔良は、構うものかと単独で劉延に総攻撃、

完全に曹操軍の内部に取りこまれてしまいます。

ここで、曹操は張遼(ちょうりょう)と関羽(かんう)の部隊を

顔良に突撃させます。

 

大混戦の中、顔良の車馬を見つけた関羽は、何も言わずに、

顔良に近づいていき、油断している顔良を背後から刺し殺しました。

おおっ!!まるで懐かしの必殺仕事人!!

 

そのまま、顔良の首を切断すると、関羽は大声で顔良を討ち取った

と叫び、それを知った袁紹軍はパニックになります。

 

正々堂々とは言い難いですが、戦場では汚いもへったくれもありません。

ぼーっとしている顔良が悪いのです。

 

三国志ライターkawausoの独り言

kawauso 三国志

 

三国志で実際に行われたであろう、一騎打ちについて書いてみました。

実際の一騎打ちは、型どおりに名乗りあったりはせず、

偶発的に起こるという事がよく分かります。

 

それも、関羽のように、背後からモノも言わずに刺殺したり、

閻行のように、折れた矛の柄で、相手の首を締めあげるなど、

やりかたも、かなりえげつないものが多いようです。

 

結局、強い=どんな状況でも戦えるように、無限の戦闘パターンを

体得しているというのが、実際に強いという事なのでしょうね。

 

本日も三国志の話題をご馳走様でした。

 

今回の記事は大戦乱!!三国志バトル」コラボ特別記事

 




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この記事を書いた人:kawauso

kawauso

■自己紹介:

どうも、kawausoでーす、好きな食べ物はサーモンです。
歴史ライターとして、仕事をし紙の本を出して大当たりし印税で食べるのが夢です。

もちろん、食べるのはサーモンです。

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