朝まで三国志軍師
広告




はじめての三国志

menu

はじめての変

曹参(そうしん)ってどんな人?漢の高祖劉邦に仕え軍事にそつなく政治にも優れた功労者

この記事の所要時間: 336




抜き出た曹操

 

今回紹介するのは三国志の英雄曹操(そうそう)の先祖・曹参(そうしん)をご紹介していきたいと思います。

彼は高祖・劉邦の挙兵時代から付き従い、戦の進退において優れた能力を発揮します。

また両国を経営する統治能力にも非常に優れていた人物であったとされています。

 

関連記事:三国志を楽しむならキングダムや春秋戦国時代のことも知っておくべき!

関連記事:キングダムと三国志の違いって何?時代を追ってみる




劉邦に従って挙兵

 

曹参は沛県の役人で、上司には簫何(しょうか)がおり共に優れた役人であったそうです。

また簫何と物の見方は違いますが、互いの事を認める親友であったそうです。

劉邦(りゅうほう)が挙兵した際、曹参は簫何と共に劉邦軍に加わります。

劉邦は曹参を侍従として向かい入れて家臣とします。

曹参はその後、軍を率いる隊長に任命され、劉邦と共に各地を転戦していきます。

各地の戦いで勲功を挙げ続け、咸陽攻略戦でも活躍します。

その後漢王となった劉邦から将軍に任命され、楚軍と戦います。

彼は楚軍との戦いでも実績を残し、仮左丞相に任命されます。

 

関連記事:秦国の六虎将軍・李信の妻となるのは誰かを大胆予想!羌瘣?それとも河了貂か?

関連記事:秦の始皇帝ってどんな人だったの?幼少期編

関連記事:秦の始皇帝ってどんな人だったの?青年期編

関連記事:秦の始皇帝ってどんな人だったの?晩年期編




劉邦の元を離れ、韓信と協力して各地で戦

韓信

 

これ以降は、劉邦の元から離れ、韓信(かんしん)と協力して戦っていきます。

魏・趙・斉などの各地の国々を平定する戦いで抜群の勲功を挙げます。

斉王・韓信が劉邦を助けるべく援軍に向かうと、曹参は斉の反乱を鎮圧するため、斉に留まり民心を安定させることに尽力します。

曹参は天下平定の戦を戦い抜き数々の功績を残し、漢王朝の礎を築いたとして、劉邦から平陽侯に任命されるのです。

 

関連記事:史上最高の天才将軍 韓信(かんしん)は性格にかなり問題あり?

関連記事:項羽(こうう)ってどんな人?史上最強の孤独な戦術家 Part.1

関連記事:項羽(こうう)ってどんな人?史上最強の孤独な戦術家 Part.2

関連記事:孫策も憧れた「西楚覇王」項羽が残した伝説の戦いベスト3

 

斉の丞相として、劉邦の息子を補佐する

 

劉邦は天下を統一した後、息子・劉肥(りゅうひ)を斉王に任命します。

また曹参を宰相に任命し、息子を補佐するようにと伝えます。

斉の国は70城も城がある大国であり、この地を治めるのは至難でありました。

しかし曹参は民の言葉をしっかりと反映させ、有能な人材を次々に登用する事によって治めるのが難しいとされていた斉の国を見事に治める事に成功します。

曹参は9年間斉王・劉肥を支え続け、民衆からは賢相として称えられたそうです。

 

斉の宰相から天下の酔っ払い宰相へ

 

漢の丞相・簫何(しょうか)が死去します。

曹参は簫何が亡くなったことを伝え聞くとすぐさま引っ越しの準備をします。

奥さんは引っ越しの準備をしている曹参を見て「あなた、なんで引っ越しの準備をしているの」と問いただします。

すると曹参は「簫何は必ず俺を後任の丞相に任命する。国家の丞相になるには、首都・長安に行かねばなるまい。そのための準備だ」と言います。

数日後、曹参の予想通り、丞相に任命する通達が彼の元へ来ます。

曹参はこの通達を受け取り、すぐさま首都・長安へ向かいます。

曹参は長安に着き、丞相の位を拝命します。

 

丞相になると、一切政治に関心を持たず酒に明け暮れる

劉寛 酒

 

彼は丞相になると、一切政治に関心を持たず毎日酒ばかりを飲んで過ごしたそうです。

国の政治を取り仕切るトップが、このような事では国が亡びると思った人が、曹参を注意しに行きます。

注意しに来た人は、曹参からたらふく酒を飲まされて、酔っぱらってしまい注意できなかったそうです。

恵帝(漢の二代目皇帝)は、曹参が政治をおろそかにして朝から夜までずっと酒を飲んでいる事を知り、彼の息子に注意に行くよう命じます。

曹参の息子は「父上、酒ばっかり飲んでないで仕事をしてください。」と厳しく注意します。すると曹参は激怒し、息子をぶん殴ります。

曹参の息子は仕事をしない理由を聞けなかったと恵帝に報告します。

恵帝は曹参の息子に謝った後、曹参を呼び、「なぜ仕事をしないで酒ばかり飲んでいるのだ。我を侮っているのか」と厳しく追及します。

すると曹参は冠を脱ぎ捨てて、恵帝に謝罪します。

曹参は謝罪した後、恵帝に「陛下自らが客観的に判断して、高祖とどちらが上ですか」と質問します。

すると恵帝は「高祖には及ぶ事はない」と答えます。

曹参は、目で頷くと次の質問を恵帝に投げかけます。

「陛下から見て、私と簫何どちらが優れているでしょうか」と質問します。恵帝は「簫何の方が優れている」と答えたそうです。

曹参は頷き「よくご存じでございます。高祖と簫何この二人が決めた法令を我らは変更せず守っていけば良いのです。」と進言します。

すると恵帝は頷き「わかった。しかし酒を朝から夜まで飲み続ける事はないであろう」と笑って曹参を下がらせたそうです。

曹参はその後も高祖・劉邦と簫何が決めた法令を何一つ変更させずにしっかりと守らせていくことで、漢帝国に平和と潤いを与えたそうです。

 

関連記事:滅びゆく秦、そして中国に二人の巨星が現れる

関連記事:王騎将軍は二人いた!キングダムのカリスマの真実

関連記事:始皇帝が中国統一後、わずか15年で秦が滅亡した理由|始皇帝がブサメンだったから?

