なぜか気になる夢占い!曹操も劉備も初夢を占った?古代中国の夢占いと衰退した理由




正月

 

「はじめての三国志」読者の皆様、あけましておめでとうございます。

本年も、「はじめての三国志」を宜しくお願い致します。

表情 董卓05

ところで、皆様は初夢をご覧になりましたでしょうか?

古代中国にも、夢で見た内容を分析し吉兆を占う『夢占い』がありました。

 

しかし、中国の夢占いは漢の時代以降、衰退してしまいました。

果たして、何が原因で夢占いは衰退してしまったのでしょうか?

 

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古代中国で、夢占いはさかんだった

曹操頭痛

 

現代の私たちにとって、夢診断というとフロイトやユングの心理学を

ベースとしたものというイメージが強いでしょう。

 

中国の夢占いはそれよりはるか以前、

春秋戦国時代にはすでにさかんに行われていたようです。

 

諸子百家のひとつである儒家が経典とする書物(経書)のひとつ、

『周礼』(しゅうらい)に合計360もの官職(六卿・りくけい)

について述べている部分があります。

 

この官職のひとつとして夢占いを司る『占夢の官』についての記述があります。



そもそも周礼とは何?

周公旦 wiki

 

『周礼』は紀元前1000年頃にあった

王朝、周の政治家である周公旦(しゅうこうたん)が記した書物とされていますが、

実際には戦国時代に成立したものと考えられています。

 

逆に言えば、戦国時代の頃には、

王朝の官職として夢占いを職務とするものがあったことにもなりますね。

 

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史書にも多くの夢に関する記録

表情 董卓01

 

『周礼』以外の経書にも、夢占いに関する記録を見出すことができます。

 

また、史書である『漢書』にも「黄帝長柳占夢」や「甘徳長柳占夢」

という夢占いに関する記述がある他、『史記』を始めとする数多くの史書に、

夢に関する記録や記述が数多く残されています。

 

魏延が見た不吉な夢

孔明過労死

 

三国志演義では、諸葛亮が死んだその日、

蜀の将軍であった魏延(ぎえん)が頭にツノが映える夢を見たという話があります。

 

その話を聞かされた費禕(ひい)

「角という字は刀を用いると書く。頭に角が生えるとは、首を切り落とされる暗示だ」と語ったとされています。

 

このくだりは、正史にあった記述を脚色し、

本来諸葛亮とは関係のなかった逸話を彼の死に絡めて描いたものです。

 

【次のページに続きます】

 

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