呂布特集
if三国志




はじめての三国志

menu

はじめての変

【意外と知らない?】孫子の兵法を読んだ偉人達!曹操やビルゲイツも愛読、人生や経営に役立つ名言が詰まった兵法書




孫子の兵法 wiki

 

歴史好きでなくても一度は聞いたことがあるのが、中国の兵法書である「孫子の兵法」。

孫子の兵法は、三国志よりもさらに昔の中国古代・春秋時代に活躍した孫武によって書かれた兵法書で、

戦争の記録を分析・研究し勝利を得るための指針を理論化したものです。

 

三国志でも多くの英雄が孫子の兵法を読み、数多くの戦績をあげました。

さらに、孫子の兵法は中国だけではなく、世界にもその影響を及ぼしました。

今回は、孫子の兵法を読んだ歴史上の人物とその活躍について紹介をしていきます。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:三国志を楽しむならキングダムや春秋戦国時代のことも知っておくべき!

関連記事:キングダムと三国志の違いって何?時代を追ってみる

 

 

三国志で一番の愛用者、曹操

孫子の兵法 曹操

 

曹操(そうそう)は、孫子の兵法を戦いだけでなく政治や人材育成にも活用していました。

その力の入れようはかなりのもので、なんと孫子の兵法を編集し直したのです。

その孫子の兵法を「魏武注孫子」(ぎぶちゅうそんし)といい、現代に残る孫子の兵法は「魏武注孫子」によって残されたものです。

 

関連記事:【はじめての孫子】第1回 そもそも孫子って、何?

関連記事:武経七書(ぶけいしちしょ)って何? 兵家を代表する七つの書物

関連記事:現代ビジネスマンの必携の書?兵法書『孫子』とその作者について

 

 

北伐で見る諸葛亮の孫子の兵法

孔明

 

北伐は、蜀が魏討伐に向け進軍する戦いです。

この戦いでも諸葛亮によって、孫子の兵法は活用されていました。

諸葛亮が北伐をする際に上奏した出師の表も、孫子の兵法に基づいて行われたものです。

出師の表により、蜀の皇帝劉禅や蜀の武将が、同じ気持ちで北伐に向かえる様に意思統一を図ったのです。

 

また、厳罰や兵の休暇についても孫子の兵法の影響がありました。

孫子の兵法には、「普段から、法令が公平適正に実施されていれば、民衆はよく服従する。」というものがあります。

諸葛亮は、これを厳格に守っていました。

 

関連記事:諸葛亮の出師の表って、一体何が書いてあるの?

関連記事:孔明の北伐はノープランだった!?北伐の意図は何だったの?

関連記事:孔明の北伐の目標はどこだったの?

 

泣いて馬謖を斬る

泣いて馬謖を斬る諸葛亮

 

そのエピソードとして有名なのが、命令違反を犯した馬謖(ばしょく)を切り捨てたことです。

馬謖といえば、諸葛亮が最も可愛がっていた部下であり、諸葛亮の後継者として育てていた人物です。

しかし、馬謖は戦いの最中に命令を無視して、蜀を敗戦に導いてしまいます。

これに対し諸葛亮は、軍律か愛弟子のどちらかを選ばなくてはならなくなり、軍律のために馬謖を切り捨てました。

また、蜀の兵は交代で休暇をとる制度を採用していました。

諸葛亮は、敵が迫っていることに関係なく、この取り決めをしっかりと守って、兵に休暇を取らせました。

 

関連記事:【悲報】泣いて馬謖を斬る!は嘘だった?馬稷の死は敗戦の責任のみでは無かった!?

関連記事:三国時代の故事成語『白眉』と『泣いて馬謖を斬る』

 

孫子の兵法により成長した呂蒙

呂蒙

 

「呉下の阿蒙」と呼ばれた呂蒙(りょもう)は、武勇のみの猛将でした。

この呂蒙に対し、知略を身に着けるように勧めたのが、呉の君主である孫権(そんけん)です。

 

呂蒙孫権の助言に応えるために、必死に勉強をします。その時、勉強に使われたのが「孫子の兵法」です。

その後の呂蒙は、魯粛と会談し「士別れて三日なれば、即ち更に刮目して相待すべし」とまで言わせました。

 

朝まで三国志 劉備

 

武勇と知略を備えた呂蒙は多くの戦績を挙げますが、魏に対抗するため蜀が統治していた荊州南部を奪還したのは大戦績となりました。

この時、劉備(りゅうび)の義弟である関羽(かんう)を破り処刑したことで、張飛(ちょうひ)は配下に殺され、復讐に走った劉備夷陵の戦いへと向かいます。

魏との戦いに向けて蜀にダメージを与えたのは、知略のなせる技といえるでしょう。

 

