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曹髦(そうぼう)とはどんな人?曹植に匹敵する才能を持ち、曹操に見劣りしない武略を持っていた為に、殺害されてしまった皇帝

この記事の所要時間: 744




曹操

 

曹家は曹丕(そうひ)曹叡(そうえい)という優れた皇帝を輩出します。

しかし三代目の皇帝は素行が悪いことから、すぐに退位させられてしまいます。

そして四代目の皇帝に曹髦(そうぼう)が就任します。

彼が皇帝に就いたときは、司馬氏が魏の実権を握っていたため、

皇帝はかなり圧迫されておりました。

そんな皇帝曹髦は、成人するとある決断をします。




魏の国を盤石にするも、戦下手であった魏の皇帝曹丕

曹丕

 

曹操が基礎を作り上げ、中華の半分を領土とした魏は、

二代にわたって優れた皇帝を輩出しております。

魏の初代皇帝は曹丕(そうひ)です。

彼は後漢が腐敗した原因が宦官に大きな地位を持った事だと考えます。

そのため宦官の地位を必要以上に高位へ就ける事を禁止。

さらに皇族が力を持つと国が乱れる事になるとして、

皇族の力を削ぐ事に力を注ぎます。

また内政面でも力を注いでいたこともあり、大きな飢饉などに見舞われる事なく、

安定した国づくりを実現します。

しかし軍事はあまり上手くなく、呉に幾度も攻め込みますが、

勝つ事は出来ませんでした。




名君と暴君の二つを兼ね備えた三代目皇帝・曹叡

 

曹叡

 

二代目皇帝は曹丕の息子である曹叡(そうえい)が就任します。

彼の時代は蜀の諸葛孔明の北伐が本格始動した時期でした。

また孔明の北伐に連動して呉も北伐を行った為、

魏は両面作戦を行わなくてはなりませんでした。

曹叡はこの厳しい時期を自ら諸将に指示を出し、領土を守ることに成功。

こうして軍事面では成功し、家臣の諫言もしっかりと受け入れた名君・曹叡ですが、

土木工事が大好きでした。

彼は孔明の北伐が行われている間から宮殿を作る計画を練り造営工事を行います。

家臣達が必死になって彼に諫言を行い、宮殿の規模は小さくなりましたが、

造営そのものを中止にすることはありませんでした。

 

司馬昭によって廃位させられた三代目皇帝曹芳

曹幹

 

曹叡の跡を継いだのはまだ幼い皇帝である曹芳(そうほう)です。

彼は曹叡の遺言によって皇帝に就いた人ですが、パパが誰だかはっきりしない皇帝です。

曹芳は皇帝に就くと、曹真の息子である曹爽(そうそう)と孔明の北伐を食い止めた

功臣・司馬懿(しばい)二人の補佐を得て、魏の政権を運営します。

 

司馬家が魏の実権を握った後、皇帝の位を下ろされる

司馬懿 仲達

 

はじめは二人で協力して仲良く曹芳を補佐してくれた事もあり、

魏の政権は大きな失敗に見舞われることなく運営されておりました。

しかし曹爽の側近達が彼に権力を独占なさいと焚き付けたことで、

司馬懿との仲が悪くなっていきます。

その後曹爽と司馬懿は生き残りをかけた政争を開始。

この政争の結果、司馬懿が曹爽に勝ち魏の実権は司馬家が握ることになります。

皇帝・曹芳は司馬家が魏の実権を握ると酒と美女におぼれたことが原因で、

司馬懿の息子である司馬師によって、彼は皇帝の位を下ろされてしまいます。

 

才能は曹植・武は曹操に匹敵する四代目皇帝

曹宇

 

今回の主人公である曹髦(そうぼう)がやっと登場です。お待たせいたしました。

彼は文帝である曹丕の孫にあたる人物で、司馬昭に選ばれて皇帝に就任します。

司馬昭は彼が皇帝に就任する時、

自ら見に行かず側近である鍾会(しょうかい)に行かせます。

鍾会は曹髦をしっかりと見極め、司馬昭に報告します。

鍾会は司馬昭に「才は陳思王(曹植が最後に就任した王位)に比肩し、

武勇においては太祖(たいそ=魏の太祖は曹操の事)に匹敵します。」と報告。

司馬昭はこの報告を聞き、大いに彼を警戒します。

 

大赦を行い魏の政権の復興を開始する

罪人

 

曹芳は皇帝に就任すると早速大赦を行い、罪を受けていた者達を全員解放します。

その後宮廷における無駄な費用を削除し、財政削減に乗り出します。

まず、自分が豪華な輿に乗るのをやめ、後宮においてきらびやかな装飾品の類を

着ける事をやめさせます。

こうして魏の政権の安定を図ると共に、民衆の負担を軽くしようと考えます。

魏の政権を握っていた司馬昭は、皇帝が聡明過ぎる事に対して警戒し始めます。

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