4714名に聞きました!曹操の最大の敵は誰だと思いますか?結果発表

2020年10月26日


 

はじめての三国志コメント機能バナー115-11_bnr1枠なし

はじめての三国志編集長 kawauso

 

はじめての三国志」の読者の皆様こんばんは!

 

はじめての三国志Youtubeチャンネル ロゴ

 

今回は、『はじめての三国志TV』をご覧になっている視聴者の皆さんにアンケートを取った曹操の最大の敵は誰だと思いますか?

こちらのアンケートの集計結果を発表致します。

 

 

今回は、4714 票と多くの視聴者の皆様の投票を頂きましたが、その栄えある1位は、全体の38%の得票を集めた『劉備』でした!

 

二刀流の劉備

 

おめでとう大耳野郎!パチパチパチ

 

袁紹

 

2位が官渡で曹操を苦しめた袁紹(えんしょう)25%。

 

四輪車に乗る孔明

 

3位が三国志演義の赤壁イメージが強い諸葛亮(しょかつりょう)で17%。

 

周瑜と孫権

 

4位が安定の不人気ぶりを発揮した、へなちょこ孫権で6%でした。

 

後悔する孫権

今回も6%と不人気なアル中ヒゲダルマ

 

曹操から赤兎馬をプレゼントされる関羽

 

その他にも14%が集まり、関羽儒教、司馬一族、張繍(ちょうしゅう)賈詡(かく)董卓、健康、疫病(えきびょう)、自分自身などありましたが、劉備が1位という事で、曹操最大のライバル、劉備をフィーチャーした記事を解説します。

 

監修者

ishihara masamitsu(石原 昌光)kawauso編集長

kawauso 編集長(石原 昌光)

「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパーソナリティを務める他、紙媒体やwebメディアでの掲載多数。大手ゲーム事業の企画立案・監修やセミナーの講師を務めるなど活躍中。

コンテンツ制作責任者

おとぼけ

おとぼけ(田畑 雄貴)

PC関連プロダクトデザイン企業のEC運営を担当。並行してインテリア・雑貨のECを立ち上げ後、2014年2月「GMOインターネット株式会社」を通じて事業売却。その後、「はじめての三国志」を創設。戦略設計から実行までの知見を得るためにBtoBプラットフォーム会社、SEOコンサルティング会社にてWEBディレクターとして従事。現在はコンテンツ制作責任者として「わかるたのしさ」を実感して頂けることを大切にコンテンツ制作を行っている。キーワード設計からコンテンツ編集までを取り仕切るディレクションを担当。


【誤植・誤字脱字の報告】 バナー 誤字脱字 報告 330 x 100



【レポート・論文で引用する場合の留意事項】 はじめての三国志レポート引用について



おはようからおやすみまで曹操に噛みつく劉備

劉備と曹操

 

袁紹が圧倒的物量と兵力で押してくる疫病のようなライバルだとすれば、劉備は、何十年もチクチクと痛み続ける虫歯という感じでしょう。曹操のライバルは、36年に及ぶ戦いの人生の中で、次々と変化していきましたが、劉備に限っては、一時の蜜月の時期を除けば、およそ20年以上も場面場面で曹操の前に立ちはだかりました。

 

張飛と劉備

 

特にいやらしいのが、この劉備、袁紹や孫権と手を組んで、曹操に立ちはだかった事です。

 

官渡の戦い 騎馬兵

 

官渡の戦いでは、劉辟(りゅうへき)龔都(きょうと)と組んで2度にわたり汝南で反乱を起こして許を脅かし、曹操の神経を参らせています。

 

大船団を率いて呉を攻める王濬(おうしゅん)

 

赤壁では皆さん御承知の通り、抗戦論者の魯粛とタッグを組み、水軍を率いる周瑜の軍勢にコバンザメのようにくっついて、火事場泥棒的に荊州南郡を奪いました。

赤壁の戦いで敗北する曹操

 

こうして、曹操の中華統一の覇業をダメにしておいて、劉備は益州を陥れて蜀漢を建国。曹操最期の戦いになった陽平関攻防戦では、固く守備して曹操の挑発に乗らず、曹操を撤退させる事に成功します。

 

苛ついている曹操

 

何より劉備は、自分が単体で曹操に勝てない事を熟知しており、自惚(うぬ)れや過信とは無縁で曹操相手には決して油断はしません。曹操にとって劉備ほどムカつくライバルはいなかったでしょう。

 

・曹操に取ってしぶといライバル劉備を1位と評価したのは

朝まで三国志2017 観客 モブ

 

酒井智弘(さかいともひろ)さん

勢力的には袁紹、思想的には劉備。

 