関連記事:『三国志』人気を数字から考えてみる

関連記事:歴史上最も有名な義兄弟の誕生!桃園の誓い

関連記事:涙なしには語れない桃園の結義

関連記事:三国志とキングダムのそっくり武将は誰?|信と呂蒙

 

日本で孫子の兵法を体現した武田信玄

真田丸 武田信玄

 

武田信玄は、日本の戦国時代に甲斐国(現、山梨県)を統治していた大名です。

武田信玄の旗印に使われた「風林火山」は、孫子の兵法から取られた言葉です。

厳密には、「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山」という一文を引用しています。

武田信玄は、戦国時代において、孫子の兵法をフル活用していた人物で、特に篭城する敵を心理戦で誘い出し殲滅する戦いを得意としていました。

その戦法には、後の天下人である徳川家康も敗れていて、この時の恐ろしさを忘れないように、無事に帰還したときの恐れた自分の姿を絵に描かせたほどです。

その後、徳川家康は武田信玄を研究し、天下統一を果たします。

また、武田信玄は戦い以外にも孫子の兵法を取り入れており、股引の色を統一することによりスパイを判別し、敵に情報を知らせないために独自の言葉を使わせました。

ちなみに、この独自の言葉は現在の甲州弁として受け継がれています。

 

西洋に渡った孫子の兵法を学んだナポレオン

ナポレオンと曹操

 

フランス共和国皇帝であるナポレオン・ボナパルトは、孫子の兵法を愛読していました。

ヨーロッパに孫子の兵法が入ったのは、意外と遅く16世紀末のことです。

ナポレオンが読んだとされる孫子の兵法は、フランス語に翻訳されたもので、戦いだけでなく行軍中の補給にも活用していました。

また、軍人としても優れていたナポレオンは、孫子の兵法を活用した戦法で負けなしの軍隊を築きます。

 

関連記事:意外に似ている曹操とナポレオン、英雄対比してみた

関連記事:見た目で比較してもいいですか?曹操とナポレオン

 

最強艦隊を破った東郷平八郎

東郷平八郎 wiki

 

日本海軍司令官の東郷平八郎もまた孫子の兵法を愛読していた人物の一人で、日露戦争に唯一持って行ったのが孫子の兵法です。

東郷平八郎は日露戦争において、当時最強艦隊と言われたロシアのバルチック艦隊を破った人物で、この時、艦隊戦の戦法の一つである丁字戦法を採用した背景には孫子の兵法があり、戦局の主導権を握ったと言われています。

結果は日本軍の圧勝に終わり、当時白人が優位にあった世界に有色人種が勝利するという衝撃を世界に与えました。

その後、日本はアジアで唯一の列強国となりました。

 

組織的に孫子の兵法を取り入れたアメリカ軍

 

ベトナム戦争で撤退を余儀なくされたアメリカ軍は、戦略を取り入れるために孫子の兵法に注目しました。

特に、湾岸戦争ではアメリカ軍関係者に孫子の兵法を配布し、軍事学校では孫子の兵法を必読教材、必修科目に設定しました。

その結果、湾岸戦争では正面攻撃と見せかけ別動隊による奇襲作戦により、地上戦を100時間で終了させます。

 

関連記事:三国志で複雑なシリア内戦をザックリ解説

関連記事:劉備も関羽もイスラム教徒?中東シリアで流れる三国志アニメ

関連記事:三国志でイラク戦争を考えてみようじゃないか

関連記事:二つの中国はどうして出来た? 台湾問題を三国志で分かりやすく解説するよ

 

孫子の兵法の愛読者ビル・ゲイツ

ビル・ゲイツ

 

孫子の兵法は戦争だけでなく、ビジネスにも活用されています。

マイクロソフトの創始者であるビル・ゲイツもその一人です。

ビル・ゲイツは、若いころから孫子の兵法を愛読し、事業躍進の基本戦略に役立ててきました。

 

三国志ライター黒太子の独り言

黒太子

 

孫子の兵法は、紀元前に孫武によって書かれた兵法書ですが、2000年以上の歴史を経過した現代でも第一線として活用できる書籍の一つです。

過去から現在に至るまで、数多くの偉人たちの手に渡り、輝かしい勝利を収めてきました。

曹操や諸葛亮、呂蒙など歴史の偉人たちが読んでいた書物を、現代でも読むことができるのは感慨深いものがあります。

 

また、現代の戦争ともいえるビジネスに活用できることも孫子の兵法の魅力の一つで、

その汎用性の高さや、読み手による捉え方、時代への即応力など、書籍として必要最低限しか記されていないことも現代まで残った理由だと言えます。

孫子の兵法を読んだから成功する訳ではありませんが、

成功した人物の多くは孫子の兵法を読んでいます。成功した人物が手にした孫子の兵法を読んでみてはいかがでしょうか。

 

はじめての三国志全記事一覧はこちら

関連記事:海音寺潮五郎の小説『孫子』ってどんな作品なの?【はじめての孫子 番外編】

 

