簫何(しょうか)とはどんな人?内政なら私にお任せ!影で劉邦を支え続けた漢の三傑の一人

韓信の反乱





韓信

 

簫何は一兵卒から大将軍へ引き上げた韓信が、長安で反乱を起こそうとしていると

呂雉(りょち)から知らされます。

簫何は呂雉と策を図り、彼をおびき寄せます。

韓信は自分を引き立ててくれた簫何の言を信じ、王宮へやってきます。

この時呂雉が近衛兵を使って彼を捕えて処断します。

こうして韓信の反乱を未然に防ぐことに成功します。

簫何は韓信の反乱を未然に防いだ功績により、

臣下の最高位である「相国」の位を与えられ、「剣履上殿(剣を身に帯びたまま

宮殿に行く事。」「入朝不趨(宮殿に入った時に小走りしなくてもよい)

「謁讃不名(皇帝に謁見した際実名で呼ばれない)の三つの特典と領地を得ます。

こうして漢王朝最大の家臣となった簫何ですが、自らにも危険が迫って

来ます。



食客召平のアドバイス

䔥何、韓信、張良 シルエット

 

劉邦の挙兵当時から付き従ってきた漢建国の立役者陳豨(ちんき)も

劉邦に嫌気がさし反乱を起こします。

劉邦は挙兵当時から付き従っていた陳豨が反乱を起こしたことに

激怒し、自ら兵を率いて出陣します。

簫何はこの時漢の内政に励んでいたが、

ある日食客の召平が簫何に対して「陛下があなたに「相国」の位や特典、

領土を授けたのはあなたを疑っているからです。」とアドバイスします。

簫何は彼の意見を聞き、自らの領地を返上し、私財を寄付して劉邦の陳豨

討伐の軍資を助けます。

劉邦は簫何のこの行為に大いに喜びます。

しかし表面上は喜んでいた劉邦ですが、彼を全幅に信頼しているわけでは

ありません。

そのため再び簫何に危機が訪れます。




三度目の疑心暗鬼

張良 劉邦

 

劉邦は簫何の助けもあり、陳豨の反乱を鎮圧します。

しかし翌年黥布が反乱を起こします。

劉邦は劉賈(りゅうか)と劉交(りゅうこう)を黥布討伐に向かわせます。

しかし劉賈は黥布に討ち取られ、劉交は敗北します。

この事態に劉邦は驚き、自ら軍を率いて出陣。

こうして黥布討伐に出陣した劉邦は、再び簫何へ幾度も手紙を届けます。

簫何は劉邦の三度目の疑心をかわす為、金を高利で貸したり、土地を買い占めて

いきます。こうする事で自らに反乱の意志が無い事を示します。

この作戦は上手くいき劉邦の疑心が薄れ、以後彼を疑う事は無くなります。

 

親友曹参に後を託す

張良と劉邦

 

こうして劉邦の疑心をかわし続けた簫何であったが、重病に陥ります。

彼は昔親友であった斉の相国である曹参(そうしん)

自らの後継に指名します。

こうして後継を指名してから数日後、漢の相国簫何は亡くなります。

簫何は死後文終侯と諡を送られます。

 

三国志ライター黒田廉の独り言

黒田廉

 

彼の死後息子は短命で亡くなってしまいます。その後息子の子供が跡を継ぎますが、

彼は罪を犯し、領地を没収されます。

こうして簫何の家は没落したと思いきや武帝の時代に復活します。

その後も幾度か没落と再興を繰り返していき、なんと彼の子孫は

南北朝時代にまで生き延びます。

そして驚きなのは彼の子孫は南朝時代の北斉という国を建てる事になります。

彼の血筋は漢の時代を飛び越え、数百年後にまで残り、活躍する事に

なります。

「今回の楚漢戦争時代のお話はこれでおしまいにゃ。

次回もまたはじめての三国志でお会いしましょう

それじゃまたにゃ~」

 




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この記事を書いた人:黒田廉(くろだれん)

 

黒田廉

■自己紹介:

横山三国志を読んだことがきっかけで三国志が好きになりました。
その後の日本史・中国史を学びました。
またいろいろな歴史小説を読んでおります。現在はまっている歴史小説は宮城谷昌光氏の劉邦です。

■歴史人物:

張遼孟嘗君、張作霖など

■何か一言:

今年も頑張ってはじさん盛り上げていくにゃー!!

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