紹雲(じょううん)2青木(あおき)さん

大体を占めるは袁紹だろうね。が、晩年は劉備だろうな。漢中争奪戦で勝った益州・荊州軍は侮れなかっただろうし、曹操・孫権と劉備を危険視しなければ関羽をハメたりはしなかっただろうし。

 

二葉雄喬(ふたばゆうきょう)さん

劉備かな。一番曹操に相手にしぶとく生き残って戦いましたし。まあ他勢力からしたら疫病神かもしれませんがww

 

以上の3名様でした。

 

曹操公認ライバル劉備

酒を飲む曹操と劉備

 

ライバルとは、相手がそう認めないと成立しないでしょう。一方的に、こちらがライバル視しても相手がそう思っていないと空しいだけですからね。その点では劉備は、曹操が認めた公認のライバルでした。

 

正史三国志先主伝にも以下の通りあります。

 

この時、曹操がくつろいだ雰囲気で劉備に言うには

「今、天下に英傑は、ただ君と余2人だけだ。本初の如き若輩はモノの数にも入らん」

劉備は食べようとしており、匕箸(ひちょ)を取り落した。

 

曹操と劉備

 

こうしてみると、曹操は相当に劉備を買っている事が分かります。どうして、曹操が劉備を買っていたのか、その説明は出てきませんが、ここに至るまでにも劉備は、公孫瓚陶謙、呂布と、多くの群雄を渡り歩いて殺されもしないので、時流を見抜く力に脅威を感じていたのかもしれません。曹操が公式にライバルと認めたのは劉備だけなので、狭義のライバルでは劉備こそが曹操のライバルと言っても過言ではないでしょう。

 

・劉備は曹操公認ライバルという点にコメントした方は

朝まで三国志2017 観客 モブ

 

seagreentaka(シーグリーンタカ)さん

劉備は曹操自身が英雄と認めているから別格ですね。

以上の1名様でした。

 

読者と作る!はじめての三国志

 

劉備の元で1チーム手強い組織力

五虎大将軍b 関羽、張飛、馬超、趙雲、黄忠

 

劉備にあり袁紹になかったのは一致団結した組織力でしょう。圧倒的な兵力と物量を持つ袁紹が、ついに曹操に敗れたのは陣営が利害が対立する二派に分かれて、許攸のような裏切り者を出した為です。

 

許攸 兵糧のありか教えますひひひ

 

逆に劉備の組織は袁紹の組織よりずっと小さいものでしたが、最初から最後まで一丸になってまとまり、曹操に対峙していました。劉備の傭兵団は鉄の団結を誇り、長坂で曹操軍に追いつかれて壊滅し、散りぢりバラバラになっても、夏口に留まった劉備の下にポツポツと集まってきた程です。

 

株式会社三国志で働く劉備と孔明

 

益州に入ってからは、組織も整備され整い、劉備を頂点に国を建国するまでになりました。部下を背かせない人間的な魅力は、劉備の持ち味といえ、袁紹や孫権のような曹操のライバルに引けを取るものではありません。

 

・劉備の組織力やカリスマに注目した皆さんは

朝まで三国志2017 観客1 モブ

 

ヨシトピコさん

トータルで劉備セット!臣下込みで!!それは無しかぁ〰️( ≧∀≦)ノ

 

川健(かわけん)さん

劉備。さらに言えば劉備を支持する民

 

斉藤慎太朗(さいとうしんたろう)さん

『劉備』が最大の敵かなぁ~

『関羽、張飛趙雲❨猛将3名❩』

&『諸葛亮❨天才軍師❩』

※後から『馬超黄忠❨猛将2名❩』が追加

 

oosugi hiroshi(おおすぎひろし)さん

劉備には関羽、張飛、趙雲、馬超、黄忠、諸葛亮、龐統馬良魏延法正糜竺(びじく)孫乾(そんけん)等の名将が多く。人望も多かったので、大変な強敵でした。

 

じつどうだいすけさん

本命は劉備、対抗は孫権、大穴は曹丕。曹丕は、父が曹操という事で、割りを食っている感じです。

 

以上5名の皆さんでした。

 

まとめ

 

劉備は1位だったものの、コメント数は少なく、もっと応援コメントがあればいいなと思いました。はじめての三国志TVでは、今後も三国志にまつわる様々なアンケートを実施しますので、皆さま、どしどしコメントと投票をお願いします。

 

はじめての三国志読者の声

 

ASMR

 

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
kawauso

kawauso

台湾より南、フィリピンよりは北の南の島出身、「はじめての三国志」の創業メンバーで古すぎる株。もう、葉っぱがボロボロなので抜く事は困難。本当は三国志より幕末が好きというのは公然のヒミツ。三国志は正史から入ったので、実は演義を書く方がずっと神経を使う天邪鬼。

-一億二千万人の三国志