 

三国志ライター黒田廉の独り言

黒田廉

 

曹参の軍事・政治能力に秀でた部分を最も色濃く曹操が受け継いだからこそ、三国時代の覇者として活躍できたのかもしれませんね。

今回のお話はこれでおしまいにゃ。

次回もまたはじめての三国志でお会いしましょう。

それじゃまたにゃ~♪

 

関連記事:「斉」ってどんな国?キングダム戦国七雄を徹底紹介

関連記事:「燕」ってどんな国?キングダム戦国七雄を徹底紹介

関連記事:「楚」ってどんな国?キングダム戦国七雄を徹底紹介

関連記事:魏の五都の人口は?魏は斉になっていた?斉・呉・蜀の三国志

 

—熱き『キングダム』の原点がココに—

春秋戦国時代バナー




よく読まれている記事

朝まで三国志

 

よく読まれている記事:朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ(笑) 第1部

 

袁紹 曹操

 

関連記事:【三国志if】もし袁紹が官渡の戦いで曹操に勝ってたらどうなってたの?

 

曹操議員

 

よく読まれてる記事:これはひどい。曹操の短歌行にパクリ疑惑が!?

 

曹萌

 

よく読まれてる記事:曹操の曽祖父 曹萌(そうぼう)は元祖、萌えキャラだった?


この記事を書いた人:黒田廉(くろだれん)

黒田廉

■自己紹介:

三國志が大好きです。オススメのマンガは曹操を描いた蒼天航路がオススメです。三國志の小説のオススメは宮城谷昌光氏が書いた三國志です。

好きな歴史人物:張遼夏候惇文鴦

何か一言:好きな食べ物はマグロ、ぶり、アジが大好きな猫です。

黒田廉(くろだれん)

黒田廉(くろだれん)

投稿者の記事一覧

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。
現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

歴史人物:

張遼、孟嘗君、張作霖など

何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

関連記事

  1. 項羽に勝ったのはこれだ!項羽に勝つことができた劉邦自らの自己評価…
  2. 大戦乱!!三国志バトルとはどんなゲーム?
  3. よりぶりんって、何者?
  4. 秦の『外交』を分析!どうして秦が中華統一することができたのか?
  5. 規制緩和は正しいの?2100年前の中国で起きた経済論争
  6. 鄭渾(ていこん)とはどんな人?民衆の利益を第一に考えた魏の行政官…
  7. 【岳飛が熱い】「尽忠報国」と背中に彫った救国の英雄・岳飛(がくひ…
  8. 【センゴク】浅井・朝倉の滅亡と羽柴秀吉の出世を徹底分析

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 蓋勲(がいくん)とはどんな人?霊帝に信頼され董卓が恐れた硬骨漢
  2. キングダム 512話 ネタバレ予想:列尾危うし!王翦の次の秘策を徹底予想
  3. 王翦はどういう性格だったの?キングダムに学ぶつかみづらい男の処世術
  4. 袁紹本初(えんしょう・ほんしょ)とはどんな人?曹操の最大のライバル
  5. 【ネタバレ注意】キングダム543話 「主戦場」 レビュー&今後予想
  6. 馬謖は街亭の敗戦の後、何を画策したの?孔明を裏切る行為で憂え悲しむ

三國志雑学

“広告募集"

はじめての三国志 書籍情報

朝まで三国志 三国志最強のワルは誰だ (桃園出版 三国舎)

著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

おすすめ記事

魏の諸葛誕が反乱に失敗した原因ってなに? 秦の『外交』を分析!どうして秦が中華統一することができたのか? 【呉の猛将・太史慈】相手の隙をついて包囲網を突破:意外と知らない彼の知略エピソード 蜀(国家)が滅亡したら蜀の民や国に尽した人はどうなるの? 楊貴妃(ようきひ)とはどんな人?玄宗皇帝を夢中にさせた世界三大美女 後漢を滅ぼす原因にもなった宦官(かんがん)って誰? 【能力高すぎワロタ】仕事のできる蜀の三代目トップ費禕(ひい)エピソードも紹介! 袁術のもと、孫家を守り抜いた孫賁(そんふん)、孫輔(そんほ)兄弟が熱すぎる!

おすすめ記事

  1. 三国志:前半戦のまとめその2(董卓君臨から官渡の戦いまで)
  2. 【週間まとめ】はじめての三国志ニュース33記事【5/7〜5/14】
  3. 豊臣秀吉の天下統一の第一弾「四国征伐」に向けて何をしたの?
  4. 卑弥呼は殺されたのか? 戦死か? 老衰か?自殺か?【卑弥呼殺害説】
  5. 【はじめてのセンゴク】播磨における予想外の展開と上月城の悲しい最後
  6. 三国史を英訳すると素敵すぎる!インターナショナル中国文学!
  7. 【シミルボン】兵士達の心のオアシス、軍市とはどんなモノだったの?
  8. 保護中: はじめての三国志スタッフ用ページ

はじさん企画

袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
編集長日記
はじめての三国志TV
PAGE TOP