最強の戦略教科書『はじめての孫子の兵法』
はじめての孫子の兵法

 

 




黒太子

黒太子

投稿者の記事一覧

自己紹介:

こんにちは、黒太子です。歴史については、日本から世界まで幅広く興味を持っています。

HNの黒太子は、ジャンヌダルクが活躍した百年戦争のエドワード黒太子からです。三国志は、歴史に興味を持つキッカケになった作品です。

噛めば噛むほど味が出るところ、知れば知るほど新しいことに出会うところに、特に魅力を感じています。

関連記事

  1. 三国志の地図(州) 三国志地図|中国にも九州があった?州について分かりやすく解説
  2. 【真田丸】三谷幸喜ならやりかねない?実は生きていた真田信繁!!頴…
  3. 歴史上の最強の弓の使い手は誰?太史慈?李広?源為朝?立花宗茂?
  4. 馬謖の失敗に嘆く孔明 馬謖は街亭の敗戦の後、何を画策したの?孔明を裏切る行為で憂え悲し…
  5. 周瑜の魅力 周瑜が長生きしていたら三国志はどうなったの?二国志になっていた可…
  6. 蒋琬と姜維と王平 【シミルボン】戦だけが能じゃない?三国志の英雄達を詩で比較してみ…
  7. はじめての三国志 画像準備中 豫譲(よじょう)とはどんな人?士は己を知るものの為に・・執念の暗…
  8. 孫権 曹操の誕生日に孫権から贈られてきたとっても嬉しくない贈り物って何…

google検索フォーム

過去記事を検索できます

ピックアップ記事

  1. 榎本武揚
  2. キングダム
  3. 華佗
  4. 王翦
  5. 曹沖が亡くなり悲しむ曹操
  6. 読者の声バナー(はじめての三国志)
  7. 幕末 魏呉蜀 書物
  8. 三国志大学で勉強する劉備
  9. 明智光秀 wikipedia

おすすめ記事

  1. 司馬懿は雨がラッキーアイテムだった!?
  2. 三国夢幻演義 龍の少年 第8話「運命の攻防」配信日が決定しました 三国夢幻演義バナー 龍の少年
  3. ペリーとプチャーチン日本を研究した二人から日本人の弱点を探る
  4. 袁術は反董卓連合軍の解散後どこで何をしていたの?
  5. ここを押さえれば大丈夫!NHK大河ドラマ『真田丸』を100倍楽しむ方法!
  6. 戦国大名が抱えていた忍者集団を紹介

三國志雑学

  1. 陳羣と曹丕
  2. 黄巾賊
  3. 顔良と文醜
  4. 担がれる劉邦
“はじめての三国志150万PV" “はじめての三国志Youtubeチャンネル" “広告募集" “誤字・脱字・誤植などの報告フォーム"

はじめての三国志 書籍情報


著:kawauso 価格480円
※Kindle読み放題対応

ピックアップ記事

  1. 徳川家を守った篤姫
  2. 明智光秀 麒麟がくる
  3. キングダム 始皇帝
  4. 水時計
  5. 上杉謙信

おすすめ記事

はじめての三国志編集長 kawauso 【10月の見どころ】10/12公開予定:【濡須口の戦い功労者列伝】なんども挽回したタフな将軍徐盛 曹丕、女心を詩で歌う ごめんねディスしてキャンペーン 来島又兵衛、禁門の変に死す!長州だけにやっぱり最後はキレたのか? 豊臣秀吉 戦国時代2 お笑いウルトラクイズか?大田城、水攻め爆発で落城!秀吉のリベンジはハンパ無い 熱血曹操 若かりし曹操は熱血漢 【閲覧注意】血煙上がる『三国志』きれいなお花を咲かせた将軍たち 史進(水滸伝) 【水滸伝】史進の活躍は最初だけ?108星最初の豪傑の最期も呆気なかった 孟嘗君 孟嘗君(もうしょうくん)とはどんな人?戦国七雄に絶大な影響力を及ぼした戦国四君【成人編】

はじさん企画

“if三国志" 英雄の死因 “三国志とお金" “はじめての漢王朝" “はじめての列子" “はじめての諸子百家" “龍の少年" “読者の声" 袁術祭り
李傕祭り
帝政ローマ
広告募集
まだ漢王朝で消耗してるの?
HMR
ライフハック
君主論

ビジネス三国志
春秋戦国時代
日常生活
曹操vs信長
架空戦記
ライセンシー
北伐
呂布vs項羽
英雄の武器 編集長日記
はじめての三国志TV
“曹操孟徳" “黄巾賊" “赤壁の戦い" “THE一騎打ち" “夷陵の戦い" “kawausoのぼやき記事" “よかミカンのブラック三国志" 英雄の墓特集 誤字・脱字・誤植などの報告フォーム
“水滸伝"

“三国志人物事典"

PAGE TOP